スタパ齋藤の「スタパブログ」

 サンスターストロボの「f043」および「MFH-25」を使用中。前者はストロボ用ジェネレータ(電源)で、後者はストロボの発光部ですな。

 先日、ジェネレータをメンテナンスおよびファームウェアアップデートに出しました。ら、返送時にカタログを送ってくれました。そのカタログで見つけたのが「デイライトハロゲン」というモデリングランプです。「あらま~、そーゆーのがあるのか~」と思って購入しました。

 モデリングランプとは、ストロボ撮影時に「被写体などにストロボ光がどう当たるのか」を確認するための常時発光ランプです。ストロボ発光部の中にあり、この光を頼りにライティングの位置や強弱を決めていく感じ。影の出方や強弱、光量のバランス、それから写り込みなどを確認でき、たいへん有用。ワタクシがプロ用ストロボを使う大きな理由のひとつが「モデリングランプが使えること」です。

 ただ、モデリングランプの光の色は、ストロボ光と比べるとアンバー(茶色がかった黄色)に偏っています。モデリングランプの光量はストロボの光量よりかなり少なかったりするので、まあ通常は「アンバーへの偏り」をあまり気にしなくて済みます。が、ストロボ光量を少なめにして撮影するなど、条件によっては「写真がちょっと黄色みがかってしまう」ことがあります。

 そこで役立つのが、上記の「デイライトハロゲン」です。モデリングランプではありますが、ストロボ光に近い色で光ります。早速使ってみましたが、ストロボ光を絞り気味で撮影しても、写真にアンバー色が混じるようなことが少なくてイイ感じ。撮影後の色補正がかなりラクになりました。

 ただ、ちょっとお高いですなこの「デイライトハロゲン」。メーカーの税別価格は1個6000円。税込6480円。ネット通販とかだと1個6000円弱(税込)で買えますが、ワタクシは3灯使っているので3個必要です。けっこーかかりました。

 ふと「ストロボって撮影の瞬間だけモデリングランプが消灯する機構はないのかな?」と思いまして、サンスターストロボに問い合わせてみたら「弊社のストロボで撮影の瞬間にモデリングランプが(一瞬)消えるという製品はありません」とのこと。もしかしたら他社のものなら……と思いましたが、モデリングランプとして多用されているハロゲンランプは、立ち上がり/立ち下がり時間が長めなので、まあそういうストロボはないんだろうなあ、と。……あったりするのかな?

サンスターストロボの「デイライトハロゲン」。ストロボ光に近い色で発光するモデリングランプです。フツーのハロゲンランプよりも色温度が高いランプです。
サンスターストロボの「MFH-25」に「デイライトハロゲン」を装着した様子。中央の青いのがそうです。その周囲の丸いガラス管からストロボ光が放たれます。
うかちゃんはピカッと光るアレが嫌いです。ぼぼぼ、ぼくも嫌いだけど猫缶とシーバとササミと液状おやつをくれるならピカッとしても許す。ニャ。ニャ。的な。
超愉快な「THETA S」、Anker製品と相性アリ?

 発売後から「これはイイ」と大人気っぽいリコーの「THETA S」。シャッターボタン一押しで周囲360度の静止画や動画を撮影できちゃう全天球カメラです。最新型「THETA S」は、静止画も動画も前モデルより高画質化していてジョリーグッド! ワタクシも予約購入して使っております。

 ところがある異変が。充電がうまく行かない……というか、特定の充電器だと充電できないんです。

 ワタクシの場合、Anker製のUSB-ACアダプタやモバイルバッテリーの一部で、「THETA S」への充電ができません。充電器関連は主にAnker製品を使っているので、他のモバイルバッテリーやUSB-ACアダプタの情報は僅少なんですが、パナソニック製のモバイルバッテリーは充電可能でした。ノーブランドのUSB-ACアダプタでも充電できました。

 なぜかは、わかりません。ともあれ、この症状、ネットを検索すると散見されます。

 なお、解決方法は見つかりました。「THETA S」へ充電できない場合、「充電専用」のUSBケーブルを使うと充電できます。また「USB 電源スイッチ」の類を使えば、普通のUSBケーブルでも充電できます。

 ちなみに、ワタクシが試してOKだった具体的な製品は、充電専用USBケーブルがルートアールの「スマートフォン・タブレットPC対応 超急速充電microUSBケーブルシリーズ [RC-UHCM10R]」。USB 電源スイッチとしては、エスエスエーサービス(SSA Service)の「USB充電/転送切替スイッチ付コネクタ / SUAM-KSAF」です。

 実際この症状を発見したのは、富士山のふもと河口湖の湖上です。「THETA S」で撮りまくってスマートフォンに転送しまくっていたら、「THETA S」のバッテリー残量が僅少に。そこでモバイルバッテリーを使って充電しようとしたら、充電不能。「ええっ……そんな!」とショックでした。

 そこで急いでクルマに戻り、クルマのシガーライターソケットにAnker製のカーチャージャー(クルマのバッテリーを電源にするUSBチャージャー)を挿し、そこから「THETA S」に充電しようとしたら、あらココでも充電不能! 湖上も車内も充電不能でデュアル・ショーック! みたいな。

 いや~でもビックリしましたよ~。Anker製品サイコー! とか思っていたら、まさかの「THETA S」へ充電不能。まあAnker製品の一部機種ではありますが、なんだか信頼が揺らいだ感じ。

 今後は、モバイルバッテリーやUSB-ACアダプタそれから充電される側の機器も、出先で使う前に、自宅で一度テストしてから出掛けようと思います。ともあれ「THETA S」に充電できないという場合、上記方法を試すとデキるかも、的な。

リコーの「THETA S」。周囲360度を撮影できるカメラで、撮った静止画や動画はスマートフォンに転送して専用アプリで見ることができます。全天球映像は楽しいです♪
「THETA S」で撮った全天球静止画(の一部)。専用アプリ上では実際は見る方向や見える範囲を自由に調節できます。動画の場合、再生中にソレができ不思議な世界。
うかちゃんは周囲360度見えると落ち着かないです。ぼぼぼ、ぼくも周囲360度は落ち着かないからシーバと猫缶とあと猫草を食べさせてくニャさい。ニャ。ニャ。的な。
ニッシンデジタルの「i40」をまた購入♪

