スタパ齋藤の「スタパブログ」

ユピテルの新型ハンディGPSマップを購入

2010年11月10日 06:00

 以前にユピテルのハンディGPSマップことATLAS ASG-CM11を買ったが、その新型ことATLAS ASG-CM21が発売されたので、これも思わず購入してみた。

 結論から言って、旧型のATLAS ASG-CM11と新型のATLAS ASG-CM21は、ハンディGPSマップとしての大きな差はない。CM11を持ってる拙者がCM21を買うのは、おなじよーなモンをカブって買うよーなコトとも言える。が、ASG-CM21には、惹かれる人は思いっ切り惹かれる新機能が備わっている。

 それは「ANT+規格センサーに対応している」ということ。ANT+は、スポーツ用センサーの無線プロトコルで、デファクトスタンダードな規格となっている。つまりこのANT+規格に対応していれば、既存の各種ANT+センサ類──スピードセンサー、ケイデンスセンサー、ハートレートセンサーなどが送ってくる速度/クランク回転数/心拍数をATLAS ASG-CM21上に表示できたりするのだ。

 ATLAS ASG-CM21は、基本的にはサイクロコンピュータ(徒歩やランニングでも利用可能)で、GPSマップ(日本詳細地図)が入っていて、現在位置確認やナビ利用が可能で、さらにANT+センサも活用可能。

 現在そういう製品ってけっこー非常に少なく、たとえば日本詳細地図表示にもANT+にも対応している有名なモノと言えば、GARMIN EDGE 705とかあたり。

 でもGARMIN EDGE 705は、価格的にATLAS ASG-CM21の倍近くする(けどより多機能ではある)。逆に言えば、GARMIN EDGE 705欲しいニャ~とか思っている人において、ATLAS ASG-CM21は物凄く魅力的な製品なのである!! そしてその実力はどーなのかッ!? てな勢いで買ったんですよええ。

 ……でも、まだ、全然使ってません。雪が降る前に使ってレポートしますんで、少々お待ちください~。

これがATLAS ASG-CM21の箱だッ!! 自転車のハンドルへの取り付け具付き。ANT+各種センサは別売で、ATLASCLUB販売価格は4万4100円 アトニャスってニャにかしら? 自転車の地図らしい。うかちゃんは寒いから自転車はイヤです。ぼくも寒いからイヤです。ニャ。ニャ。的な
プレミアムHRセンサー&ストラップを購入

プレミアムHRセンサー&ストラップを購入

2010年11月5日 06:00

 GARMINのプレミアムHR(ハートレート)センサー&ストラップを購入した。同社のGPSマップ内蔵サイクロ(サイクル)コンピュータことEdge705などで使える心拍計(心拍センサ)ですな。別名プレミアム乳バンドとか。なお、心拍計の拙者的用途はここに書いた

 拙者はEdge705付属のハートレートセンサー持ってるんですけど、プレミアムのほーならもっとゴージャスに心拍計測!! ってわけで買ったんではなく、単なる予備ですな。汗にまみれるセンサなので、いつ壊れてもおかしくなさそう、と。プレミアムじゃない普通バージョンを買おうとしたんだが、販売終了だったのでプレミアムのほーを、みたいな。

 と思ったが、明らかにプレミアムのほーが使いやすそう。胸に付く部分がよりソフトであり、センサー部の密着度(←密着してないと誤動作する)も高そうであり、より軽量でもある。ベルトとセンサーが脱着可能なので、ベルト部分を洗いやすそうでもある。って、まだ使ってないが、早速試してみたいと思う。

 ちなみに、このハートレートセンサーとEdge705本体は、ANT+というプロトコルで無線通信している。体などに装着するセンサ類と計測/表示役のコンピュータ部分をコードレスでつなげるってわけですな。サイクリストはもちろん、ジム通いの人やランナー/ジョガーにはおなじみのANT+かも。

 それと最近、日本国内メーカーのコンシューマ製品でANT+対応のものが増えているのが気になるところ。ユピテルのGPSサイクルコンピュータ ATLAS ASG-CM21とか、パイオニア(!!)のサイクルコンピュータやセンサとか。

 スポーツ自転車に乗る人が急激に増えてるし、メーカーもANT+とかに続々対応してくる感じだし、このまま行くとANT+対応ケータイとかもフツーに登場しそうですな。ANT+対応でGPSマップ表示可能なサイクロコンピュータにもなるケータイとかって、日本でのGARMINの市場を食う可能性すらありますのう。けっこー期待!!

いいよねっとでは販売終了のハートレートモニター&ストラップ 購入したGARMINのプレミアムハートレートセンサー&ストラップ 体と導通する部分は非常に薄く、バンド部と一体化している
センサ中枢部はこのように外せる。バンド部を洗うのも容易ですな バンドを留める機構もシンプルで使いやすそうなギミックになった プニェミニャムってニャにかしら? ニャんだろう? ニャ。ニャ。的な
ついついGENTOS閃355Bを購入

ついついGENTOS閃355Bを購入

2010年11月1日 06:00

 ついついサンジェルマンGENTOS閃355Bを購入、と言うと穏便な感じだが、つまり衝動買い。小型のLEDフラッシュライトですな。

 コレ、明るさは100ルーメンで光源は白色の超高輝度LED。電池寿命は点灯10時間/点滅22時間。照射はスポット(集光)とワイド(散光)を調整できる。サイズはφ29×103mmのポケットサイズで、本体質量は102g。電源は単4形アルカリ電池×3本もしくは単4形エネループ×3本を使う。本体には、ストラップ、オリジナルポーチ、パイプホルダーおよびテスト用電池が付属する。

 なんか急激に日が短くなってきたので、自転車への常時車載用として買ってみた感じ。手持ちのマグライトとかでもいいんですけど、わりと話題のライトだったのでポチッと。Amazonで2685円だった。

 使用感としては、単純明快に使えて、小型軽量で、しかも超明るくて、コストパフォーマンスが高い感じ。サドルバックに入れっぱなしにしておけますな。

 明るさは人の目に向けると危険なレベル。自転車走行時のヘッドライトとしても使えなくはないと思うが、拙者は暗くなったときのサイクリングロード→一般車道への脱出用およびパンクなど修理時の照明として買った感じ。日が沈んだあとのサイクリングロードをいつものスピードで走るなら、もっともっと明るくないとヤバい気がする。

