本日の一品

数少ない非光沢仕様、iPad mini用のブルーライト低減フィルム

製品をiPad miniに貼った状態。ブルーライト低減効果に加えて反射防止効果があるので、枕元でiPad miniを使用する際、背後の照明が映り込みにくい
フィルムは若干青みがかっている。このように写真を撮ると目立つが、通常使っている場合は気にならない。タッチの反応が悪くなるということもない

 ここ一年ほど、話題のブルーライト対応メガネにどっぷり依存してしまっている筆者である。一連の顛末はPC Watchの記事に詳しいが、その後これらブルーライト対応メガネによるブルーライトのカット率を専用機器で測定する機会があり、おおよそ体感通りの測定結果だったことから、いまでは全幅の信頼を置いてブルーライト対応メガネを使用している。

 ところで、以前から課題だったのは、メガネを装着していない起床直後、および就寝前にスマホやタブレットを操作していると、眼精疲労につながりやすいことだった。まあブルーライト云々よりも前に、暗いところでまぶしい液晶を見つめているせいもありそうなのだが、裸眼の場合にもブルーライトをなるべくカットしたいというのは、以前からの悲願だった。

 こうした場合に役立つのが、ブルーライト低減機能を備えたスマートフォン/タブレット用の保護フィルムなのだが、これらにはひとつ落とし穴がある。それは、ブルーライト低減をアピールする保護フィルムのほとんどが「光沢仕様」であることだ。筆者が保護フィルムを導入するのは、ブルーライト低減に加えて画面の反射を抑えることが目的の一つなので、ブルーライト低減に十分な効果があったとしても、画面がギラギラして反射しやすい光沢仕様だと、目的にそぐわないのである。

 今回紹介するレイ・アウトのiPad mini用保護フィルムは、この条件をクリアできる数少ない製品である。今では他社から同等の仕様の製品も発売されているようだが、筆者の知る限り、iPad mini用の保護フィルムとしてもっとも早い時期から「ブルーライト低減×非光沢仕様」を実現していたのが本製品で、早い時期から愛用させてもらっている。ブルーライト低減機能を備えた保護フィルムを探す場合、光沢の有無はひとつのポイントになりやすいので、これから購入しようとしている人はこうした製品もあるということも、頭に留めておくとよいのではないかと思う。

製品名製造元購入価格
RT-PA4F/K1レイ・アウト1980円

山口 真弘