本日の一品

iPhone 5アクセサリーを100均で揃える

iPhone 5とSeriaで買った105円アクセサリー

 iPhoneの良いところといえば、多彩なアプリはもちろんだが、アクセサリーが豊富という点も挙げられる。覚えきれないほど種類のあるAndroidスマートフォンと比べ、iPhoneは種類が少ないからこそアクセサリーが揃いやすい。特にケースは超高級品から激安品まで多数。100円均一ショップでもiPhoneアクセサリーが豊富に揃っている。

 現行モデルの「iPhone 5」が発売された当初、ケースは有名周辺機器メーカーのものしかなかったが、発売から半年が過ぎた現在では、100円均一ショップでもiPhone 5用のケースが揃っている。中でも筆者が好んで通う100円均一ショップ「Seria(セリア)」では、数種類のケースが揃っており、早速、ケースをゲットしてきた。もちろん他の100円均一ショップのチェーンでもケースが揃っているところは多い。

 「Seria」では白、黒、クリアーでいずれも無地のケースのほか、ラメ風の仕上げのケースも数色、揃っている。今回は筆者の白いiPhone 5向けに、透明と白の無地のケースをそれぞれゲットしてきた。

 そのほか、画面の保護フィルムも揃っており、つや消しタイプ、衝撃吸収タイプをゲット。さらにタッチパネルの補助となるペンも合わせて購入した。100円均一ショップだけに、これだけ買っても525円だ。

 残念なのは、充電ケーブルは端子が「Lightning」になったおかげで100円均一ショップでは入手できなくなったこと。「iPhone 4S」までは予備の充電ケーブルまで100均の店頭で揃ってしまったのに、残念だ。なかなか難しそうだが、将来はLightningのケーブルも100円均一ショップで入手できるようになることを期待したい。

 次に、買った白ケースとつや消しフィルムとiPhone 5を合わせてみた。白ケースは何も装飾のない真っ白で、そのまま使うよりもステッカーと組みあわせてデコるのが楽しいだろう。つや消しフィルムは画面の反射をなくし。画面がブラックアウトしたときでも、自分の顔を見なくても済む。フィルムの表面はつや消しでザラザラしているため、指を滑らせるとかすかにシャーという音がする。高価なフィルムに比べると若干滑りが悪いような気もするが、特に操作に支障があるわけでもなく、筆者はこれで十分だ。

 しかし、筆者が購入した白ケースは端末上部と下部、コーナーにむき出しの部分が多く、特に傷つきやすいヘアライン加工の部分が保護されない。

 次に、クリアーなケースに交換すると、保護している部分が白のケースより少し多くなり、傷の心配をあまりしなくて済みそうだ。透明なだけに、裏側もしっかり見え、“iPhone 5を使っている”という主張もできそうだ。また、白ケースと同様、ステッカーを貼るベースとしても良さそう。何より105円なので惜しげもなくデコれる。

 フィルムは衝撃吸収タイプも試してみた。105円のフィルムだけに、気に入らなければ惜しげもなくはがして別のものに交換できる点も100円均一ショップの良さ。衝撃吸収タイプの実際のフィルムは厚みがあり、これなら衝撃で本体のガラスが割れる事故も防ぎそうだ。なお、当初はフィルムが水色でちょっと焦ったが、フィルムの表面に貼られた保護フィルムの色で、はがしたら透明になった。

 実はその後、つや消しタイプとどちらにするか迷ってしまい、一度つや消しにした後、衝撃吸収タイプに戻している。ホコリさえ入らなければ、再度貼り直ししても問題ないほどフィルムは丈夫で、100円均一ショップの実力の高さを実感した。

 最後にiPhone対応をうたうスタイラスペンも使ってみた。デジタイザーペンのように軽快かつ精密な動きは期待できないが、手が汚れているときなどに重宝する。ヘッドホンジャックに刺して持ち運べるのも便利だ。

 ということで、210円分は無駄になってしまったが、合計525円でiPhoneを傷や汚れから守る環境を構築できた。100円均一ショップ、恐るべしである。

白ケースを装着。何も柄のないプレーンなケース
買ったケースはコーナーや上下がむき出しなので保護性能は高くない
つや消しのフィルムを装着。反射がなくなり、指紋もつきにくい
衝撃吸収タイプ、水色のシートに一瞬焦る……
表面のフィルムをはがすと透明になる。厚みがあり、衝撃吸収してくれそうだ
衝撃吸収フィルム、クリアーケース、スタイラスペンを装着し、100均iPhoneのできあがり!
製品名製造元購入価格
iPhoneアクセサリーSeria(セリア)各105円

江須田