 とか考えていたら、チョー明るいライト=夜間走行に十分使えるヘッドライト的な自転車用ライトが気になりだした。なんか「DOSUN A1 バイクランプ」が人気らしい。

 でもニャ~、夜走ろうと思わないしニャ~、結局「トラブって日没」とかってコトめったにないだろうしニャ~、ていうか高いしニャ~、みたいな。

GENTOS閃355B本体。ジェントス・セン、と読むようだ ランプ反対側にスイッチが。消灯/点灯/点滅を切りかえられる ランプ部リングでスポットビーム~ワイドビームを調節できる
光源を直接見ると危険なほど明るい。徒歩なら夜間歩行用に使える ストラップ、ポーチ、パイプホルダー(対応径:20~25mm)が付属 またライトよ。ライトだね。何本目かしら。何本目かな。みたいな
DRIFT INNOVATIONのHD170を購入

DRIFT INNOVATIONのHD170を購入

2010年10月8日 06:00

 DRIFT INNOVATION社のHD170というオンボードカメラを購入。ハイビジョン動画まで撮れる小型カメラですな。アクションカメラ、と呼んでいるようだ。

 オンボードカメラについてはHD HERO NakedPOV.1.5を自転車で試してきたが、前者は結局売却、後者は自転車への取り付けが少々面倒なので多用していない感じ。途中、OREGONのATC5Kを使ったが、コレは使用感もモノもイマイチな感じで死蔵中。

 新たに買ったHD170は、ツイッターにて「HD170も試してチョ」的にピンポイントなご要望をいただいたから。いや、要望されても毎度ソレに応えていたら速攻破産なのでそうそう対応できないわけだが、改めて調べたら興味が急激に沸いたのであった。

 HD170、以前からその存在は知っていた。だが当初、写真を見た瞬間「これはヘルメット横側装着専用なのだな」と勝手に思い込んでスルーしていた。しかしよくよく調べてみるとレンズ部が300°回転するもよう。これを知った瞬間……画面が本体横にある以外は、コンパクトだし設置の自由度も高そうだし画質も画角も良さそうだしで、ももももしかしたら!! 最も実用的な機種!? てな印象に。

 というわけで性懲りもなくまたオンボードカメラに手を出している拙者なんでした。秋雨の時期が終了したらビシッと試して記事化してゆきたい!! みたいな。

DRIFT INNOVATION社のHD170。ハイビジョン対応のオンボードカメラで、日本国内での販売価格は4万2000円くらい。ワイヤレスリモコンでの操作にも対応している レンズ部は300°回転する。本体の前後軸方向さえ適切なら、本体が傾いていてもレンズ回転により映像の水平を自由に調節できることになる またニャンボードニャメラを買ったらしいわ。らしいね。猫も撮ればいいんだわ。撮ればいいのにね。撮らニャいわね。撮らニャいね。的な
心拍数を制御して体力の残量を調節

心拍数を制御して体力の残量を調節

2010年9月22日 06:00
GARMIN(ガーミン)のEdge705日本版。自転車用GPSマップ/サイクロコンピュータで、速度/ケイデンス/心拍数などを表示できる

 GARMINのEdge705というGPSマップ内蔵サイクロコンピュータを使用中の俺だが、何かとイイのが心拍数を逐一チェックできる点である。

 スポーツ用の心拍計と言えばポラールのものが有名だが、Edge705にも心拍計の機能がある。Edge705は自転車の速度やクランクの回転数など走行データが表示されるサイコンで、それら数値とともに現在の心拍数も表示されるんですな。

 で、この心拍数表示、何がイイか? 理屈っぽい言い方をすれば、強度を制御しつつ運動できることだ。

 たとえば心拍数によって、脂肪が燃えやすい、持久力が付きやすい、筋肉強化の効率がイイ、てなことが変わってくる。具体的な数値は人によって違うが、拙者の場合なら心拍数が125~150程度だと脂肪燃焼の効率が良い運動強度になるようだ。それを越えると持久力UPに向く強度になる、といったイメージ。

 ともあれ、心拍計を使えば現在どういう効果がある運動をしているのかを把握できるわけですな。逆に、心拍計を使わないと、たとえば有酸素運動で脂肪を燃焼させてるつもりが、なーんか筋肉ばっかり強まって体がゴツくなっちゃった、てなことも起こり得る。

 で、拙者の場合、心拍計を使い始めてからわかったんだが、心拍計使用以前はどーも持久力~筋力UPの強度でサイクリングを続けていたもよう。確かに持久力も筋力も付いた。が、イマイチ体重が減らなかった。体脂肪率は少しずつ下がっていたが、恐らく筋肉量が増えたので、体重は少々しか減らなかったものと思われる。

 心拍計を使い始めてから、結局「あ、なんか以前は運動強度が強すぎだったっぽい」とわかり、有酸素運動になるように心拍(=運動強度)を抑えてサイクリングを続けた。ら、以前よりもスムーズに体重が減っていく感じに。とか書いてて急にまた太ったらアレなんですけど、心拍数を把握しつつ運動することで、効率よく脂肪を消費しているのを実感できている拙者である。

 あと、体力を残すのか使い切るのかをコントロールできるようになったのもオモシロい。てか便利。つーか拙者的サイクリングの可能性が高まった感アリ。

 多少は経験が要るんだが、具体的にどーゆーコトかと言うと、たとえば50kmの距離を走った後に残っている体力/気力を調節できたりするのだ。以前は、テキトーに走ってたので、合計50km走行における45kmあたりからミョーに疲れてきたとか、45kmあたりでもまだ足腰元気とか、残る体力/気力もまちまちであった。

 が、心拍数を把握しつつ走行している現在、「走行後に仕事あるから疲れないように」とか「走行後はシャワー浴びて寝るだけだから体力全部使おう」てなコトが可能に。もちろん、その距離なり時間なりを十分走れる体力があり、かつ、自分の場合はどーゆー心拍数でどういうふーに体力が使われるのかを感覚的に知っておく必要はある。

 以前、奥多摩湖に行ったとき、ペースがよくわからず途中でバテて何度も休んだという記憶がある。しかし、恐らくたぶん、心拍数を把握しつつなら、バテずに奥多摩湖まで行けそうな気が。今度実際試してみたいと思う。