 ニッシンデジタルのクリップオンフラッシュ「i40」を、また、購入しました。これで3台目。ソニー用、フォーサーズ用を使っていましたが、さらにフォーサーズ用を1台追加したカタチです。なお、「i40」の使用感等についてのレビューはコチラに詳しく書きました。

 なぜフォーサーズ用×2台? という件ですが、オリンパスの「E-M1」ボディを「2台使用中」なんですが、それぞれのボディに「i40」を同時装着しておくためです。

 なぜ「i40」? というコトですが、操作性とサイズからです。十分な光量がありつつコンパクトな「i40」は、ダイヤルによる操作性が非常にクイック&スムーズ。モードと光量をそれそれのダイヤルでセットする感じなんですが、わかりやすく、セットしやすく、非常に直感的に扱えます。

 じつは、クリップオンフラッシュによる撮影って、そーんなに好きではありませんでした。撮影時に手を抜くと「いかにも人工光源により撮った写真」という雰囲気になるからです。が、「i40」の場合は光量調節を手早く緻密に行えつつ、バウンス撮影も容易でありつつ、キャッチライトなんかも手軽に入れることができますので、「クリップオンフラッシュって使うのに案外手間がかかる」という面倒が激減する感じ。

 ちなみに、「i40」のお値段は……直販価格で現在2万3304円(税込)です。これだけ「使いで」があってこの価格は、安いと感じられます。恐らく、初めて使うクリップオンフラッシュとしても、操作系のわかりやすさは取っつきやすさにつながると思います。ので、これからクリップオンフラッシュを導入される方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

ニッシンデジタルのクリップオンフラッシュ「i40」。カメラのホットシューに装着するタイプのフラッシュで、背面の2つのダイヤルにより「手早く使える」のが魅力です。
オリンパス「E-M1」に装着した様子。「E-M1」自体けっこーコンパクトですが、そのコンパクトボディが大きく見えるほど「i40」はコンパクト♪ 扱いやすいサイズです。
ロシアンブルーはコンパクトだけどうかちゃんは大きめなの。ぼぼぼ、ぼくはとても大きめの猫だから腹ぺこなのでシーバをくニャさい。ニャニャ。ニャニャ。みたいな。
「OM-D E-M1」、同じボディ2台って便利ですネ♪

 仕事でも遊びでも多用している、オリンパスの「OM-D」シリーズ。最近アレコレと整理し、現在は「OM-D E-M1」ボディ×2台という体勢にしてみました。

 それまでは、「OM-D E-M1」、「OM-D E-M10」、それからわりと最近購入した「OM-D E-M5 Mark II」の3台でした。また最近、これら「OM-D」シリーズの使用頻度がグイグイと上がっていました。

 しかし正直なところ、「若干サイズや操作性の異なる3台」を併用するのはチョイ大変。ボディを持ち替えるたびに操作に戸惑います。各機種に慣れているので戸惑いは一瞬ですが、たびたび「操作系統同じだったらいいのになあ」と思います。

 そこで「OM-D E-M1」に統一。性能を考えた結果ってわけではなく、ワタクシにとっていちばん手に馴染むボディだからです。そして!! どうせ買うなら「OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキット」だろう!! 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」付きで実勢価格15万円前後は明らかに安い!!

 みたいな勢いでブラックボディを買ったため、ブラックボディの「OM-D E-M1」×2台体勢になり、どっちがどっち? 状態となり若干混乱しております。が、ヒッジョーに満足しております。

 2台の「OM-D E-M1」を併用するようになり、操作感も設定も統一でき、さらにグイグイと「OM-D E-M1」の出番が増えております。そんななか、「さっすが~」と思ったのは、ボディやレンズの小ささ軽さです。まあ、マイクロフォーサーズ機としては重めのボディですし、同社のPROレンズも軽くはありませんが。

 具体的に、好んで持ち歩く構成としては、「OM-D E-M1」ボディ×2台と、標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」、望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」、さらに超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」とか。それでも3kg弱。ってホント? と思ってちゃんと計算し直しましたが、合計2670gでした。

 単純に、軽さは正義ですな。しかも強靱なボディ内手ブレ補正。物凄く実用的だと感じます。特に望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を使った時はそうです。300mm相当のレンズですので、まあまあ手持ち撮影可能というイメージですが、実際は「手持ち撮影楽勝」って感じです。しかもボディ+レンズで1.3kg弱。軽快に撮り歩けます。

 ちなみに、望遠ズームレンズのパッケージとしては「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4xテレコンバーターキット」を買ったんですが、付属テレコンバーターの「MC-14mm」は105g。105gの追加だけで最大420mm相当の望遠撮影ができるのも有り難いです。

 空気がクリアになる秋~冬が楽しみ♪ さあ今年は何を撮ろう?

ボディ×2台とレンズ×3本で合計3kg弱。一昔前を考えると、欲張り気味のレンズ構成にしてもヒッジョーに軽く収まるというのが有り難いです。ラクっ!!
ボディに40~150mm(80~300mm相当)のレンズをセットした様子。ペットボトルに近いサイズ感で重さは1.3kg弱。非常に軽快に望遠撮影を楽しめますヨ♪
うかちゃんは最近いつも写真に撮られるの。ぼぼぼ、ぼくも写真にとられまくりなので、シーバとササミと舐めるおやつをください。ニャ。ニャ。的な。
HX-A500にワイコン付けたらワイド&接写対応に♪

 一昨日書いたパナソニックのウェアラブルカメラ「A500 (HX-A500)」の件。猫動画撮影にこのカメラを使うという話ですな。頭部と手首に装着して、頭部カメラで猫の全体像を、手首カメラで猫顔アップを撮ろうと試行錯誤中です。

 しかし、どうもイマイチな感じなのが、猫の顔アップ動画。結論から言えば、「A500 (HX-A500)」は近くを撮るのが苦手で、最短撮像距離は約50cm。それ以上離れないと、ピンボケが大きく目立つ動画になっちゃうんですな。手首に付けた「A500 (HX-A500)」は、手のひらのオヤツを食べる猫の顔のアップ映像を撮るためのものですが、距離的に猫顔がピンボケになってしまいがちです。

