本日の一品

カメラとレンズがすばやく取り出せる「カメラ用ボディバッグ」

カメラ用ボディバッグ DN-10113

 カメラを持ち歩くようになると、荷物はできるだけ軽くしたい、出し入れを簡単にしてシャッターチャンスに備えたい、と考えるようになる。何に入れて持ち歩いたら自分が満足できるかという試行錯誤も始まり、カメラバッグの世界というのは、レンズとはまた別の沼のような気がしている。カメラやレンズにお金がかかるが、バッグも意外と侮れないのだ。できるだけ低コストで前述のニーズを満たしたいと思うなら、上海問屋の「カメラ用ボディバッグ DN-10113」(以下、DN-10113)がいいかもしれない。

 「D-10113」はおにぎり型の本体が特徴のボディバッグである。横34×縦24×奥行き13cmで、重量は約800g。斜めがけを意識した太いベルトと、腰用のベルトがついており、斜めがけした状態で、腹部周辺に荷物を固定できる。このため、肩に負担がかかりにくく、手ぶらで歩きつつも、必要なときにカメラが取り出しやすい構造になっているのだ。

太いベルトとクッションで装着感は抜群。本体のメッシュ部分はポケットにもなっている
両サイドから開けられる

 マジックテープ付きの仕切りが3枚ついており、本体内部を自由に仕切れるうえ、フロントに大きなポケットが1つ、内部にペンホルダーが4つ、身体に接する面にも、マジックテープ付きのポケットが1つ、開閉カバー部分は、内側にメモリーカードが入りそうなポケットが2つついているなど、収納も豊富だ。おまけに、本体の下には三脚用のベルトもついているので、小型の三脚ならそのまま取り付けて持ち歩ける。

3種類の仕切りが付属。マジックテープはかなり強力
フロントのポケット

 携帯しやすいカメラ用の三脚がないので、ひとまずカメラとレンズを入れてみたが、レンズを装着したカメラが1台に、ズームレンズ1本と、マクロレンズ1本が収納できた。これらをそのままバッグに入れると肩への加重がとても気になるのだが、「DN-10113」は体に密着することや、腰でも支えられるためとても動きやすく、身軽に感じられる。

 本体内部は、右側からレンズ付きのカメラを、左側からレンズを取り出せるように仕切ってみた。特にカメラはグリップを持った状態で取り出せるようになったので、動作が非常に軽快だ。荷物満載のショルダーバッグでは、どうしても体の片側が重くなってしまうので、カメラを構えたときに微妙に傾いてしまいがち。しかし、お腹あたりで固定できる「DN-10113」は、自然な姿勢で構えられるのも魅力の1つだと感じた。

右側の蓋の裏側にもポケットが
レンズ付きカメラ1台に、大小のレンズ2本が入った
カメラはグリップを掴みながら取り出せる状態に
カメラとレンズを取り出す様子。この位置の場合、レンズ側が下に傾くので、丸みを帯びた小型の単焦点レンズなどは落下に注意したい

 デメリットがないわけではない。最初に苦労したのは、仕切りの扱いである。マジックテープが非常に強いのはありがたいのだが、狙った場所に取り付ける前にそこら中に張り付いてしまって、納得できる状態になるまで相当苦労した。最初に仕切るのではなく、カメラやレンズを入れた状態で取り付けるといいようだ。もう1つ、仕切り方や入れ方によっては、レンズが転がり落ちやすくなる可能性もあるということ。特に片側を上下に仕切った場合、上の段は蓋の開いた状態で姿勢を変えると危険。特にレンズ交換をする際は十分注意しよう。

 気になる点はなくはないが、これで1999円というから驚かされる。何かの間違いではと思って見直してしまったほどだ。「カメラとレンズ買ったけれど、もうあんまり予算ないし……カメラバッグどうしよう?」と思ったときの強い味方になってくれること間違いなしである。

取り出してすぐ構えられるのが魅力
製品名 販売元 購入価格
カメラ用ボディバッグ DN-10113 上海問屋 1999円

(すずまり)