Edge705に付属する心拍センサ-。これを素肌の胸部に装着する。心拍データは無線でEdge705に送られる 猫は心拍数が高いかもしれないわね。しれないよね。でも測ったことはないわね。ありません。みたいな
あ、自転車乗りだ、話しかけよう

あ、自転車乗りだ、話しかけよう

2010年9月17日 11:00

 自転車で鋭意走り始めて半年くらい経つ俺なんですけど、気づいたことがヒトツ。それは、サイクリングしていると低くない確率で知らない人に話しかけられることだ。

 サイクリングを始める以前、同じような場所すなわち川沿いのサイクリングロード(遊歩道でもある)でウォーキングをしていた。時々ベンチに座ったり木陰で休んだりしつつ。でも、まず、話しかけられなかった。すれ違う人と「こんにちは~」的に声をかけ合ったりはするが、相手がこっちに寄ってきて話しかけてくることはなかった。

 が、自転車だと、わりと頻繁に話しかけられる。ベンチや木陰など誰もが休憩しがちな場所にいれば「こんにちは~、どこからです? どこまで行くんです?」みたいに。

 フツーはココじゃ休まねーだろ的な場所───ゴミ集積場の脇とか車止めのパイプ横とか橋の真ん中の窪みとかいう中途半端な場所で一息ついていても、「自転車ですか~、どちらへ?」的に。

 話しかけてくる人は、えー、イロイロ。意外に多いのがホームレスな感じの人。近くで見ると小綺麗な人が多いですな。まあそういう社会性があるから話しかけてくるんでしょうけど。

 以上は、拙者について全然知らないっつーか、拙者を単なる自転車野郎だと思ってる人から話しかけられるというコトだが、拙者=スタパだと知る自転車乗りの人からも多々声をかけられる。確率としては秋葉原とかをウロついているとき以上と思われる。てか、自転車乗りの人は気さくなのかも。

 てな感じで、自転車乗って土手を走ってると、思いの外、全然知らない人と会話する機会があったりするんであった。この件、フニャ田さんも同様だそうで、恐らく多くの土手サイクリストも同じだと思う。

土手をサイクリングしていると、意外なほど知らない人から話しかけられるんであった。なかには自転車の価格を一発で当てるウォーカーも 知らない人に話しかけられると怖いわね。怖いよね。だから外に出ないで家のなかで遊びましょう!! そうしよう!! みたいな
ちょこっと保険に入ってみた

ちょこっと保険に入ってみた

2010年9月15日 06:00

 Yahoo!の「ちょこっと保険」に入ってみた。自分の怪我や他人への賠償などに使える保険ですな。サイクリング中の事故を考えての加入だ。

 自転車乗ってて単独事故とか対人事故とかって、ちょっと怪我する程度だとイメージする人が多いと思う。が、ママチャリでも20km/hくらいはスピードが出るし、スポーツ自転車なら30km/h程度はすぐ出たりする。

 このよーな速度で人にぶつかれば、相手も自分もたぶん怪我をする。真面目な話、相手が死んでしまう可能性も決して低くない。てか、サイクリングロード走ってるとたま~に自転車と歩行者の事故見たりするが、わりとフツーに救急車沙汰な感じになっている。

 実際、ここ数年で自転車が人にぶつかったりして死亡させるケースが急増しつつあり、その賠償金額も急上昇しつつある。なんか数千万とかいう賠償金額だったりして驚く。サイクリングで人轢いて賠償金で人生暗転ってのは超有り得るケースだ。でも自転車って保険入らないで乗るのがフツーと思われちゃってるんですな。

 なんか、自転車と人との事故だと、責任を自転車運転者が負うことになるらしいですな。自転車運転者が子どもや老人で、20代の元気な若人にぶつけちゃっても、やはり自転車側に責任アリ。怪我や死亡に対する賠償金額は数百万円~高額だと5000万円オーバーですってよ奥様、あら怖いわねえ。ちなみに、加害者は13歳くらいから賠償責任を負うという(訴訟の)ケースが多いらしい。

 リアルに妄想すると、中高生が自転車で歩道を走行中に、ボールを追って飛び出した子どもを轢いて、相手が亡くなったりしたら、その中高生のご家庭は……マジこえぇえぇ!! 一瞬で一変ですよ。この「中高生」の部分がママでもパパでもおじいちゃんでもおばあちゃんでも超マジこえぇえぇ!! な結果に。「子ども」もいろいろ代入可能でやっぱり激マジこえぇえぇ~!! な苦悩が待ち受けている。

 あと、単独事故。自転車の単独事故で鎖骨を折ったとかはザラで、複雑骨折とか両手骨折とか死亡とかって話も聞く。スポーツ自転車なんかだとホントにフツーに30km/h以上出るわけで、その速度&薄着&ヘルメットとグローブ程度の防備でアスファルトを転がったら簡単に血だらけですな。

 そういうわけで保険に。保険以前に、事故を起こさない意識と行動が必須だが、それでも起きちゃうのが事故。事故の責任は当事者であり、自転車だとたぶん自転車運転者が責任を負うことになるので、やはり保険も必須だと思うのだ。

自転車は便利だし愉快だけれど、怪我と死亡と賠償責任と隣り合わせなンだ!! ママチャリも同様。自転車全部同様。超ヤベぇ。超コエぇ うかちゃんはニャイクニングに行きたいけど、危ないからやめましょう!! そうしよう!! だからオモチャで遊びましょう!! そうしよう!! 的な
走行中にただの水で補給すると胸焼けする件

走行中にただの水で補給すると胸焼けする件

2010年9月10日 06:00

 2010年8月は、週に数度、定期的に自転車に乗った。早朝、ただただいつもと同じルートを走って……何してたんだろ、健康維持っつーかストレス解消っつーかトレーニングっつーか朝涼み(!?)っつーか、なんかそーゆー感じでサイクリング。

 距離は約50kmで走行時間は2時間くらい。早朝とは言ってもご存知のとおり毎日のように猛暑だったので、朝でもわりと汗だく。当然、頻繁に給水する拙者であった。

 以前「なるほど、ボトルにはただの水か」という話をエントリした。が、上記の習慣的な走行時は、結局、ボトルにスポーツドリンクを詰めた。

 理由はいくつかあって、たとえば早朝サイクリングだと頭から水をかぶるほどの状況には至らない(のでボトル内がただの水じゃなくてもOK)、ポーラー(POLAR)のボトルとキャメルバック(CAMELBAK)のボトルキャップの組合せだと液漏れしない、やっぱりスポーツドリンクのほーがオイシイなどなど。

