「チャレンジタイマー」で素早くアイディアを文字化する


今回の購入に合わせてついでに強力芯えんぴつ(B)なるものも思わず衝動買い

 フリーランスのライターともとなると、(極論を言えば)仕事さえきっちりこなせば、寝ても遊んでいてもいいだけに、筆者は人気のネット記事を見たり気になったキーワードを検索したりと……と雑念だらけ。気が付けばびっくりするほど時間を無駄にし、トリビアを身につけている自分自身がいる。しかも頻繁にだ。知り合いのライターのつぶやきを見ていても、同じように雑念に振り回されている人は多いので、きっとみな同じような状況だと思いたい!

 で、そうした「30分もあればできる事をグダグダやってしまう人(筆者自身)」にオススメの一品が、今回紹介する「チャレンジタイマー」なる代物である。名前の通りタイマーなのだが、ちょっと変わったタイマーだ。このチャレンジタイマーは、6角形の鉛筆に取り付けるグリップで、そのグリップにタイマーがついており、ストップウォッチ、または減算(カウントダウン)タイマーとして使えるというもの。

 だから、マインドマップであれ、箇条書きであれ、頭の中のアイデアを紙に書き写す場面でサクッとやりたいときに、「10分以内にやるぜ、書き終わるぜ」とばかりにチャレンジタイマーを設定することで、これが大活躍するのである。この減算タイマーの10分の設定はもちろん一例で、分と秒をそれぞれ設定できる。だから23秒以内に○○をリストアップする……なんてこともできる。

 説明書には「鉛筆を押し込むとストップウォッチやタイマーがスタートする」と書いてあるのだが、利用には若干のクセがある。鉛筆をさし込みチャレンジタイマー(グリップ)側で鉛筆をロックしたら、鉛筆を垂直に押しこむようにするのだ。そうするとカチッとスイッチを押すような感触があり、カウントが始まる。

 本来はこれ、「カゲヤマメソッド」でお馴染みの「陰山英男先生監修」とパッケージに書かれている通り、子供向けの製品。だから漢字の書き取りとか算数のテストを何分間でやる、といった利用に向いている。しかし、筆者のようなダメなフリーランスの大人にももってこい。シリコングリップもいい感触だし。欲を言えば、時間が経ったときにストップウォッチでお馴染みの「ピー」という電子音ではなく、遊び心あるボイスとか、時間が間に合ったときに微妙に刺激がくる、震える、とか、そんな大人仕様のチャレンジタイマーが出るといいなあなんて思うのだった。


筆を挿しこんだらここをスライドして鉛筆を固定するカウント中。Mに回して分を、Sに回して秒を設定する

 

製品名製造元購入価格
チャレンジタイマーJZクリエイト880円

 

(山谷 剛史)

2012/2/8 06:00