スタパ齋藤の「スタパブログ」

 新しい楽器系アプリがリリースされると思わずパクッと購入&インストールしちゃう俺。だってハードウェアの楽器よりずーっと安いし気軽に使えるんですもの~。的な。

 最近パクッとポチッた楽器系アプリでけっこー衝撃的だったのが、AKAI ProfessionalのiPad用のサンプラーアプリ「iMPC Pro」だ。期間限定で1300円(本来は2000円)というコトで思わず買ったカタチだが、使ってみたら2000円でも安いように感じた。

 AKAIの定番ハードウェアサンプラーでMPCシリーズという製品があったが、この「iMPC Pro」はiOS版のMPCシリーズサンプラーといったところ。パッドを叩いてサウンドを再生しつつ、音楽を組み上げていく、音楽制作ツールだ。

 この「iMPC Pro」について凄いなあと思うのは、このアプリだけあればサンプリングからトラックメイキングまで全部できちゃうところ。手持ちの楽器などを録音(サンプリング)すれば音声素材となる。パッドを叩けば録音した音が鳴る。それを積み重ねれば楽曲にになる。ていうかまさにハードウェアのMPCシリーズとだいたい同じことができる。

 2000円(期間限定で1300円)のアプリとiPadだけで、MPCが手に入る。しかも、ハードウェアのMPCと比べると、いろいろな箇所が非常にわかりやすくなっていて、操作性もよくなっている感じで、ハードルが低くて使いやすい♪

 元ハードウェアMPCユーザーの俺の場合、あーもー「iMPC Pro」専用のiPad買おうかな~くらいの気分なのであった。まあ、使い勝手的な印象はユーザーによると思うが、良いアプリが出たなあと思う。

 ちなみに、「iMPC Pro」とは別に、「iMPC」という簡易版MPCアプリがある。「iMPC」のお値段は700円だが、そのぶん機能もかなり簡易的。「iMPC Pro」が出た今となっては……「iMPC」はスルーして「iMPC Pro」を買ったほーがいいかもしれない。

AKAI ProfessionalのiPad用のサンプラーアプリ「iMPC Pro」。64トラックを使って音楽を組み上げて行けるソフトウェアサンプラー兼DAWだ。
ニャンプラーってニャにかしら? 音が出るらしい。うかちゃんの猫耳は音がよく聞こえるの。ぼぼぼ、ぼくも聞こえるの。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。