 この問題がどうにかならないか、イロイロと試した結果、スマートフォン用のワイドコンバージョンレンズがちょっと効果的でした。使ったレンズは、手持ちの「Gizmon M-Power Macro Wide Lens」という製品。カメラ側レンズ部に丸い金属プレートを両面テープで固定し、そこにマグネット付きの上記ワイドコンバージョンレンズを吸着して使うというものです。

 で、「A500 (HX-A500)」のレンズ部にこのワイドコンバージョンレンズを装着したら、レンズ前約16cmくらいにピントが合うようになりました。懸念した「四隅のケラレ」もありません。またこのレンズ、前側のレンズを外すとマクロコンバージョンレンズになります。この場合、「A500 (HX-A500)」のレンズ前約3cm前後にピントが合います。かなりのマクロ撮影もできるようになるわけですな。

 ただし、このレンズ、既にディスコン? 現在は売られていないようです。

 でも、もしかしたら、トダ精光の「MAGICA-WM」が、上記ワイドコンバージョンレンズと同等品かもしれません。形状もスペックもソックリです。

 ちなみに、猫顔アップ撮影は、「A500 (HX-A500)」の設定を「傾き補正」「ぶれ補正ともにオンにしています。この設定だと、画質は1920×1080/30pが上限となり、画角もワイドではなくスタンダート(画角狭め)になってしまいます。

 上記ワイドコンバージョンレンズを使うと、スタンダート画角よりは広角になりつつ、接写にも対応できて、なかなか好都合です。ただし、レンズ前16cm付近のピントがいちばんシャープで、それより遠い場所はボケ気味となります。

本日もまた、どうにかキレイな猫動画を撮影すべく、パナソニックの「A500 (HX-A500)」でアレコレ試行錯誤中。スマホ用ワイコンで接写ができました。
ギズモンの「Gizmon M-Power Macro Wide Lens」。スマートフォン用のワイド(およびマクロ)コンバージョンレンズ。トダ精光の「MAGICA-WM」と同等品!?
装着した状態。レンズ前にシール的なモノを貼っちゃうので、「A500 (HX-A500)」のメーカー保証は受けられなくなります。試すなら自己責任でどうぞ。
「A500 (HX-A500)」のレンズ前約16cmの距離にあるディスプレイを撮りました。近くだと、こんな感じでピントがかな~り甘い画像になっちゃいますな。
こちらはワイドコンバージョンレンズを装着して同じ距離から撮ったもの。ピントがシャープになりました。またよりワイドに撮れるのもイイ感じです。
あの小さいカメラでうかちゃんを撮るつもりね。あの小さいカメラでぼくを撮るつもりなら猫缶とシーバをくニャさい。ニャニャニャ。ニャ。みたいな。
ウェアラブルカメラで猫動画撮影

 パナソニックのウェアラブルカメラ「A500 (HX-A500)」を使用中……というか、たま~にイジる程度で使っています。頭部などに装着できるウェアブルカメラで、フルHD動画~4K(30p)動画まで撮れてなかなかオモシロい製品です。が、ウェアラブルで撮る必要性って、ワタクシ的には、そ~んなにないんですな。なので、たま~にイジる程度。

 ですが、急にこのカメラの必要性が高まりました。インプレスの「ペット特集」サイトで、「スタパ齋藤の猫ラボ」という連載が始まりました。そこで猫動画を撮影する必要性が出てきたんです。

 アレコレと猫撮影の試行錯誤を行っている段階ですが、猫にオヤツをあげている動画を撮るのが思ったより難しい感じです。ワタクシひとりで撮影することが多いんですが、猫の顔周辺アップと全体像を同時に撮ろうとすると、かなり困難です。

 でも、ウェアラブルカメラを使えば、頭部に装着したカメラで猫の全体像を撮れます。顔周辺アップは別のカメラで撮ればOK。と思って試してみたら、これまたなかなか難しいんでした。猫の全体像はまあ撮れるんですが、片手でオヤツ、もう片手で猫アップ撮影用カメラ、というのがけっこー至難でした。

 そこで、頭部にウェアブルカメラ、手首に「まめカムHD」を装着したら、まずまずイイ感じです。しかし、手首のカメラおよび装着のための小物がちょっと大がかりで、疲れます。

 じゃあ、頭部も手首も小さくて軽いウェアラブルカメラにしたら? と思ったので、2台目の「A500 (HX-A500)」を購入。2014年6月発売時は4万円前後したカメラでしたが、最近は2万円台半ば。手を出しやすくなっています。

 ともあれ早速、頭部と手首に「A500 (HX-A500)」を装着して撮ってみました。悪くないんですが、いくつか「この部分がもうちょっと良くならないかな~」という点が出ています。

 てな感じで猫動画をアレコレ撮影中なんですけど、室内飼い猫とは言え、動物の動画ってちゃんと撮るのはムツカシイですね~。鋭意精進したいと思います。

パナソニックのウェアラブルカメラ「A500 (HX-A500)」。オレンジのものを持っていましたので、2台目はグレーを買ってみました。
「A500 (HX-A500)」用アクセサリーはわりと豊富です。手首への装着には「クリップマウント VW-CLA100」とベルトを使いました。
うかちゃんは撮られそうになったら逃げるの。ぼぼぼ、ぼくは素直に撮られる良い猫なのでシーバをください。ニャ。ニャ。的な。
LEDライトセーバー再び♪

 デジカメ Watchで「手持ちでかざしてライティングするLEDサーベルライト」という記事を読んで「なに~っ!!」と。モノはプロ機材ドットコムの「LEDサーベルライト」。「298個の高輝度LEDを使用した棒状のライト」だそうで、撮影用補助光ですな。価格は2万3220円(税込)。

 ワタクシ的には、もちろん、コレを「LEDライトセーバー」として使いたいわけです。大きめな棒状ライトなので、長時間露光時(LEDライトセーバー撮影時)には面積広めの面光源の代替として使えそうです。

 なお「LEDライトセーバー」については、「プロトタイパーズ」や「スタパトロニクス」をチェックしてみてください。最近では「より手軽な方法」もあります。

 ただこの「LEDサーベルライト」、2万3220円(税込)とは、ちょっとお高い感じですな~。でも写真機材屋さんの機材なので、なんか信頼感があります。色温度も正確そうだし、頑丈っぽい作りにも見えます。というわけで注文。

