スタパ齋藤の「スタパブログ」

 小さな鍵をけっこー使います。たとえばキャリーバッグのファスナースライダーの引き手(つまむ部分)同士を留めるのに使うような、小さな鍵類ですな。当然ではありますが、外出先では多用します。

 使うようになったのは、かな~り昔、友達とスノーボードをしに行ったことから。食事中にスノーボードの盗難事件が起きました。ワタクシたちのボードは盗まれなかったんですが、「あんな大きなモノでも盗まれるんだ」と衝撃を受けました。その後、スノーボードをロックできるワイヤータイプの鍵を使うようになりました。

 が、考えてみれば、たいていの鍵類は簡単に壊せます。強靱な工具を使えばワイヤータイプのロックのワイヤー部分を切断できます。上記のキャリーバッグの「ファスナースライダーの開き止めロック」をしていても、ファスナー自体は容易に壊れて、簡単に中身を取り出せます。その気になれば、たいていのロックは突破できちゃうんですな。

 でも鍵は効果的だと思います。恐らく、鍵がかけられている時点で、盗人は「もっとラクに盗めるのを狙おう」と考えるでしょう。盗人が「これはどうしても絶対盗む!!」と考えるなら話は違いますが、盗人にとってロックの突破は大きなリスクになるでしょうから、鍵かけ自体が盗人の寄りつき防止になると思うわけです。

 釣り人としてわりとよく耳にするのが、「釣り具の盗難」です。ロッド(釣り竿)やリールを盗まれた、みたいな。そういった釣り具のなかには非常に高価なものも少なくありませんので、確かに盗人のターゲットになりやすそうです。

 釣り具泥棒のひとつの手口として、釣り人が休憩のため桟橋に残したボートが狙われるとか。そういうボート上にはわりとフツーに釣り具が置かれています。盗人は別のボートに乗ってそのボートにサッと近づき、めぼしいものをババッと盗って、ボートで水上を去って行くんでしょうな。車上荒らしならぬ船上荒らし。

 てなコトを知ってから、やむを得ずボート上に釣り具を残していく場合は、釣り具に小型の鍵を取り付けています。また、鍵と鍵をワイヤーで接続し、それを丸ごとボートに接続してしまうこともあります。こうすれば、簡単には盗めません。

 ただ、小型の鍵なので壊せますし、ワイヤーも工具があれば切れる程度の強度です。が、恐らく盗人の気分としては「こんなに鍵かけてあると面倒だからほかのを狙おう」となるように思います。まあ、絶対に盗まれたくないなら、ボート上に釣り具を放置しないに限りますけど。

釣り具からある程度離れる場合、ロッドやリールに小型の鍵を付け、ワイヤーでまとめてどこかに固定しています。見るからに盗みにくそう!?
うかちゃんはニャわいいので猫さらいが心配ニャの。ぼぼぼ、ぼくはもっとニャわいいのでもっと心配ニャの。ニャニャニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。