 しかし最大の理由は、水だけ飲んでいると胸焼けすること。上記くらいの距離/時間それから気温だと、超激汗かきまくりで水だけだと(吸収がうまくいかずに)補給が追いつかないってことはナイ感じ。だが、浸透圧の問題からか、なーんか胃液が多々出てる感じ。胃の中に入ったただの水を、吸収しやすい濃度にしているのか? ともかく、サイクリングの後半から胃~食道あたりが変な感じ───胸焼けした感じで不快になる。

 ナニこれヘンだよと、アレコレ対処した結果、単純にスポーツドリンクによって水分補給したら解消した。多くのスポーツドリンクはアイソトニック(浸透圧が体液と同じ)なので、恐らくですけど、浸透圧調節のために胃液とかが分泌されたりしないから、というような気がする。

 ……誰かがネットか書籍で、サイクリングに携行するボトルの内容物について、「水だと胃に負担がかかるからスポーツドリンクにしている」と書いていて、それを読んだ時は「負担ってどーゆー意味かしら?」と思っていた。が、ソレってたぶん、水だと胸焼けするってことかニャ、とか思った。

約50kmの走行で約500mlのボトル×2本を消費。中身はこれ。普通に飲むとどちらも「……」だが運動中に飲むとオイシイのが不思議 スポーツドニンクってニャにかしら? スポーツのドニンクだよ。な~んだそっか。ニャ。ニャニャ。的な
そうだ、まめカムHD使おう♪

そうだ、まめカムHD使おう♪

2010年9月3日 06:00

 GoPro HD HERO NakedとかV.I.O. POV.1.5とか使って、自転車走行中の動画を撮ったりした拙者。

 しかしどーも満足できない。結局、自転車の自由な位置にカメラを取り付けつつ、手元でライブビュー映像を確認しつつ、ハイビジョン動画として撮影したいんである。が、そーゆー条件を満たすオンボードカメラがナイのであった。

 と思ったが、ソニーのまめカムHDがある。てか持ってる。これならハイビジョンでオンボードカメラ映像を撮れるのだ。

 ……でも高価な機材なので、自転車に取り付けるのをためらっていた。が、前述のようなトライで「こう取り付ければ壊れにくそう」的なノウハウが得られたので、じゃあ、まめカムHDでイッちゃいましょう!! みたいな。

 というわけで準備開始。まずはワイドコンバージョンレンズを。やはり広角レンズによるワイドでダイナミックな映像を撮りたいからだ。手持ちのワイドコンバージョンレンズを使ってもいいのだが、カメラ部をなるべく軽量にしたいと考えたので、Technical FarmTF-WX0.3というのを買ってみた。

 コレ、0.3倍のワイコンですな。まめカムHDのカメラ部レンズは35mm換算で43mm(広角側)。あまり広い視野がない。が、この0.3倍ワイコンを装着すると43mm×0.3=12.9mm相当の超広角レンズになる。しかもそれほどのワイコンなのに非常に小さいのだ。

 って、まだ、使ってません。どんな映像が撮れるかが楽しみである。

ソニーのまめカムHD(HXR-MC1)。カメラ部とレコーダー部がセパレートになった業務用ビデオカメラで、HD/SD映像をメモリースティックデュオに記録できる Technical FarmのTF-WX0.3。まめカムHD専用に作られた業務用ワイコンで、倍率は0.3。オンボードカメラとしてのまめカムHDの小ささ軽さを最大限に活かせるワイコンだ
まめカムHDのカメラ部にワイコンTF-WX0.3を装着したところ。ん~コンパクト!! 普通のワイコンだとこうは小さくまとまらない。ただし定価2万3100円と高価っす ニャイコンってニャにかしら? 広いらしい。うかちゃんは狭いところが好きかな。ぼくは狭くて暗いところがいいです。的な
ど~しても自転車にバックミラー!!

ど~しても自転車にバックミラー!!

2010年8月27日 06:00

 俺の場合、自転車にはどーしてもバックミラーを取り付けたいんである。ママチャリだろうがロードバイクだろうがマウンテンバイクだろうが、絶対に、だ。

 てのは、後方を即座に確認できないと不安だから。危険は見えないトコロからやってくるのであり、前方じゃない方向は見えないのであって、すなわち後方は見えなくて危険なので見えるようにして安全化したいのである。

 つーか、バイクやクルマに乗ってて後ろをミラーでサクッと確認できなかったら不安ですな。それと同様。バックミラー無しで車道とか走ってる自転車野郎の度胸に乾杯といった気分である。

 てなわけで、自転車用のバックミラーを取っ替え引っ替え試している。多々試し中なのは、イマイチなのが多いからである。とは言え、最近やや長期間にわたって使っている製品がある。hoge(ホゲ)のロードバイク用ミラーobj001

 当初、「え~っ、ホゲってぇぇ~?」とか思った。またこのミラーのメーカーはアポロ計画株式会社と言うのであり、これもまた「え~っアポロって~?」とも思った。

 が、このミラーは便利。注意点や難点はあるが、これまで使った自転車用ミラーのなかではとりわけ総合的な実用性が高いと感じている───非常にシンプルに取り付けられ、ミラー面が大きく視界も広く、取り付け位置が見やすい位置になっているので快適に後方を確認できる。

 注意点は、シマノのSTIレバーのULTEGRA、105、TIAGRAにある突起に装着する機構になっていること。つまり、STIレバーがULTEGRA、105、TIAGRAのバイクにしか付かない。なお、AmazonにはDURA-ACEやSORAのSTIレバーにも付くと書かれている。ともあれ、シマノのレバーにしか付かないんですな。

 あとこのミラー、走行中の振動や衝撃で向きが変わりやすい。ので、アーム部にあるネジをかなり強く締めてやる必要がある。また、ハンドルなどに強固に取り付けるミラーや金属製のミラーなどよりもブレやすく、道が荒いとミラーがブレ続けて後方の視認性が悪くなる。ツイデに価格がAmazonで2700円。自転車用ミラーとしては高価ですな。

 でも、取り付けのたやすさ、取り付け位置の良さ(邪魔にならないことと見やすいこと)、後方視認性の高さなど、総合的にかなりイイ。上記難点を克服した新型を出してくれれば買うが、とりあえず現行機種の予備を買った拙者である。