 10段階の調光機能がPWM方式だったら、「LEDライトセーバー」撮影の調光用には使えないかもな~、など、いろいろ気になるところがあります。ともあれ、届いたらイロイロと検証してみたいと思います。

プロ機材ドットコムの「LEDサーベルライト」。長さ55cm×直径4.5cm。バッテリーは交換可能で、色は白と電球色(フィルター装着時)が使えます。
ライトを動かしつつ光を被写体に光を当て、長時間露光にて撮影すると、大がかりな機材でライティングをしたような写真を撮ることもできます。
うかちゃんはフリフリ撮影時にジャレて邪魔したいニャ。ぼくはおとなしく見学しながら猫缶とシーバとササミを食べたいの。ニャ。ニャ。的な。
ナニゲに便利なレンズキャップホルダー

 今年の2月頃、サンワダイレクトにて「レンズキャップホルダー 品番:200-DG004」という品を買いました。名前のとおり、カメラのレンズキャップを保持しておくグッズですな。

 コレを現在までポチポチと使ってきたんですけど、ナニゲに便利。単純な話、レンズキャップの置き場/入れ場に困るコトが減るんでした。

 対応レンズキャップは、一般的な形状なら各社のものに対応し、直径37~77mmのレンズキャップを保持できるようです。レンズキャップホルダー自体はカメラのストラップやベルトなどに装着できますので、だいたい好みの位置にレンズキャップを保持しておける感じ。

 ただ、使い方をミスると若干機能性が落ちるように思います。ワタクシ的観点では2点あります。

 ひとつはベルト類の通し方。ベルト類が「レンズキャップホルダーのレンズを挟む隙間」を通っていないと、レンズキャップホルダー自体が外れやすくなるように感じます。ベルトがレンズキャップホルダーの裏側を通るように装着したほうが、レンズキャップの脱着がスムーズなんですが、そうするとレンズキャップホルダーがベルトから抜けやすくなる感じ。

 なので、サンワダイレクトにてで紹介されているベルトへの装着方法、ワタクシはあまりオススメしません。この逆がいいように思います。

 もうひとつは、レンズキャップの裏側がレンズキャップホルダー前側に向くようにセットしないと、レンズキャップ保持の安定性が若干落ちること。レンズキャップ裏側は若干凹んでいたりするものが多いので、こうした方がカッチリと保持できるのかもしれません。

サンワダイレクトで購入した「レンズキャップホルダー 品番:200-DG004」。シンプルなグッズですが、なかなか便利に使えております♪
こんなふうに、ベルトやストラップに装着。レンズキャップをそこに保持しておけます。レンズキャップ専用の「居場所」ができる感じ。
うかちゃんはキャップを机から落として遊びたいニャ。ぼくはキャップを落としてシーバと猫草を食べて寝たい。ニャ。ニャ。みたいな。
チョー使うキヤノンの「TS-Eレンズ」

 仕事でいちばん多用しているレンズは、キヤノンの「TS-Eレンズ」。具体的には「TS-E45mm F2.8」と「TS-E90mm F2.8」です。また、これらレンズと「エクステンションチューブEF12II」や「エクステンションチューブEF25II」を組み合わせて使うこともあります。

 まず「TS-E」レンズですが、ティルトやシフトという操作ができる特殊なレンズです。たとえば、机上に置いたモノを斜め上から撮る場合、普通のレンズだとモノ全体にピントが合いにくいですな。でもティルト操作をすれば被写体全体にピントが合ったりします。

 あるいは、ビルを地上から撮ると、台形に写ってしまいます。が、シフト操作をすればビルを長方形のまま、一階から屋上まで同じ幅で写すことができます。

 ワタクシの場合は「TS-Eレンズ」を「ピントの合う範囲を稼ぐためのティルトレンズ」として使っています。ブツ撮りの大半は上記の2本のレンズを使用中。

 一般的に、ピントの合う範囲を広げるためには、たとえば望遠寄りのレンズを使って遠めから撮るとか、絞り値を上げて(絞って)撮るとかいう方法があります。が、望遠寄りのレンズを使うとより広い空間が必要になりますし、絞り値を上げると回折現象で解像感が下がったりします。というわけで素直に「TS-E」レンズを使っております。

 それと、これらのレンズで接写ができるようにする「エクステンションチューブ」も使用しています。小さな部品や製品部分ドアップを撮るときに使用。とくに「TS-E90mm F2.8」と「エクステンションチューブEF25II」を組み合わせると、ピントばっちりでかなりのマクロ撮影ができて愉快です♪

 でも、「TS-E45mm F2.8」や「TS-E90mm F2.8」は、特殊レンズなのでお高めですな。実勢価格だと、前者が14万円前後、後者が15万円前後します。ニコンからもこのタイプの「PCレンズ/PCマイクロレンズ」が出ていますが、もーっと高いです。けどニコンのも使ってみたい~♪

キヤノンの「TS-E90mm F2.8」。写真のように、レンズが平行に動いたり、斜めに動いたりして、普通のレンズにはない撮影効果が得られます。
キヤノンの「エクステンションチューブEF12II」および「エクステンションチューブEF25II」。普通のレンズで接写ができるようになります。
うかちゃんはチューブに手を突っ込みたいニャ。ぼくも手を突っ込んで転がして無くしてササミとシーバを食べたい。ニャニャ。ニャ。的な。
超激大活躍中の「EOS 6D」と「サブスタンド88」

 最も多用する撮影機材はナニ? と訊かれたら、キヤノンの「EOS 6D」とWISTA(ウイスタ)の「サブスタンド88」を挙げると思います。週に何度も使ってる、ブツ撮り撮影におけるワタクシ的最強タッグです。

 キヤノンの「EOS 6D」は、な~んかキヤノンのフルサイズ一眼レフボディの廉価版的機種に見えるかもしれません。がッ!! 無線テザー撮影をするにはコレが最強に便利。無線LAN内蔵で、撮った画像を即座にPCへと転送できたり、PC画面上でライブビュー撮影ができたりして、物凄~く便利です。

 ちなみに他の「フルサイズのEOSシリーズ」で無線テザー撮影するとなると、6万円とか8万円とかする「ワイヤレストランスミッター」が必要になります。また、ボディにそのトランスミッターを装着することになり、ちょっと邪魔な感じに。

