オリンパス・ペン「E-P1」のドレスアップ貼り革


「ペンF」風に貼り付けた。最初は気付かなかったが、右側がちょっとズレてしまっている

 7月3日、オリンパスより「オリンパス・ペン E-P1」が発売された。かつて同社から発売されていたハーフサイズカメラ、「ペン」シリーズの名前を受け継いだデジタルカメラだ。レンズマウントにマイクロフォーサーズ規格を採用しており、ミラーレス構造の小さなボディでレンズ交換式を実現。マウントアダプターを使用して他の規格のレンズを幅広く使用できるなど、さまざまな魅力が凝縮された製品に仕上がっている。

 今回紹介するのは「ペンE-P1張り革キット」だ。サードパーティ製品としては、他社のレンズが使用できるマウントアダプターなどが相次いで発売されていたが、ドレスアップ製品も発売されるようになったのは、趣味性の高い製品故の自然な流れといったところだろうか。


「ペンE-P1張り革キット」 貼り付け前

 製品内容は一目瞭然、ボディに貼り付ける貼り革だ。素材にはカメラ製品でごく一般的に使用されるビニックスレザーを使っている。レンズ周辺やサイドのUSB/HDMI端子カバー、表面にあるマイクロフォーサーズマークなどの細かい部分まで型抜きされており、その精度はかなり高い。裏は粘着テープになっており、貼り付けは簡単だ。説明書にもあるが、引っ張らず、置くように貼るとうまくいくようだ。

 革による滑り止め効果も多少はあるが、あまり期待しない方がよいだろう。というのも、ボディが小さいため、右手は最初からついてるグリップレザーに指が集中、左手はレンズを保持するため、貼り革に手を触れることが少ないからだ。純粋にドレスアップが目的になるが、シルバーのボディは表面の金属部分がツルツルなので、そこが隠された事によりドレスアップ効果が特に高いと感じた。

 革は全部で6種類あり、好みのものが選べる。今回筆者は、かつてのペンシリーズで採用されていたダイヤシボに近いものを選んだ。さらに、向かって右側の上半分をはさみで切り、貼らずにおいた。往年の名機・ペンFに似せてみたのだが、いかがだろうか。個性的なペンE-P1を、より個性的にしたい人におすすめの一品だ。

裏面は粘着テープになっている切り抜き精度は高く、フタの開閉にも干渉しない

 

製品名製造元購入価格
オリンパス・ペンE-P1張り革キット
ダイヤシボブラック
近代インターナショナル1575円

 

(ナカムラ)

2009/9/10 11:00