スタパ齋藤の「スタパブログ」

 マンフロット(Manfrotto)の「405 - ギア付きプロ雲台(405 Geared Head)」を使い始めた。カメラをセットする台座ですな。

 以前に買ったが、ちょっと大きいと感じ、これより小さい「410 - ギア付きジュニア雲台(410 Junior Geared Head)」を使ってきた。のだが、思うところあって、「ちょっと大きい」と感じたほーを再度使い始めた。

 405や410の「ギア付き雲台」は、精密なフレーミングをしたい人のための雲台。ブツ撮り、風景撮影、建築物撮影など、いろいろな場面で役立つと思う。

 というのは、ギア付き雲台には「上下・左右の傾き」と「左右の向き」を微調整する機構があるから。3つの黒いノブを回すと各軸の角度を少~しずつ変えていける。一気に変えることもできる。

 そういう用途なら「自由雲台」のほうがいいのでは? と思いがちだが、自由雲台だと「どれかひとつの軸だけ角度を変える」ということができない。405や410の「ギア付き雲台」の場合、まず水平をピッタリと合わせてから、レンズの仰角のみ変えたり、あるいはレンズが向く方向だけ変えたりできるのだ。

 さておき、大きい方の410を使い始めたんですけど、慣れるとこっちのほうがイイですな。より安定感が高くて。ただ、410と405、角度を変えるために回すノブの方向が「1つだけ逆」なのだ。410と405を併用すると混乱する。集中が途切れる感じ。併用しようと思ったが、ちょっと考えモノかもしれない。

マンフロットの「410 - ギア付きジュニア雲台」。カメラの上下・左右の傾きと左右の向きを個別に微調整できる雲台なんですな。
こちらは「405 - ギア付きプロ雲台」。410よりも頑丈だが、ノブの回転には少々力が要る。ただし安定感はこちらのほうが高い。
ギニャヘッニョってニャにかしら? カメラらしい。うかちゃんはカメラに興味がないです。ぼくもです。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。