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節電の夏、隠れた必需品は網戸掃除の便利グッズかも!?


「網戸外さず洗える! お掃除ローラー」の本体

 いよいよ節電の夏がやってくる。昔は、夏は窓を開け、網戸を通して入る風で涼をとるのが当たり前だったが、最近は窓を閉め切りエアコンを使う方が主流になっている。震災の影響で世は節電モード。夏の電力消費の敵はエアコンだ。どこまで我慢できるかは個人と、その住宅環境にもよるが、昨年よりは窓を開け風を入れる人が増えそうだ。

 筆者はあまりエアコンを使用しない。マンション暮らしで風が抜けやすいこともあり、夏は窓を開け網戸を通して風を入れている。風が通ると、空気中を運ばれた埃が網戸に溜まり、徐々に汚れが増していく。筆者の経験では、高層階は埃が少なく、低層階ほど埃が多く網戸は汚れやすい。

 網戸に溜まった埃を注意深く見ると、外側にも内側にも埃は付いていて、編み目に絡みついていることがわかる。厳密な検証はしていないが、埃は風向きによって屋外からも室内からも網戸に溜まると思われる。風向きが変わると一部は網戸から離れるが、残った埃はイヤホンのケーブルが絡む様に網目に絡みつき、ちょっとやそっとの風では剥がれないようになっていく。編み目の隙間を埋める様に埃はより小さな編み目を形成し、本来は通り抜けた小さな埃まで溜め込み、加速的に汚れていくと思われる。

 窓から風を入れようとして、気付かなければそれはそれで幸せかもしれないが、埃が溜まり茶色っぽく変色した網戸に気付くと節電意欲も急激に萎えてしまいそうだ。節電の前にまず必要なのは網戸の掃除かもしれない。

 網戸を外して浴室に持ち込み、スポンジかブラシで洗ってシャワーで流せば完璧だが、そこまでするのは面倒臭い。ベランダがある窓なら網戸は外すことも簡単だが、外側からアクセスできない窓に付けられた網戸は躊躇してしまいそうだ。そんな面倒臭い網戸掃除に役立つのが、今回紹介する「網戸外さず洗える! お掃除ローラー」だ。

 製品名の通り、網戸を外さずに洗えるお掃除ローラーは、面倒臭がり屋にはかなり便利だ。ローラー表面の細かな樹脂製の毛が網戸に絡みついた埃をかき出すように掃除をしてくれるので、片側から掃除をすれば両面が綺麗になるとのことだ。

 使い方は簡単。食器用の洗剤を水に溶き、その石けん水をローラーに染み込ませゆっくりと転がすだけだ。コツはゆっくり動かすことで、勢いよく動かすと洗剤の泡と汚れた水が自分に飛んできて悲惨な結果となる。気長にローラーを行ったりきたりさせているとローラーの色が灰色に変わり、「汚れが取れている」と実感できるだろう。ベランダ側の網戸なら、最後に霧吹きやじょうろで水を流せばお掃除完了だ。室内側から掃除する場合は雑巾などで網戸に付いた洗剤を拭き取ることになる。

 あまりお勧めはしないが、裏技も紹介しよう。「網戸外さず洗える! お掃除ローラー」は洗剤も水も付けずに使ってもそこそこ埃が取れる。網戸の色は洗剤を使用した時ほど綺麗にならないが、目立つ埃はかなり取れるので、手抜きをしたい方には役立つ裏技だ。ただし、濡れていないこともあり、目に見えるほど猛烈に埃を舞上げるので注意が必要だ。黒いTシャツなど着ていたらこちらも悲惨な結果が待っている。室内から作業する場合は、外向きの風が吹いているときに作業しないと、室内が埃だらけになるので、あくまで自己責任でトライしていただきたい。

 もうすぐ梅雨が明け夏本番。まずはシーズン前に網戸を綺麗にしよう。当然ながら、窓を開けている時間が増えると網戸の汚れも増える。夏の間に汚れが気になったら時々掃除をすると、気持ちよく節電ができるだろう。

洗剤と水を適量にする水切りスティック。筆者は使用していない ローラーの表面。フィルム状のキラキラ繊維が埃をかき出し、細かな柔らか繊維がキャッチするらしい
使用前の網戸。網戸の編み目より小さな埃の編み目が汚れを加速させている……かも ローラーの色が変色し、掃除している実感を味わえる
使用後の網戸。気持ちよく節電できそうだ
裏技は何も付けずにローラーを転がす 写真では分かりにくいが汚れた色は残るが埃は8割くらいは取れる

 

製品名 販売元 購入価格
網戸外さず洗える! お掃除ローラー ハンディ・クラウン 980円

 

 

(奥川浩彦@アイピーアール)

2011/6/24 06:00