これがhogeのロードバイク用ミラーobj001のパッケージだ!! Amazonで2,700円!! ちょっと高い!! サイズは8×90×70mmで質量は36g!! シマノのDURA-ACE、ULTEGRA、105、TIAGRA、SORAにしか付かないヨ STIレバーのこの部分の突起に引っ掛けるように取り付けるのだ
取り付けたところ。外側のゴムカバーはミラーの突起に引っ掛けられる 非常に見やすい位置/高さに取り付けられるのだ。左でもOK 前から見たところ。邪魔な雰囲気がなくキレイに付く
STIレバーのゴムカバー部に少し隙間ができちゃうのが残念 この部分のネジを強めに締めないと、走行中にミラーの向きが変わりがち シマニョってニャにかしら? あのね、お魚釣りのだよ。うかちゃんもお魚食べたいな。ぼくはツナ缶に興味があります。ニャ。ニャニャ。的な
そんなトコロが鳴ってたのかーッ!?

そんなトコロが鳴ってたのかーッ!?

2010年8月23日 06:00

 俺の最強にナイスなTREK Portlandで走ってたらクランク(ペダルが付いてる棒/漕ぐトコロ)あたりから、カッカキッ……クキッ、的な音が。なんかコレは不調を示すっぽい音。ヤなんですけど~!! コレな~に~!? 教えてフニャえも~ん!!

 曰く「鳴るんですよ!! 原因はBB(ボトムブラケット)かペダルの緩みか……でもみんな鳴って困ったりするんですよ!!」とか。まあだいたい鳴るらしい。フニャ田氏によれば、多くはペダルの緩みで、面倒なのはBBの鳴りで、でも、そーじゃないアサッテの場所が鳴ってることもあるという。

 ともあれ、対処。ペダル外してグリスアップして再取り付け……あーダメだまだ鳴る。

 じゃあもう1000kmくらい走ったからBBグリスアップを含めてメンテに出しましょう!! とショップへ。ショップの人もこういった音鳴りは解消できるかどうかわからない(約束できない)と。そーゆーモンらしい。

 で、メンテ後、さぁ音鳴りはどーよ!? ……ニャ~ウ!! まだ鳴る。

 その後、サドルにハンドルにとイロイロな部分を疑ってネジのグリスアップや増し締めなんかをし、そのたびに走りに出かけてチェックしたが、一向に音鳴りが解消しない。カッカキッ……カッ……キッ、てな音を聞きつつもう300kmくらい走っちゃったヨ!! 一生このアッタマ来る音を聞き続けるハメになるのかーッ!? ……新しいロードバイク買おうかニャ。

 ふと「ベアリングみたいなのって、ペダル内部にもあるよなぁ」と思って、ペダルを交換してみた。ら!! 音鳴り解消!! ペダル内かよ!! わかんねーよ!! 雨の中を走っちゃったときにトラブルの元が芽生えたのかニャ~。とか思った。

 あ。フにゃ田さんもペダルが鳴って交換したんですな。ペダル内部が鳴ることって多いのかニャ?

 ちなみに鳴っちゃったペダルはシマノのPD-A530。ビンディングペダル(SPD)だが、片面をビンディングシューズで踏めて、もう片面は普通の靴で踏めるという超便利品。ちょっと重めなんだと思うが、利便的にはすんげぇオススメである。

BB(ボトムブラケット)周辺からの音鳴りは誰でも経験するらしい。自転車のフレームが集合する最下部、クランクが取り付けられている部分がBBですな シマノのPD-A530。普通の靴でもビンディングシューズでもガッチリ踏める便利なペダル。こちらがビンディングシューズをカチリとはめ込める面
こちらの面は普通の靴で踏める面。MTB用ビンディングシューズだと、通常はビンディング面を使い、街中などはこちらの面を踏む、てな感じで使い分けられる 猫もペニャルを踏めるかしら? 肉球が痛くなっちゃうよ。痛くなるわね。あと股が届きません。届かないわね。ニャ。ニャニャニャ。的な
キャメルバックのボトルキャップが便利

キャメルバックのボトルキャップが便利

2010年8月20日 06:00

 自転車で走るとき、この時期とくに絶対どーしても必ず携帯したいのが飲み物。給水しないとホントに速攻ダウンしちゃうヨ!! てなわけで、自転車にはボトルを装備している。……ってスポーツ自転車に乗る人なら当然ですな。

 で、拙者が愛用しているのはポーラー(POLAR)のボトル。二層で中空になっていて、間に保冷剤が入っている。ので、飲み物がぬるくなりにくい。と言っても、夏場は数時間で中身がお湯ですけどネ。ボトルのまま凍らせて持ち出したり、冷たい水を購入して入れたりすると、フツーのボトルよりも冷え冷え持続時間が長いって感じ。

 そういうちょっとした性能からポーラーのボトルを愛用しているが、拙者にとって走行中飲みにくいのはほかのボトルと同様。ボトルを口にしつつ顔より少し上に向けて飲むんだが、自転車がフラついて危ニャ~い!! みたいな。飲むのヘタなんです拙者。

 そんな拙者だったが、キャメルバック(CAMELBAK)ボトルキャップを発見してから、走行中の給水が非常に快適に!! ストローみたいにボトル内の飲み物を吸って飲めるのだ。ボトルを押して(中身を押し出して)飲むこともできる。上を向かなくてOK。なので、とても安全。

 しかもこのボトルキャップ、前述のポーラーのボトルにもフィット。恐らく一般的なサイクリング用ボトルの多くに合うボトルキャップだと思われる。

 てなわけで、走行中にボトルから水飲むのが苦手な人にとってはヒジョーに便利なので、オススメ。

キャメルバックのボトルキャップ。ストローのように吸える吸い口が付いたキャップなのだ。吸い口はキャメルバックの噛んで飲む例のアレ ボトルキャップは、ホントはキャメルバックのボトル部と組み合わせて使うが、ポーラーのボトル部などともピッタリ合った。キャップのみ買えば済むケースが多いかも
吸い口は噛むと開いて吸って(もしくはボトルを押して)飲めるようになる。キャメルバックのハイドレーションシステムのボトル版、てなイメージ。吸い口は折って収納できる うかちゃんもボニョルで飲んでみたいな。ボニョルだと噛んで吸うから難しいんだよ。猫だからできないわね。猫だからできません。ニャ。ニャニャ。みたいな
最新のドロンジョーヌ恩田本