 その「EOS 6D」をセットしている三脚的なスタンドが、WISTAの「サブスタンド88」です。カメラを2台程度セットできるスタンドで、雲台は軽く滑らかに上下へと動かせます。また、スタンド全体をキャスターでスムーズに動かせます。カメラ位置を素早く自由に動かせるので、室内撮影にはヒッジョーに便利です。

 こういった機材で頻繁にブツ撮りしています。照明器具は蛍光灯だったりフラッシュだったり業務用ストロボだったりイロイロですが、最近は蛍光灯下での撮影が多い感じです。

左はキヤノンの「EOS 6D」。右はワイヤレストランスミッターを装着した「EOS 5D Mark II」。「EOS 6D」は安価&シンプルに無線テザー撮影可能なボディです。
WISTAの「サブスタンド88」。本来は小スタジオでの撮影や、証明写真撮影、七五三撮影に使われるスタンドですが、ブツ撮りにも非常に便利に使えちゃいます。
うかちゃんもブツ撮りしてもらいたいニャ。ぼくもブツ撮りしてもらいながらササミとシーバと猫缶を食べさせてもらいたいです。ニャニャニャ。ニャ。的な。
超活躍中の「OM-D E-M1」と「i40」

 手持ちの撮影機材のなかでトップクラスの役立ち方をしてくれているのが、オリンパスの「OM-D E-M1」とニッシンデジタルの「i40」です。「OM-D E-M1」はミラーレスカメラのボディで、レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」と組み合わせることが多いです。「i40」は小型のクリップオンフラッシュで、これを「OM-D E-M1」に装着して使っています。

 まず「OM-D E-M1」ですが、非常に高い性能および十二分な画質を持ちつつ、かな~り小型軽量という点がイイです。機動性が高いので、取材やロケで大活躍。ブツ撮りにも使います。強力な手ブレ補正機能のおかげで、手持ちでもブレにくいという点も実用性に直結しています。

 それから「i40」。ガイドナンバーが40ありつつコンパクトなフラッシュです。サイズのわりにはかなり大光量なので、これもまた取材やロケやブツ撮りに大活躍。もちろんバウンス撮影もできます。モードや光量をダイヤル操作でクイックに変えられる点もヒッジョーに実用的です。

 この「i40」、最初にフォーザーズ用を買いましたが、その良さから追加でソニー用も買っちゃいました♪ ソニーの「α7S」に装着して猫を撮ったりしてます。

 やっぱり良い機材~使いやすい機材はイイですな♪ 気分良く活用できますし、そのぶん多用しますので「元が取れる」のも早い感じ。一方……というわけで、使っていない機材~気に入れていない機材を鋭意処分してゆきたいと思います。

オリンパスの「OM-D E-M1」+「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」。そこにニッシンデジタルの「i40」をセット。バランスもいいですな。
ニッシンデジタルの「i40」。ガイドナンバー40のクリップオンフラッシュで、バウンス撮影にも対応。ダイヤル式インターフェースが非常に快適。
うかちゃんをピカッてするのはこのフニャッシュね。ぼくをピカッてすると眩しいのでお詫びに猫缶とササミをください。ニャ。ニャ。みたいな。
オリンパスの防水デジカメ×2機種

 2015年5月22日っていうか本日は、オリンパスの防水防塵耐衝撃デジカメの発売日なんでした。しかも2機種。「STYLUS TG-4 Tough」と「STYLUS TG-860 Tough」ですな。

 ワタクシは「STYLUS TG-860 Tough」を予約購入しました。「STYLUS TG-4 Tough」はお借りしております~♪ 両機を並べてウヒョヒョ、的な。

 これら2機種、スペック的にはよく似たコンパクトデジカメです。が、実際に使ってみると、使用感がかな~り異なります。詳しくは後日レポートしようと思いますが、大雑把に言えば、まず「STYLUS TG-4 Tough」がマニアックに使い込めて、さらに映像機器としてのツール性も高いカメラだと思います。一方「STYLUS TG-860 Tough」は、よりカジュアルに使えて初心者にも向くカメラで、アクションカメラ(オンボードカメラ)的に使うこともできます。

 しかしここ数年のオリンパス製カメラって、凄くイイと感じるんですけど。いつ頃からでしょう……(デジタルの)「OLYMPUS PENシリーズ」が発売された頃から「OM-D E-M1」が発売されるころまでに、なんかワタクシ内部のオリンパス製デジカメの印象が、かな~り変わったと感じています。

 調べてみると、「PEN E-P1」が2009年7月3日発売で、「OM-D E-M1」が2013年10月11日発売。印象としては2012年頃からイイ感じのカメラがどんどん出てきたような気が……。ナニがあったんでしょうな。さておき、これら2機種をイジり倒してみたいと思います♪

オリンパスの「STYLUS TG-4 Tough」。アクセサリーの豊富さと、顕微鏡モードなどの強力な機能が特徴的。RAWにも対応。実勢価格は4万5000円前後。
オリンパスの「STYLUS TG-860 Tough」。180度跳ね上がる液晶画面が特徴的で、アウトドアレジャー全般によく向きます。実勢価格は3万5000円前後。
うかちゃんもアウトドアに行ってみたいニャ。ぼくはお外は怖いのでおうちで猫缶とササミとシーバを食べて窓から鳥を見る。ニャ。ニャ。みたいな。
接写リングで被写体にもっと近づいて撮影

 ケンコー・トキナーの「デジタル接写リング」を買ってみました。各種ボディ(レンズマウント)用が出ていて、具体的には「ソニー α E 用(NEX用)」「ソニーα A 用」「マイクロフォーサーズ用」「ニコンF 用」「キヤノン EOS EF/EF-S 用」の5種類があります。買ったのは「マイクロフォーサーズ用」です。

 これは、レンズとボディの間に装着することで、レンズの最短撮影距離をより短くできるというもの。マクロレンズでないフツーのレンズでも、かなりの接写ができるようになるわけですな。「接写リング」という呼び名のほか、「中間リング」「エクステンションリング」「エクステンションチューブ」などとも呼ばれている「わりと定番的な撮影用品」です。

 じつはマイクロフォーサーズ用のマクロレンズ(接写用のレンズ)を持っていて、モノは「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」です。等倍までのマクロ撮影ができ、つまり撮像素子上に被写体と同じサイズの像を投射でき、小さなサイズの被写体でも細部を克明に撮れます。

