てっぱんアプリ!

Android/iPhoneでもビルダーズ!スマホ版の元祖「Minecraft: Pocket Edition」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Minecraft: Pocket Edition
開発者: Mojang
価格: Android:700円/iOS:840円
対応OS: iOS 5.1.1 以降、Android OS
カテゴリ: ゲーム
ダウンロード: iOSAndroid

 国民的RPGといっても良いドラゴンクエストのスピンオフ的な作品、「ドラゴンクエストビルダーズ」がコンシューマーゲーム機向けに発売された。実は、ブロックでできた世界でモノを作り、サバイバルしていくこのゲームの骨格は、2010年頃に登場した「Minecraft」(マインクラフト)という海外製のゲームが基盤になっている。今回は“マイクラ”とも呼ばれるそのスマートフォン版「Minecraft: Pocket Edition」を紹介しよう。

ブロックでできた3D世界で遊ぶ「Minecraft: Pocket Edition」

3Dブロック世界で自由にサバイバル

 「Minecraft: Pocket Edition」は、ブロックでできた3D世界の中でプレーヤーを縦横無尽に走らせたり、ジャンプさせたりして冒険できるゲーム。地表から海底、地中までがゲームの舞台となっており、一見簡素な3Dグラフィックながら、ブロック状の土、木、石などを壊すことも、それらを素材に足場や壁などを積み上げて建物を作ったりもできるなど、自由度は高い。

 ゲームモードは「クリエイティブ」と「サバイバル」の2種類があり、クリエイティブモードでは最初から全てのアイテムを所有した状態で自由に“世界づくり”を楽しめる。モノは壊し放題、作り放題で、時間をかければ理想の建造物を完成させることもできるだろう。

主人公キャラの見た目をカスタマイズできる
クリエイティブとサバイバルの2つのモードから選択
3Dブロックで構築された広大なフィールド
動物やモンスターを倒せばアイテムが手に入ることも

生き残るためのアイテムを作り出そう

 もう一方のサバイバルモードは、Minecraftの自由度にサバイバル要素を追加した、ゲームオーバーもあるモードだ。何も持っていない裸一貫からのスタートで、ブロックを壊してアイテムを収集し、それらのアイテムを組み合わせて冒険に役に立つアイテムを作り出していく。例えば木を壊して得た原木の素材をもとに、棒や板を作り、それらを組み合わせて作業台を作ったら、今度は作業台でさらに新たな素材を作っていく。

 また、本アプリでは時間経過で日中と夜間が切り替わるようになっているが、サバイバルモードでは夜間になるとモンスターが増え、攻撃されて体力がなくなるとゲームオーバーになる。ゲームオーバーになればそれまでに集めたアイテムを失ってしまうので、どのように生き抜くかが考えどころ。日中はアイテムを駆使してモンスター避けになる建物や装備を作り出し、食料も確保。夜は安全な場所で息を潜め、昼間は再び冒険に繰り出して食料を作って空腹も満たす、といったサバイバル術を身に付けなければならない。

まずは「作業台」を作りたい
作業台を設置することで本格的なアイテム生成が可能になる
作業台を使って新しいアイテムを作る
岩を砕いてアイテムを得るにはツルハシが必須

最初はクリエイティブモードかサバイバルモードの低難易度がおすすめ

 慣れないうちはクリエイティブモードでスタートして基本的な操作をしっかり覚え、サバイバルモードをモンスターの現れない最も低い難易度で始めるのが良さそう。明確なストーリーはないため、ひたすら生き残りつつストイックにモノを作っていく根気強さも重要だ。

 最初は素手で地面を掘っていたのが、ツルハシで効率良く掘削できるようになったり、マイホームを建てたり、あるいは自動化の仕組みを実現できるレッドストーン回路を駆使したりと、進めるにつれ楽しみはどんどん広がっていく。アレフガルドを超える立派な世界をスマートフォンの中で構築してみてはいかがだろうか。

難易度が高いと、あっという間にゲームオーバーになってしまうかも
難しすぎる時は、スマートフォンの“戻る”キーで設定画面を呼び出し、難易度を調整しよう

日沼諭史