スタパ齋藤の「スタパブログ」

 去年の年末に片付けをしていたら、10年以上前のフィルムスキャナが出てきました。しかも2台。ご丁寧にシッカリと梱包されていて、とてもキレイな状態です。出てきたのは、 ニコンの「SUPER COOLSCAN 5000 ED」と、エプソンの「マルチフォトスキャナF-3200」です。

 どちらも2004年の年末頃に「アナログ写真をデジタル化しよう!」と考えて導入したもの、と記憶しております。が、実際にスキャンを開始したら、アレコレと時間がかかるので「今回はここまでで、残りの作業は近未来の俺に委ねよう」とか思って全部先送りにし……たまま、10年以上経ってしまいましたとさ、めでたしめでたし。

 もしかしたら、今でも使える? と思いましたが、そもそもドライバが古く、古いOSも手元になく、既にメーカーのソフトウェアアップデートもサポートも行われていません。ダメモトでMac OSに付属ドライバをインストールしようとしましたが、完全にダメでした。

 でも、どちらもなかなか高性能なスキャナです。とくにニコンのは。このまま捨てるのモッタイナイ~。

 そう考えて軽く「復活方法」を模索&検索してみたら、すぐに対応ソフトが見つかりました。「VueScan Scanner Software」です。なんと「2800種類以上のスキャナに対応」しています。Windows版、Mac版、Linux版があります。

 フリートライアルのMac OS X版をインストールしてみたら、上記2機種のスキャナがアッサリと復活しました。定番ソフトのようで、検索してみるとユーザーによる使いこなし情報も発見できます。

 でも、手持ちのネガやポジのフィルムを全部スキャンする気にはなれません。かなりの量なので、絞り込んで「アナログ写真のデジタル化」を進めたいと思います。フィルムを見て、デジタル化したいものだけスキャン、てな感じ。

 しかし、面倒なのがネガフィルムのチェック。色調反転&オレンジ色ベースがあるので、肉眼では何が写っているのかよくわかりません。上記ソフトでプレビューすればいいわけですが、それもかなり面倒。何か「ネガフィルム上の画像を手早くチェックできる方法」はないのかな~、と、現在あれこれ模索中です。

ニコンの「SUPER COOLSCAN 5000 ED」(左)と、エプソンの「マルチフォトスキャナF-3200」(右)。どちらも2004年に購入したスキャナです。
対応機種2800以上のスキャニングソフト「VueScan Scanner Software」。スタンダード版が39.95ドル、プロフェッショナル版が79.95ドルです。
うかちゃんもフィルムのニオイを嗅ぎたいニャ。ぼぼぼ、ぼくもフィルムのニオイを嗅いでから猫缶とシーバを食べたい。ニャ。ニャニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。