最新のドロンジョーヌ恩田本

2010年8月4日 06:00

 自転車方面にて有名なサイクリストことドロンジョーヌ恩田氏。イラストレーター&自転車乗りとしてマニアック(!?)な人気を誇り中の方ですな。

 で、この方の最新刊「ドロンジョーヌ恩田の自転車美女入門」が出たので買ってみた。あ。ヤマト警告者。違う!! 山と渓谷社。1680円ですな。

 この本、汗とか鍛錬とか競技とか技術とかって方向じゃなくて、カッコよくキレイにカワイク楽しく的なところをスゲく重視しつつのロードバイク入門となっている。基本的に女性向けの自転車入門書だ。男性である拙者の場合、ドロンジョーヌ恩田氏が相変わらずヤラセじゃねーのかってほど美人なので思わず購入してしまった。

 内容的には、レーサーパンツ(レーパン/タイツ)の上に履くスカートの長さはどんなのがいいかとか、サイクリング時のメイクはどうするのが好ましいとか、「女子としては、パイオツの下垂は絶対避けたいもの!」といった事柄が書いてあるが、その一方で、スポーツ自転車に乗る人なら誰でも頷けたり役立ったりする話/情報が盛り込まれている。ので、男性サイクリストが読んでもフツーに楽しめる。イラストや写真も満載。堅苦しさレスという部分もドロンジョーヌ本らしいですな。

 てか、じつは拙者、ドロンジョーヌ関連書籍(←雑誌ではなく)は数冊読んでいる。で、そんな一読者としてぶっちゃけて言えば、この本はこれまでのドロンジョーヌ本のうちいちばん愉快な気が。なかなか濃く、新たな方向から楽しめる一冊なので、フツーの自転車入門書とかカッタリィ~とか思う方はゼヒ!!

『ドロンジョーヌ恩田の自転車美女入門』。男女問わず、スポーツ自転車への誤解を解いてくれる本として秀逸。理屈っぽい自転車マニア的メンタリティが希薄であるところも読みやすい。 著者本人によると思われるイラストが多々使われている。わかりやすいイラストのなかにクスッと笑えるユーモアがあるあたり、いつものドロンジョーヌ節と言えよう。
著者本人によるカラーグラビアがあったりするほか、マンガも多々。「ふくらはぎの形がDからPに!!」というのは多くの自転車乗りが激しく同意する部分ですな。 ドニョンニョーニュってニャにかしら? 人間らしい。知らない人ね。知らない人だから怖いよね。怖いわね。ニャ。ニャ。的な。
なるほど、ボトルにはただの水か

なるほど、ボトルにはただの水か

2010年7月26日 09:10

 スポーツ自転車関連の話を聞いたりしていると、ウォーターボトル(自転車のフレームに取り付けたりする水筒)には水を入れるという人が少なくないっつーか多い。スポーツドリンクとかじゃなくて、ただの水。

 拙者の場合、以前は「スポーツドリンク入れれば効率良く水分補給できる」と思って、そうしていた。が、何かの拍子でボトルからスポーツドリンクが滴って、自転車のフレームに付着してベタベタに。走行中、そのベタベタにホコリが付き、なんか自転車もボトルもヤケに汚れた。

 ニャるほど~。だから水を入れるのか。と思ったが、そういうわけでもなかった。ボトルに水、の意味がわかったのは、猛暑になってからだ。

 結局、ボトルにただの水を入れておくと、飲めるし、その水を頭からかぶったりすることもできる。水冷ですな。この季節、フツーのボトルに入れた水は間もなくぬるま湯~お湯になっちゃうが、それでも熱くなった体を冷ますには十分役立つ。スポーツドリンクでも熱い体を冷ませるが、体も自転車もベッタベタ&いずれホコリで真っ黒になるであろー。

 というわけで、ボトルに単なる水を入れている人が多いのであった。

 なお、最近の拙者は、ボトルの水を「しろくまのきもち」などの首冷却用グッズにかけたりしつつ走っている。ツイッターの自転車先人に教えてもらったグッズだが、なるほど、風を受けまくりの自転車で使うと冷却効果バッチリですな。

水を含ませて首に巻くと、気化熱でネックバンド部の温度が下がり、首周辺が冷やされるというグッズ。首筋の日焼け防止にも一役買ってくれる。 ボニョルってニャにかしら? 水らしい。新鮮な水はおいしいわね。おいしいよね。ニャ。ニャニャ。的な。
700Cのタイヤとアッサリ変わる拙者的感覚

700Cのタイヤとアッサリ変わる拙者的感覚

2010年7月16日 06:00

 TREKのPortlandというスポーツ自転車に乗り始めてから一カ月半くらい経って「そーゆーモンなのか」と気づいた。

 この自転車には700Cという規格のタイヤがついている。一般的にはロードバイクなどに使われているもので、大雑把に言えば超細いタイヤ。拙者の自転車のタイヤは、700x28Cというサイズで、タイヤの横幅(太さ)が28mmしかない(と言ってもロードバイクにとっては太いタイヤとなる)。

 TREK Portlandに乗り始めた当初、この“タイヤの細さ”が非常に心配であった。パンクしやすいのではないか? と。てゅーかよく走るサイクリングロードは舗装されているとは言え、舗装が古くてデコボコ。きっとパンクするよああパンクするさ絶対パンクだ、と思っていた。

 ので、パンク時に必要なチューブはもちろん携行。しかも2本。さらにパンク修理キット(パッチ)も携帯。高気圧注入対応ポンプも装備。てな感じで走っていた。

 だがそうして走っていて、そろそろ累計1000km近くになろうとしている現在、まだパンクしない。パンクする予感もしない。どころか、ダート(未舗装道路)もけっこー走っちゃってるし、さらには「このタイヤちょっと太いかも」とか「もう一段階細いのにしたら軽快さUPしそう」と考え始めている。

 当初は「細っ!! アリエナイほど細ッ!!」と思ってたのに、一ヶ月半くらいで「太いニャ。もっと細くしたいニャ」とか思ってるわけで、アッサリ変わるモンですな、人間の感覚って。

