Amazon Kindleにぴったりの防水ケース発見。その正体は?


Kindle専用にあつらえたとしか思えないほどぴったりなLIBRIe用ケース

 今回紹介するのはソニー製の電子ブックリーダー「LIBRIe(リブリエ、EBR-1000EP)」用の防水ケースだ。LIBRIeといえば、2004年に鳴り物入りで販売されたものの、国内では普及に至らず2008年に終息してしまい、パナソニックの「ΣBook」と並び国内のe-Bookリーダーの先駆者とも言える製品である。

 この防水ケースは当時LIBRIe用に販売されていたもので、1年ほど前にメーカー直販サイトで480円という処分特価で購入したものである(ちなみに標準価格は1890円)。電子辞書などほかのアイテムに利用できないかと思い、買ってみたはいいものの、LIBRIe以外の製品にはまったく融通が利かない製品で(当たり前だ)、それ以来ずっと死蔵状態にあった。

 この製品を再び引っ張り出したのは、先日PC Watchの連載でAmazon Kindleを試用した際、その存在を思い出したのがきっかけだった。本体サイズが非常に近く、また下部にキーボードを備えるレイアウトが酷似していることからこともあり、ひょっとすると使えるのではと思って試してみたところ、これがKindleに実にぴったり。専用に設計したと言っても差し支えないくらいの出来だ。

 そんな具合でKindleがばっちり収まるこのケースなのだが、目玉となるのは防水機能だ。上部をビニールファスナーで留め、さらにマジックテープで折り返すことで、水がかかるような場所に持ち運んで使えるというシロモノである。さすがに水中利用は想定されていないようだが、雨風がある屋外、さらにビーチサイドやプールサイドで電子書籍を楽しむにはぴったりのケースである。メーカーの想定外の使い方なので「自己責任で」という但し書きはつくが、Kindleをむき出しのまま、もしくは革製カバーをつけた状態で風雨にさらすよりはよほどいい。

 Kindleについては、海外ではすでにアクセサリ市場が盛り上がっているほか、国内メーカーからも保護シートが登場するなど、周辺グッズ市場にも拡大の兆しがみられる。かつてPDA用のアクセサリが転じて電子辞書アクセサリ市場の隆盛につながったように、近いジャンルの製品が今後形を変えてKindle用として登場してくる可能性は高いと思うが、本製品のようにまったく手を加えなくても流用可能な場合も、少なくないと思われる。自己責任の範囲で、いろいろと探して試してみると面白いかもしれない。

製品パッケージ。ソニーLIBRIe(EBR-1000EP)専用の品。ちなみに本稿執筆の時点では、メーカー直販サイトにはまだ在庫があるようだビニールファスナーとマジックテープの二重構造で水の浸入をブロックする。スタンドが付属し、立てて置くこともできる
上からKindleを入れ、ビニールファスナーとマジックテープで留める画面およびキーボード部分は透明なウィンドウ部分にうまくかかっている。両サイドのボタンは若干不透明な部分にかかっているが、ボタンそのものが大きいこともあり、操作性に問題はない

 

製品名製造元購入価格
PDA-WPLBサンワサプライ480円

 

(山口 真弘)

2009/11/26 06:00