 ですが、使ってると欲が出て「も~っと接写したい!!」という気分に。そこでこの「デジタル接写リング」を買ったんでした。……あ。フィルム写真時代にも同様の気分になって、同様のリングを買った記憶が。

 ともあれ、これでさらに接写できるように。「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」と2本の「デジタル接写リング」を組み合わせると、被写体にさらに接近することができ、等倍以上のサイズで撮れます。実体顕微鏡を使って撮影するようなレベルまでは被写体を拡大できませんが、な~かなか楽しいです。

 でも今度は、「リングフラッシュ」や「ツインフラッシュ」が欲しくなったりして……。なんか、沼の予感。

ケンコー・トキナーの「デジタル接写リング」。「マイクロフォーサーズ用」は2本セットで、1本ずつでも2本を組み合わせてでも使えます。
レンズの焦点距離に併せて、使うべきリングが変わってきます。リング使用時はレンズの近くにしかピントが合わなくなるので、ご注意を。
ニャクロってニャにかしら。接写らしい。うかちゃんを接写しちゃだめ。ぼくはシーバくれるなら接写してもいいです。ニャ。ニャ。的な。
ステップアップ/ダウンリング全16個セット!!

 あるレンズ関連製品を使うため、ステップアップリングが必要かも、と思いました。ステップダウンリングも要るかも、とも。

 カメラのレンズ前面にフィルターなどを装着する場合、そのレンズ固有のフィルター径と、フィルター側の径を合わせる必要があります。レンズ毎のフィルター径が違う場合、各レンズそれぞれにサイズ違いのフィルターを買う必要があります。高品位偏光(PL)フィルターとかって高価なので、たくさん買うのはタイヘンですな。

 ステップダウンリングやステップアップリングは、そのフィルター径の差をなくす役割をする変換リングです。一枚のフィルターを複数のレンズで共有できたりするメリットがあります。フィルター径がいちばん大きいレンズに合うフィルターを1枚買い、ほかのレンズにはステップアップリング経由でそのフィルターを装着する、みたいに使ったりします。

 さておき、購入しようと思ってとりあえず検索してみると、Amazonでスゴそーなのが売られていました。「XCSOURCE 8x Step Up + 8x Step Down Ring Filter Stepping Adapter 49-82mm 82-49mm」です。2380円。

 コレ、ステップアップリング×8個と、ステップダウンリング×8個の詰め合わせ品。合計16個ですな。含まれるリングは以下のとおりです。

ステップアップリング ステップダウンリング
49mm → 52mm 82mm → 77mm
52mm → 55mm 77mm → 72mm
55mm → 58mm 72mm → 67mm
58mm → 62mm 67mm → 62mm
62mm → 67mm 62mm → 58mm
67mm → 72mm 58mm → 55mm
72mm → 77mm 55mm → 52mm
77mm → 82mm 52mm → 49mm

 こーんなに入っていて2380円。要は、49mm、52mm、55mm、58mm、62mm、67mm、72mm、77mm、82mmのフィルター径のレンズとフィルターを、相互にステップアップ/ダウンできちゃう感じですが、「とりあえずステップアップ/ダウンできまくりのセット」としてナイスですな。

 ただ、このセットだと、37mm、39mm、40.5mm、43mm、46mmなどのフィルター径には対応できません。ビデオカメラや小口径レンズはそういうサイズですな。

 と思ったら、26mm、30mm、37mm、43mm、52mm、55mm、62mm、67mm、72mm、77mm、82mmに対応している「XCSOURCE 20pcs 26 30 37 43 52 55 62 67 72 77 82mm Step Up/Down Ring Filter UV Set」もあるようです。スゴっ。

 さておき、使ってみましたら、意外とシッカリしていて作りも悪くありません。Amazonのカスタマーレビューには「一部径のものが噛み合わない」などの報告もありますが、ワタクシが買った個体は特に問題ありませんでした。

 ただ、常用するとなるとフツーのステップアップ/ダウンリングよりかなり嵩張ります。とりあえず品として上記製品を買い、多用するなら一般的なステップアップ/ダウンリングを買うのがいいのかもしれません。

XCSOURCEブランドのステップアップ/ダウンリング×16個セット。レンズとフィルターの径の差が大きいほど、組み合わせて使う枚数が多くなります。
合体させた様子。49mm~82mmへの変換時はこういう嵩張り感になります。ちなみに左右の合体済みリングはうまく重なり、携帯性はまずまずな感じ。
うかちゃんはそのリングをコロコロして遊びたいニャ。ぼくもコロコロして遊びたいけどコロコロ後にシーバください。ニャニャ。ニャ。みたいな。
カメラストラップ「Camera Sling!」がイイ感じ♪

 デジカメ Watchに掲載された「ストールのような不思議なカメラストラップ」という「CP+2015」の関連記事。その中に女性用ストールのような雰囲気のカメラ用ストラップが紹介されていました。「Camera Sling!」という製品です。

 一瞬、「女性向けか~」と思ってスルーしかかりました。けど、よくよく考えたら「ソレって凄くイイんじゃない!?」てな気分に。

 フツーのストラップって、わりと細身なので、けっこー首とかに食い込む感じじゃないですか。重めのレンズとか装着している場合はとくに。その点、この「Camera Sling!」はストール状で、つまり幅広でソフトな帯状なので、ストラップにアリガチだった苦痛がナイのかもしれない!? と思ったわけです。

 で、実際に購入して使ってみましたところ、コレがなかなかイイ♪ 首や肩への食い込み感がなく、重さを首や肩全体でソフトに支えられる感じ。重めのボディやレンズだと、とくに違いが感じられます。コンパクトデジカメあたりだと、首から提げている感覚が非常に希薄で身軽なフィーリング♪ あと、レンズキャップをしまえるポケット的な空間もナニゲに便利。

 ただ、ワタクシ的には微妙に長さが短いかも!? 的な。最もラクにカメラを提げるには袈裟懸け(斜め掛け)がいいと思うんですが、ワタクシの体格だと袈裟懸は無理なストラップ長でした。そのあたり、やはり女性向けの製品なのかもしれません。でもゼヒ!! 男性向けの、男性でも袈裟懸けできる「Camera Sling!」のロングタイプも出してくださいっ!! とか思いました。

