スタパ齋藤の「スタパブログ」

 最近では、本を買う時になるべく電子書籍を買うようにしています。しばらく前まで「紙でも電子でも、まあ、どっちでもいいや」とか考えていたんですが、やっぱり結局、紙の本は嵩張ります。本棚云々もあるんですが、それ以上に携帯性。紙の本だと何冊もは持ち歩けません。電子書籍なら全部持ち歩けるのと同様ですので、「あっ突然30分ヒマになっちゃった」という場合でも、気分次第でどの本でも読めるというのがナイスです。

 もうひとつ、地図が掲載されている本は、電子書籍で読むと便利だなあと思いがちです。たとえば山歩き方面の本。ルートマップが掲載されていたりするわけですが、紙の本だとマップもルートも説明の文字も小さめなので、細部を見るのに少々疲れます。

 でも電子書籍だと、拡大可能。拡大すると画像としては粗くなりはしますが、詳細までしっかり見ていけます。たとえば下の画像は、JTBパブリッシングの「ステップアップ奥武蔵・秩父・奥秩父 (山歩き安全マップ) Kindle版」を、iPad Air 2で閲覧している様子のスクリーンショット。見開きのマップを拡大し、快適に細部を見ていくことができます。なお、この電子書籍の販売ページ(Amazon)はコチラ

 山の地図関連では、昭文社の「山と高原地図」のアプリ版もイイですな。「山と高原地図」の出版社製品紹介ページはコチラにありますが、はド定番の登山・ハイキング地図です。それがそのままスマートフォン用アプリになっています。このアプリの出版社製品紹介ページはコチラです。

 知り合いで、このアプリを使って登山をしている人がいますが、現在位置もわかり、GPSログも取れ、地図はアプリ内にダウンロードされるので電波が届かない場所でも問題なく使えて非常に便利だそうです(でも紙の地図とコンパスは必ず持って行くそうです)。ちなみに、iPhone 6 Plusでこのアプリを朝から使っていると、夕方前には電池残量が心細くなってくるそうです。なので、山登りにわりと大容量のモバイルバッテリーを持参しているとのこと。

 ワタクシ、本格的な登山をするわけではないんですが、現在は気軽に歩けそうなトレイルを探し中な感じ。たとえば、上記ような山歩き本やマップアプリを眺め、「うわココほんと険しそう!」とビビったり、「え~っ、あの有名な山、こんな高所までロープウェイで行けちゃうのか!」と興味を持ったり、バーチャルな感じで楽しんでおります。こういうことがタブレット端末1枚でデキちゃうなんて、いい時代ですな。

JTBパブリッシングの「ステップアップ奥武蔵・秩父・奥秩父 (山歩き安全マップ) Kindle版」にある地図の見開きページ。文字などが細かく、ちょ~っと見づらい感じです。
でもピンチアウトすれば拡大表示できます。画像としては粗くなりますが、文字もルートも問題なく確認できます。地図を閲覧するのは、電子的なデバイスが便利ですな~。
うかちゃんは紙の地図の上で箱座りしたいニャ。ぼぼぼ、ぼくは紙の地図の上で爪研ぎをして紙の地図をゴシャゴシャにしてからシーバを食べたい。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。