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デスクトップPC周りの省エネに役立つ電源タップ


エレコムのIC記憶式パソコン連動タップ。デスクトップパソコン本体の電源は一番右へ

 デスクトップパソコンをメインで利用している人はまだまだいるだろう。節電を意識せざるをえないこの季節、デスクトップパソコン限定だが、節電に役立つ機能を搭載しているのが、エレコムのIC記憶式パソコン連動タップ「勝手に省エネ」だ。

 節電できる「IC記憶式パソコン連動タップ」とは、パソコンの電源がオンになると、残りの差込口も連動してオンになる仕組み。つまりモニターや複合機、外付けハードディスクなどをこの電源タップに繋げることで、パソコン本体に連動して電源のオン・オフが自動的に行われ、パソコンの電源が落ちていて使わないときの、スタンバイによる無駄な電力消費を抑えることができるわけだ。

 この電源タップの差込口は全部で7つあり、パソコン本体の電源を挿す場所は決まっている。本体右側の差込口がパソコン専用差込口で、残り6つのうち右3つがパソコン連動差込口、左3つがパソコンの電源に連動しない差込口だ。

 タップの電源ケーブルの付け根付近、横側面には小さな切替スイッチとLEDライトがあり、初期設定の際に利用するのだが、これが若干面倒くさい。その初期設定とは、パソコンの電源オフ時にスイッチをスタンバイ「STBY」にセットしておき、パソコンの電源をオンにしたらスイッチを「ON」から「AUTO」へとスライドし、最後にパソコンの電源を落とした上で、LEDライトが消えることを確認するといった手順。

 なぜ若干手間がかかるこの初期設定をする必要があるかというと、今までにもパソコンの電源連動タップはあったが、電源のオンとオフを判断する値の設定が固定されていたため、待機電流値の高いパソコンなどでは誤動作をおこし、パソコンの電源回路にダメージを与える危険があったからだ。そうした誤動作を避けるための初期設定で、そのために「IC記憶式」であるわけだ。

 ちょっと高価な電源タップだが、電源タップ自体の電源コードのプラグは180度回転できるスイングプラグだったり、各差込口は抜け止め仕様の差込口だったりと、電源タップの基本の部分も気の利くつくりとなっている。

 残念ながらノートパソコンでは利用できず、また消費電力が500Wを超えるパソコンには利用できないなど制限はあるが、利用できるパソコンを持っているのなら導入を検討したい一品である。


残りは「連動口」と「非連動口」と明記されている。連動したい周辺機器は連動口に挿す 側面には小さい初期設定用スイッチとLEDライトがある

 

製品名 製造元 購入価格
IC記憶式パソコン連動タップ T-Y10A エレコム 2580円

 

(山谷 剛史)

2012/7/27 06:00