てっぱんアプリ!

まずは毎日7分続けてみよう 「7分フルトレーニング」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: 7分フルトレーニング
開発者: manatlan
価格: 無料
対応OS: Android 2.1 以上
カテゴリ: 健康・医療

 とにかくやせたい、体力や筋力をつけたいと思っていても、毎日とっても忙しくて、ランニングしてる時間も、筋トレしてる余裕もない、と言っている人。たった7分さえも時間が取れない、ってことはないはず。ひとまず、短時間で効果的なトレーニングができるようになる「7分フルトレーニング」を試してみてはいかが?

1日7分程度のトレーニングメニューを実践できる「7分フルトレーニング」

12種類のトレーニングを短時間で

 「7分フルトレーニング」は、フィットネスに最適なトレーニングを短時間で次々にこなしていくための的確な指示をしてくれるアプリ。休憩をはさみつつ12種類のトレーニングを数十秒ごとに1つ1つ実践することで、体力向上を図れるというものだ。

 トレーニングを開始すると、体の動かし方をアニメーションイラストで指示するとともに、開始と終了をカウントダウン。標準では1つのトレーニングを30秒ずつ行い、間に6~10秒の休憩(準備)時間があるので、合計でおよそ480秒弱。計算上は1回当たり約8分かかることになってしまうが、“だいたい7分”で一通りのトレーニングができる、という謳い文句になっている。

次のトレーニングまでの10秒をカウントダウン
トレーニングがスタートすると終了までをカウントダウン

壁、椅子、マットを用意して、いざトレーニングスタート

 トレーニングの内容は、脚を広げたり閉じたりしながら腕を上げ下げする“Jumping jacks”、壁に背中を預けて座るポーズをする、いわゆる空気椅子の“Wall sit”、そのほか腕立て伏せ、腹筋、踏み台昇降など。上半身も下半身も、まんべんなく使うトレーニングが網羅されている。

 身ひとつで、というわけにはいかず、壁や椅子のある場所で、寝転がる時用のマットをできるだけ用意しておく必要がある。ただ、これら多彩なトレーニングを立て続けにこなしていくことになるので、短時間といえど負荷はそれなりに高く、毎日しっかり続けることができれば効果を実感できるのではないだろうか。

壁を使った空気椅子
椅子を使った踏み台昇降
ややテクニカルなトレーニングもある

60秒ずつのトレーニングにも変更可能。問題はやる気?

 標準の30秒ずつだと体がもたない場合、あるいは余裕すぎる場合は、スタート前にインターバルを変えることも可能。最短10秒から最長60秒まで5秒刻みで変更できるので、自分の体力に合った秒数を探ってみよう。

 ただし、本来は7分だけ運動すればいいというわけではなく、1セット7分を2、3回繰り返して行うのがベストなのだとか。それでも1日当たりせいぜい25分ほど。忙しい社会人でも仕事から帰った後、もしくは朝起きた後、ちょっとだけ時間を作ればいいだけ。もはや「時間がないからトレーニングできない」なんて言い訳は通用しない。やる気が続くかどうかが一番の問題だ。

インターバルは最大60秒まで設定可能
壁、椅子、マットがあればオフィスでもできる(?)

日沼諭史