スタパ齋藤の「スタパブログ」

 だいぶ前に買って、ちょこちょこ使ってきた「Apple Watch」。モノとしては「Apple Watch Sport 42mm スペースグレイ」を使っていたんですが、先日、キレイにして初期化して、そっと元箱に戻しました。専用充電スタンドなんかも買って気合入れて使い始めたんですが、結局ワタクシには合わなかった感じです。

 使えば使ったなりに便利ですし、「なるほどこういうのはApple Watchとかじゃないとできないかも」という近未来的驚きもあります。手首に通知が来ることは、自分にとって意味のある情報や、時間が向こうから知らせにくるという感覚でグレイトです。体の情報がiPhoneに伝わり、分析され可視化さるのも愉快。色々とイイんですが、同時に違和感もあったりして。

 まず、そもそもワタクシはそれほど積極的に通知を受けたいのか? 知りたいのか? みたいな部分。人によりますし、必要性にもよりますが、ワタクシの場合は「滞りなく流れている時間が、各種通知により寸断される感覚」がストレスになりました。落ち着きがチョロッと乱される感覚。

 だいたい、「心当たりのない電話やメールは全部無視で一切拒否」みたいな方向のワタクシです。ので、それらが急に手首に直接通知されるようになったら、「あら便利」も少しありましたが、「うわ何このウルサさ!!」というストレスの方が大きかったんですな。

 腕時計として考えると、そーとー無理がある感じ。フツーの腕時計だと「手首を見れば時刻がわかる」は当然ですな。視線移動だけで時刻がわかるわけですが、「Apple Watch」の場合は手首で特定の動作をする必要があります。差は手首を動かす必要があるかどうか程度なんですけど、「見れば時間がわかる」のが当然だと刷り込まれているので、やはり「あ〜手首を動かすのか」と一瞬注意する=意識の寸断みたいな感覚が訪れ、これも違和感でした。あと、腕の動作によって手首の表示がパッと点いたりして、いちいち気を取られて、これも違和感と言えばそうです。

 頑張って設定すれば、いろいろな「これはヤだな」「ここ不便だな」を解消できるApple Watchです。ので、上記のストレスも、実際はけっこー減らせて、「快適さ」「便利さ」だけに絞っていけます。しかし、その方向で設定しているときに「こんなに頑張って使うものかな?」と思ってしまった、というのも正直なところです。

 関係ナイんですけど、電車やバスに乗っててよくヤルのが、「何人中何人がスマートフォン類をイジっているか?」という観察です。路線にもよりますが、首都圏だといつもだいたい6〜7割がイジってる感じ。一方、ワタクシは「端末を見ないと困る」という場合以外は、あんまりイジりません。景色を見たり人を見たり、考え事をしたりしてる感じ。

 なので、「Apple Watch」に対するワタクシの感覚は、ある意味マイノリティかもしれません。ともあれ、またそのうち、興味が出たら再度「Apple Watch」を起動してみたいと思います。

アップルの「Apple Watch Sport 42mm スペースグレイ」。外見はシンプルで、装着感もわりとイイ感じでした。※画像はメーカーウェブサイトより抜粋。
時計としては文字盤を自由に選んでアレンジできるのが愉快♪ 緻密な表示で見やすく、高級感もありました。※画像はメーカーウェブサイトより抜粋。
うかちゃんは猫だから時間が直感的にわかるの。ぼぼぼ、ぼくもわかるけど、何時にごはんを食べたか忘れたのでシーバくニャさい。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。