拙者が乗り回し中のTREK Portlandのタイヤ。サイズは700×28Cで、当初はアリエナイ細さだと思っていたが……。これやっぱちょっと太いよね、的な昨今 タイニャってニャにかしら? 太いらしい。うかちゃんの尻尾も少し太くなってるけどわかるかしら? わかりません。みたいな
小型軽量携帯用12機能ラチェット愛用中

小型軽量携帯用12機能ラチェット愛用中

2010年7月14日 06:00

 まだまだスポーツ自転車歴が浅い拙者の場合、日に日に、ってほどではないが、自転車と拙者肉体のマッチングが変化しがち。ハンドルやサドルの高さや角度などを、わりと短い期間で調整したくなるのだ。

 そういった調整は走行時に行う。どこかに走りに出かけて、しばらく走って調整し、また走って「もうちょっと○○かな」と再度調整し……を繰り返していく。つまりサイクリングしつつ自転車の調整するわけで、出先にて調整用の工具が必要になる。

 携帯用工具はアレコレ使ってみたが、最近拙者が気に入っているのがTOPEAK(トピーク)(http://www.topeak.jp/index.html)のラチェットロケットRX(http://www.topeak.jp/tool/tol15300.html)。携帯用マルチツールで、各種六角レンチ(ヘキサゴンレンチ/アーレンキー)やドライバーなど12の機能を持ち、ポケットサイズで軽量という製品。

 だが、ポイントは“ラチェットレンチ”である点。片方向にしか締め込み/緩めを行わない構造(ラチェット機構)によりネジを素早く締めたり緩めたりできるのだ。

 出先で自転車のサドル調整とかするとき、とっとと5~10mmだけ上げ下げしたい感じなんですよ!! 炎天下だったりもする!! そんなときフツーの六角レンチだと「あーもーネジ回しイラつく~」的なフラストレーションが。ラチェットレンチを使えばそういうストレスが激減する。

 ただ、対象のネジによりいちいちツール先端を交換するのは面倒と言えば面倒。ツール先端は小さく、屋外では紛失しやすいってのもありますな。

ラチェットロケットRXはこんな携帯用ケースに入っている。ケース裏面にはベルト通しがある ツール本体。黄色いカバーの根本が壊れそうな雰囲気アリだけど、なかなかイイ!! こんなサイズ。長さ100×幅38×厚み18mmで120g
必要なツール先端を手前のラチェットハンドルに取り付けて使う 六角レンチをラチェットで使用中。通常の六角レンチよりずーっと速く締めたり緩めたりできる ニャチェットネンチってニャにかしら? ネジらしい。ネズミかしら? そうかも。みたいな
ルートラボのトンネル問題改善

ルートラボのトンネル問題改善

2010年7月5日 10:10

 ちょいと前にルートラボの記事を書きまして。

 ルートラボは、地図上にルートを描いて利用/公開/共有できたりするウェブサービスで、サイクリングやランニングなんかに向く機能と使い勝手を持つ。拙者はサイクリング計画時~妄想時にこのルートラボを超良く使う。ルート各部の勾配などがわかるという点が強烈で、「このルートは坂がキツそうだ」なんてなコトを一発で把握できるのだ。

 ただ、上記記事にも書いたように、トンネルを通過するルートの場合、道の標高ではなくトンネル上の山の標高が適用され、トンネル内の勾配がオカシな数値になっていた。大きな問題ではなかったが、多くのトンネルが激坂っぽく表示されたり、ルート全体の平均勾配が不正確になったり、ちょっと気持ち悪かった。

 が、この問題が解消された。上記記事の公開が2010年6月14日で、ルートラボのトンネル標高問題解消が2010年6月24日。10日のタイミングで記事の情報が古くなっちゃった!! 的な。ともあれ、より便利&信頼して使えるルートラボになったのであった。

従来のルートラボによる勾配(斜度)表示。赤い部分がトンネルだが、その勾配が49.2%となっている。どエラく急な坂と言えよう 現在のルートラボによる表示。異常な急坂表示がなくなり、より実用的になった
急坂ってニャにかしら? 斜めらしい。斜めだと滑るわね。寝にくいよね。的な
Twitterでサイクリング

Twitterでサイクリング

2010年7月2日 06:00

 Twitterを始めてから「有り難いニャ~」とか思うコトってイロイロあるんですけど、そのひとつが自転車関連情報。愉快で気さくな自転車先輩らがいろいろ教えてくれることだ。

 未経験ゆえよくわからないコトなどは、やっぱり経験者に訊くのがいちばんいい。「教えてチョ」な気持ちを込めてつぶやくと、自転車野郎が腕まくりしてビシッと教えてくれる。いつもホントにありがとうございますっ!! てな気持ち。

 先日も、Twitter上で教えてもらった情報で、新ルートをゲット。いつもその新ルートの近くまで行っていたが、まさかこんな道があるなんて!! 的な。しかも補給可能なお店がマジ便利!! みたいな。

 そういう新しい道が見つかると、サイクリングが楽しくなるんですけど、同時に凄くラクになりますな。単純に新しい道なので飽きない=疲れを意識しないで走ってる、てな感じ。

 Twitterのような無差別的横つながりコミュニケーション網がなかったら、得られていない情報が多いように思う。Twitterを使っていなかったら、もしかしたら同じよーなコースを走って、そのうち飽きて、自転車に乗る頻度急降下だったかもしれない。

 やはり、Twitterとそのユーザーに感謝!! である。

(1)ここは拙宅から25kmくらいの場所。教えてもらったうどん屋さん(川岸屋)を発見!! でも定休日だった。ニャニャニャ。 (2)次っ!! やはり教えてもらった牧場に行くニャ。どんどん進……あっ牛っ!! (3)木陰にも牛っ!! サイクリングロードの両脇は、田園とカエルと多数の牛っ!!
(4)でもそこは目的の牧場ではなかったニャ。炎天下、まだ進むニャ (5)目的地の榎本牧場。ド炎天下のジェラート激うま!! また来るニャ (6)あ、おまえはおまえは、あんまり遠くへ行っちゃダメ。ダメよ。助けに行けないからね。行けないわよ。あと語尾のニャも少なくしなよ。するのよ。的な
高千穂遙氏から本をもらっちゃったヨ♪

高千穂遙氏から本をもらっちゃったヨ♪

2010年6月30日 06:00

 先日、小学館の編集者からメールをもらってドキリ!! 高千穂遙氏が『ヒルクライマー宣言』という本を書いたし氏が「スタパ齋藤さんのファンなのでぜひ本を贈呈したい」言ってますヨ、的な内容!! 久々に口で「ズギャァァム!!」とか言っちゃいました。