 なお、「Camera Sling!」は「代官山北村写真機店」店頭や秋葉原「浜田電機」店頭で購入できるほか、「秋葉Direct」や「秋葉Direct 楽天市場店」にて通販で買えるようです。税別9000円で、ちょ~っとお高い感じがしますが、モノはシッカリしていて縫製もキレイ。金具やアジャスターの品質も良いようで、作り的なツッコミどころは見つかりませんでした。

杉山さくらさん作の「Camera Sling!」。ポリエステル素材のストールのようなストラップで、カメラの重さを肩や背中で分散させることができます。
ラクにカメラを携帯できるほか、カメラを包んでしまったり、簡易ポケットにレンズキャップを入れたりもできます。斜め掛けすると、さらにラク。
うかちゃんはストラップのポケットに入りたいニャ。ぼぼぼ、ぼくはストラップを引っ掻いてバリバリにしてから猫缶食べたい。ニャ。ニャ。的な。
カメラを両横から取り出せるバックパック

 ここしばらく探しているモノがあります。バックパック(リュック)なんですが、横からカメラを取り出せるタイプのものを探しています。カメラが必要になったら、バックパックのショルダーストラップの片側だけ肩~腕を抜き、バックパックを反対側の脇の下から手前に滑り込ませて、カメラを取り出せるようなタイプですな。

 若干の条件があって、バックパックの左右どちらからでもカメラを取り出せるタイプを探しています。たとえば片側に望遠レンズをセットしたカメラを入れておき、もう片側に標準レンズをセットしたカメラを入れておいて、必要に応じて取り出す、といった使い方を想定しています。

 そういうコトができるバックパック、いくつか見つかったんですが、とりあえず、お安めのから着手、みたいな。で、最初に買ったのは、サンワダイレクトで売られていた「一眼レフカメラリュック(カメラバッグ・三脚取付・横からカメラ取り出し・速写対応) 品番:200-BG023」という製品です。税込み価格9580円。

 コレ、「Nest」という聞いたことのないブランドだったので、若干不安でしたが、使ってみたらなかなか良かったです。リュックは上下二室に分かれていて、下部にレンズを装着したミラーレスカメラを2台程度入れられる感じ。付属仕切りをうまく使えば、左右それぞれから別のレンズを付けたミラーレスカメラを取り出せます。

 リュック上部の空間も広いので、ここにイロイロな携帯小物を入れられます。ほかポケット類もわりと豊富なので、小物を整理しつつ収納できます。背中のスリットには12インチまでのノートPCなど端末が入ります。

 チェストベルトがズレやすいとか謎のロゴマークがあるなど、若干のツッコミどころはあるんですが、コストパフォーマンスに優れた「カメラ向けバックパック」だと感じました。ちなみにバックパック自体の重さは1570g。わりと軽いのも好印象です。

 あ、もちろん仕事用にもシッカリ使えます。先日、このバックパックで一泊の北海道取材に行ったんですが(カメラはミラーレス一台)、携帯小物や仕事道具一式と着替えを詰めてもまだ余裕があったりして、実用的でした。

 てゅーか、バックパック、いいですね。両手が空きつつも、片側の肩だけ疲れるようなこともなく、行動がより自由になるあたり。さらにこのタイプのバックパックを吟味してみます。

サンワダイレクトの「一眼レフカメラリュック(カメラバッグ・三脚取付・横からカメラ取り出し・速写対応) 品番:200-BG023」。側面からカメラを出し入れできます。
反対側からも同様、レンズやカメラを出し入れできる構造です。背中にはノートPCが入ったりも。わりあい容量たっぷりのバックパックで、汎用的に使えると思います。
うかちゃんは下側に入ってみたいニャ。ぼぼぼ、ぼくは上側にはいってゴシャゴシャに潰してからシーバと猫缶を食べたいです。ニャニャニャ。ニャニャ。みたいな。
またフォトラ、そしてフォトラ×4で撮影中

 大里化工の「フォトラ PH-001」という商品撮影セットを買いました。以前にスタパトロニクスでも紹介した製品で、小物のブツ撮り用途においてなかなか秀逸なセットです。

 ただ、撮影対象が少し大きくなると、十分に照らすことができず、画面内に明るさのムラができてしまいがちでした。「フォトラ PH-001」には2台の照明が含まれていますが、これだけだとノートPC程度以上大きなモノの撮影が微妙に苦しくなり、撮影後のレタッチにやや手間がかかる感じです。

 そこで「フォトラ PH-001」を追加購入。合計4台の照明器具を使って撮影できる環境となりました。結果、とてもイイ感じの光量となりました。

 てな感じで最近は専ら「フォトラ PH-001」でブツ撮り中なんですが、やっぱりコレ、便利&快適です。小型なので保管も利用もラク。照明器具の移動などセッティングも容易で、レフ板的なギミックも実用的です。この照明器具を4台買うと5万円くらいになっちゃうわけですが、実用的な撮影用多灯光源と考えると、非常に手を出しやすいように思います。

 ただ、光源が蛍光管なので、ほんの少し色にクセが出ることがあります。ワタクシの場合、付属の昼光色蛍光管を、天井などの光源色と合わせるため、天井のものと同じブランドの昼白色蛍光灯へ交換していて、まずまず良好な発色となっています。が、それでも黄色が少し強い印象になりがちなので、撮影後には色を調整しています。

 ともあれ、手軽で実用的な「フォトラ PH-001」。ちょっとしたブツ撮りを多々行う人にとっては非常に便利だと思いますので、ご興味あらばチェックしてみてください。

大里化工の「フォトラ PH-001」。2台の照明器具と簡易的な背景紙の撮影セットです。光源は蛍光管(FPL13EX-D/昼光色)で市販のものと交換もできます。照明器具は写真のようにカバーが開き、カバーはレフ板の役割を果たします。
電源は100V(AC)で、コードの途中にスイッチがあります。コンセントケーブルは本体背面の空間に収納することができます。シンプルですな。
左が天井の照明だけで撮ったもの、右が「フォトラ PH-001」の2台の照明器具と背景紙を使って撮ったもの。だいぶ印象が変わっちゃいます。
うかちゃんはあまり明るいとイヤですよ。ぼくは明るさは何でもいいけど猫缶ください。あとお風呂場を探検したい。ニャ。ニャ。みたいな。
結局、オリンパス「OM-D E-M5 Mark II」を購入!!

