本日の一品

スマホやタブレットに最適、左右までケーブルレスなスピーカー

 スマホやタブレットを用いて自宅で音楽や動画を楽しむ際にネックになるのが、それら機器の内蔵スピーカーが必ずしもステレオでの再生に最適化されていないことだ。画面を横向きにした際、iPhone/iPadや多くのスマホでは、スピーカーが画面に対して左右にレイアウトされておらず、本体の右側からだけ音が出る格好になってしまう。タブレットも、一部機種では左右にスピーカーを備えるものもあるが、たいていは真横や真後ろに音が出るレイアウト。イヤホンを使わず自宅で楽しむ場合は外付けスピーカーを用意したいところ。

製品本体。縦横高さともに60mmと、ほぼ完全なキューブ型。連続再生時間は20時間とかなり長い

 こうしたニーズにぴったりなのが、SiBから登場した「WワイヤレスBluetoothスピーカー」だ。キューブ型で一辺60mmとコンパクトなこの製品の最大の特徴は、スマホやタブレットとBluetoothで無線接続できるだけでなく、スピーカーの左右もワイヤレスで接続するため、完全なケーブルレス状態で利用できることだ。

 スピーカーとスピーカーの間をつなぐケーブルが存在しないため、部屋の対角線上に1基ずつ設置するといった、ふつうのスピーカーにはできない設置方法も可能になる。実用最大出力は3Wと、このサイズなりの出力値なのだが、レイアウトフリーで左右スピーカーが離れた位置から音を出せることもあり、実際に聴いてみると数値以上のパワフルさを感じる。

背面のmicroUSBポートで充電する。ちなみに左右のスピーカーはまったく同一形状で、左右の役割を入れ替えることも可能だ
ボタン類は底面にある。中央が電源ボタン、上2つが音量大小ボタン、下は現在のモードやペアリングの状況を音声で教えてくれるボタン

 もしこれでバッテリーの持ちが悪ければ、左右が独立していることが逆にデメリットになりかねないところだが、本製品は満充電での連続再生が20時間とかなりの長寿命で、スマホやタブレットと組み合わせた場合、本体のほうが先にバッテリーが尽きてしまうほどだ。また満充電にかかるのが3時間と、再生可能時間に比べるとかなり短いのもよい。

 また充電はUSBケーブルで行えるので、決まった場所に設置する時はUSBケーブルを挿したままにしておき、場所を移動して使う時だけUSBケーブルを外して移動させるようにするとよい。欲を言えば、電源ボタンは底面以外にあったほうが、電源投入時に本体をひっくり返さなくて済むと思うが、逆に言うと気になる点はその程度。自宅はもちろん出先などに持ち歩いて利用するのにふさわしい、汎用性の高い製品だ。

iPad miniと組み合わせて使っているところ。完全なケーブルレスなので、写真のこの状態で音楽が再生できている。部屋の隅と隅に設置するといった芸当も可能だ
製品名 発売元 実売価格
WワイヤレスBluetoothスピーカー SiB 1万2800円

(山口 真弘)