 ご存知のとおり自転車にハマり中の拙者ですけど、同時に自転車関連の書籍も読みあさり中。実践と知識と、てな感じで愉快な趣味ライフを邁進中ってわけですな。

 多数の自転車関連本を読んだが、非常に良かったのが『自転車で痩せた人』。高千穂遙氏の著書である。

 この本がエクセレントでしょうがねえ点は、全てが高千穂氏の実体験からの話であり知識でありメッセージであること。何と言うか、裸で書いてる感じで、きれいごと無し。目が座ってる的な迫力を感じる。何度か読んだが、自分の自転車経験が増すたびにこの本での読書体験が変化したりもして、頷ける箇所が増えたり、あるいはチョイとゾクッとしつつ共感&感動したりする場面も増える。ダイエット本と捉えられがちだが、これから始めるスポーツ自転車体験を豊かにするための教示として秀逸だと思う。

 そんな本を書いた人による『ヒルクライマー宣言』。自転車用語でのヒルクライマーとは、スゲく急だしキツくてしょうがねえ峠道とかを自転車で上る人たちのこと。上り坂をしょうがなしに上るんじゃなくて、好んで求めて上り坂っていうか激坂を上る人ですな。自転車での登坂が目的。傍目には、マゾかと自虐かとスポ根かと。意味わかんなくね、みたいな。

 高千穂氏は前述の『自転車で痩せた人』のなかで、急坂を自転車で上る件について軽く「登ると、やみつきになる」と書いている。拙者的に大同意ポイントが多い本だが、その記述については「この点はついて行けニャい」とか思っていた。

 しかし、いただいた『ヒルクライマー宣言』を読むと、急坂に対してミョーに好奇心が出てきちゃうから困る。

 こないだ奥多摩湖へ自転車で行ったんですけど、楽しいは楽しかったんだが、苦しさもタップリあった。「もう一度行け」と指示されたら「ん~と……ヤです」と言うであろー。でも、ときどき「もう一度行こうかニャ」と自発的に思ったりするんだから不思議である。そう思いながらミョーに心拍数が上がりつつ僅かな発汗も観察されるから本格的に不思議だと言えよう。

 『ヒルクライマー宣言』は、その拙者内部の不思議をスコッと解明した。本書を読んで、なるほど拙者は坂ちょっと走ってみたいんじゃん、と納得してしまった。

 いや、でも走らん。たいへん苦しいからだ。いや、でも早朝から出かけてゆっくり大垂水峠越えて相模湖巡って午後ゆっくり帰るってどうよ? いやいや大垂水峠はバイクで上る峠!! いやしかし大垂水あたりをクリアすればこれまで避けてきたあの坂やこの坂も「フツーの道」になんじゃね? そしたら自転車での行動範囲が超広がらね? いやいやいや……という無限ループが始まった。

 この無限ループから抜ける方法は、一回ヤッてみることなんであり、そうか一回ヤッてみちゃおっかニャとか思っているのが最新の状態の拙者であり、つまり「急坂、絶対、イヤ」な感じだった強固な平坦派の俺をグラグラ揺るがしちまいやがるんだから高千穂先生はたいへんヤバい本をお書きになったと言えよう。

『自転車で痩せた人』は、肥満・高脂血症・高血圧を抱えた50歳の高千穂遙氏が自転車でダイエットしていくありのままを著した一冊。ダイエット本に見せかけた自転車魅力大説明本と言えよう。 高千穂遙氏の『ヒルクライマー宣言』。急坂を横目にドキドキしていた人を引き込もうとする魔書かもしんないけど、ヒルクライマーたちの気分がちょっとわかったりして愉快。些末に見える話がヤケに興味深い。
いただいた『ヒルクライマー宣言』には、ほ~ら、著者のサインだヨ!! 現在の興味の対象であるテーマ&著者なので、ぶっちゃけ、かなり嬉しいっす。 ヒニュクニャイマーってニャにかしら? 急坂らしい。うかちゃんも急坂に行きたいニャ。ぼくも自転車に乗せてもらって行きたいです。的な。
道が消えがちハマりがち

道が消えがちハマりがち

2010年6月25日 06:00

 自転車によく乗るようになってから遭遇しがちっていうかアリガチなシチュエーションと言えば、消えちゃう道である。

 クルマで走ってたり、クルマが通るような道ではほとんど遭遇しないが、自転車だと「あれっ、うそ~ん、道なくなってんじゃん!!」ってコトがよくある。

 まあ、サイクリングロードとかだとそういうコトは非常に少ないと思うが、サイクリングロード的に走れるかどうかアヤフヤで曖昧な細い道だと、アリガチ。そーゆー道がサイクリングロード沿いにあったりもする。

 たとえば入間川サイクリングロードあたりだと、途中いかにも「この道はサイクリングが快適ですよ~」的に伸びているキレイな舗装路があるが、ソコに行くと最終的に行き止まりになってんですよ。自転車担いで土手を下りるしかない、みたいな。

 一種の罠とも思える大規模な行き止まり舗装路であり、比較的に多くのオッチャンやオバチャンやアニキやアネキやヤングメンやギャルが掛かっている。土日などその付近で見物していると、非常に多くの人が掛かっており「やっぱ誰でもアッチ通りたくなるよなぁ」と妙に腑に落ちたりする。

 最近拙者が掛かった罠は、非常にキレイなサイクリングロードと思われる舗装路の入り口に、非常に曖昧な位置かつ曖昧な数のパイロン(△のアレ:コーンとも呼ばれる)が置かれていたので「通れそうじゃん」と思って進んだら……写真のとおりハマったというものだ。

 ま、一度ハマればだいたい覚えるから、そんなに大きな害はないんですけどネ。

(1)ニャ!! きれいな道!! 早速走るニャ!! ニャニャニャニャニャ(←鋭意進む音) (2)あ!! ニャい!! 道がニャくニャってる!! みたいな
(3)全部砂利&小石!! 大量のパンクの原因で構成された道でありゲンナリ。引き返すか、自転車担いで土手を下りるか (4)アニガチってニャにかしら? 蟻かも。蟻なら毎日来るから毎日やっつけるわね。やっつけるよね。的な