 オリンパスのミラーレスカメラ「OM-D E-M5 Mark II」。良さそうだな~使いたいな~買おうかな~と迷っていたわけですが、結局購入しました。早速使っておりますが、イイですねコレ♪

 いろいろ良いところがあるんですが、裏返して閉じられるバリアングルモニターがナニゲに実用的。こういうカメラは接眼して撮りがちなワタクシなんですけど、液晶に皮脂が付いたり、携帯時に液晶に衝撃が加わるのが微妙に心配。でも「OM-D E-M5 Mark II」の液晶は、不使用時は裏返せるのでしっかり保護されて安心です。

 あと軽いのもイイ感じ。メモリーカードやバッテリーを含んだ重さは約469g。交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を装着しても約850gです。

 ちなみに、OM-Dシリーズ各機のメモリーカードやバッテリーを含んだ重さは、「E-M1」が約497g、「E-M5 Mark II」が約469g、「E-M10」が約369g。どの機種も比較的に軽いわけですな。

 ミョーに忙しくて、「E-M5 Mark II」はまだ使い込んでいません。手ブレ補正の効果や「40Mハイレゾショット」は未チェックな感じ。先日買った「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」と組み合わせて鋭意撮影に出掛けようと考えております。使い込んだらレポートしますネ♪

オリンパスの「OM-D E-M5 Mark II」。小さくて軽いけれど高級感漂うデザインと質感……昔のオリンパス製フィルムカメラ「OM」シリーズの雰囲気です。
背面にはバリアングル液晶モニターを備えますが、不使用時はこのように液晶面を裏返してガードできます。好き好きですが、これはこれで非常に便利。
うかちゃんはカメラよりササミを出してほしいの。ぼぼぼ、ぼくは猫缶と液体おやつとシーバと手から食べるおやつを買って欲しい。ニャ。ニャ。的な。
何かと役立つクランプ雲台

 UN(ユーエヌ)の「クランプ雲台 UNP-5626」を買いました。コレ、いろいろと役立つんですヨ♪

 あ、先週紹介したマンフロットの「テーブルトップ三脚キット 209 492LONG」とよく似た役立ち方です。

 この「クランプ雲台 UNP-5626」は、強力なスプリング式クランプ(クリップの巨大なヤツ)に自由雲台が付いた撮影用品です。クランプは約6cm程度開きますので、そのくらいの太さ/厚さのポールや板の端に取り付けられます。で、ソコにカメラを装着。三脚的に使えるわけですな。

 雲台のポール部には2カ所ボールヘッド式回転部分があります。この2つの関節でカメラの角度などを自由に調節できるわけです。ボールが1つしかないクランプ式雲台と比べると、より幅広いセッティングが行えます。関節どうしを結ぶポール中央部は自由に回転しますので、固定ノブを都合の良い方向に向けられます。

 似たクランプ式雲台を持っているんですが、2つの関節があるのでコレを買い増した感じ。使用感は上々。なかなか便利に使えます。

 利便は「クランプ式」という点。前述のとおり6cm程度クランプが開いて、かなり頑丈に固定できますので、たとえば手すりとか柵とかテーブルとかにワンアクションで固定。イロイロなモノが三脚代わりに使えるようになるわけです。状況によっては三脚より汎用性が高いかも、みたいな。

 ただし、カメラをセットする雲台部のネジの構造から、カメラ装着時はカメラ側を回転させるようなイメージでセットする必要があります。微妙な使いにくさですな。雲台部にさらに小型雲台を装着すると使いやすくはなりますが……。

 サイズ的には若干嵩張りますが、質量は500gで、わりとラクに携帯できます。出張や旅行に持ち歩くと意外なほど役立ちますヨ。三脚を持って出掛ける嵩張り感と比べると、ずっと身軽に行動できるかも。そんな観点からも、けっこーオススメです。

UN(ユーエヌ)の「クランプ雲台 UNP-5626」。わりとシンプルな構造ながら、非常に高い汎用性を発揮してくれます。三脚よりコレを使う機会の方が多いかも。
許容荷重は1kg。重くないミラーレス一眼&レンズ程度なら無問題で支えられる感じです。写真のカメラとレンズの合計は1kg弱で、しっかり支えられました。
クニップってニャにかしら? 三脚よりいいらしい。うかちゃんはカメラを使わないので関係ニャいの。ぼぼぼ、ぼくも関係ニャいです。ニャ。ニャ。的な。
マンフロットのテーブル三脚を購入

 マンフロットの「テーブルトップ三脚キット 209 492LONG」というミニ三脚を購入しました。この古いタイプを持っているんですが、ヒッジョーに役立つので新型を追加購入した感じ。新型と言っても2009年12月8日発売なんですけどネ。

 コレ、ミニ三脚とは言ってもかなり頑丈な三脚で、耐荷重は2kg。安定感もかなり高いです。机面~雲台上面までの最低高は、エクステンション(中間のポール)を外した状態で約11cm、エクステンションを装着すると約25~35cmの間で伸縮させることができます。付属のケースを含んだ質量は385g(実測値)で、ケースのサイズは約12×20cm程度。一式をラクに携帯できます。

 何に役立つかと言うと、「何かと役立つ」という感じ。低速シャッターを切る必要があるとか、少々の望遠撮影をする必要があるとか、まあ手ブレが起きやすいシチュエーションで役立ちます。A4サイズ程度のテーブル的な平らな場所があれば、カメラを安定的にセットできます。出張や旅行に持っていくと便利な感じです。

 マンフロットの旧タイプのミニ三脚は、かな~り頑丈で、恐らく一生モノ級。この新型もほぼ同様の頑丈さがあるので、永く使えると思います。オススメ。

マンフロットの「テーブルトップ三脚キット 209 492LONG」。写真の状態で、約25~35cmの間で伸縮させることができます。専用ケース付き。実勢価格1万円前後。
エクステンションを外せば高さ約11cmの三脚として使えます。安定感もかなりイイ感じ。なお、三脚部、エクステンション部、雲台部はバラ売りもされています。
ニャンフロットってニャにかしら? 三脚らしい。写真のやつね。写真のやつだけど、ぼくの写真を撮るならシーバと猫缶をおくんニャさい。ニャ。ニャ。的な。