本日の一品

iPhoneでもワンセグ!外出中もソチ五輪を楽しもう

iPhoneでもワンセグ視聴を可能にする1S-IPM110。LightningコネクタをもつiPhone 5/5s/5c、iPod touch 5th、iPad mini、iPad Retinaに対応している

 世界一iPhoneが好きな国、日本。普段は「ワンセグなんていらない」と思っているiPhoneユーザーも、2014年は2月に開幕のソチオリンピックや6月開催のブラジルワールドカップなど、イベントが多く、ワンセグを搭載しているAndroidユーザーが少しうらやましかったりもする。そんな人はiPhone用ワンセグチューナーを使ってみてはいかがだろうか?

 iPhone用ワンセグチューナーはいくつかあるが、今回はそれらの中でも特にコンパクトな、BUFFALO製「コンパクトワンセグチューナー 1S-IPM110(以下、1S-IPM110)」を使ってみた。1S-IPM110はiPhoneだけでなく、Lightningコネクターを搭載したiOS端末すべてに対応している。

 使い方は簡単。iPhone、iPad、iPod touchのLightningコネクターに1S-IPM110を挿すだけ。あとは、無料の専用アプリ「ちょいテレi」をインストールして起動し、受信地域を選択すれば地上波のテレビ番組を視聴できる。ワンセグなので画質は決してよいとは言えないが、とりあえずの視聴には十分だ。

 また、視聴中の番組の録画機能もある。視聴画面下段の赤いRECボタンをタップするだけだ。例えば、料理番組のレシピをメモとして録画するのもいいだろう。筆者は、視聴の途中に郵便物が届いたり、トイレに行きたい場合などにパッと録画してその部分だけ後から見返す、といった使い方をしている。

Lightningコネクタに接続して、アプリ「ちょいテレi」を起動すれば視聴できる
画面右のチャンネル一覧から番組を選択する。左半分の放映中のテレビ部分をタップすると、全画面表示に切り替わる。画面下の赤く丸いボタンがRECボタン
録画した番組は「ビデオ」の項目をタップすると一覧で表示される。接続しているiOS端末に空き容量が少ないと録画できないことがあるので注意

 ワンセグを視聴する際にひとつ気になるのが、バッテリーの問題だ。ワンセグは電波を受信しつつ、ディスプレーに動画を映しているので、当然ながらバッテリーの消耗は激しい。だが、1S-IPM110はその問題も解決している。本体の底部にmicroUSBポートを搭載し、充電しながらの視聴を実現したのだ。

小型で6.3gと軽量なのが魅力的だ。本体底部には充電用のmicroUSBポートがある。iPhoneを充電しながらの視聴が可能だ

 外見で特徴的な輪っかになっているコードは受信用アンテナ。ストラップではないので、使用する際はこの部分を引っ張ったりしないように注意してほしい。そして、地味ながら筆者が最もうれしいのがコンパクトかつ軽量ということ。普段から持ち物が多いので、いつもバッグがパンパン。これ以上持ち歩くものは増やしたくないが、1S-IPM110は6.3gと超軽量。何も持っていないのとほぼ同じ。iPhoneでもワンセグを楽しみたいという欲張りな方にぜひおすすめしたい一品だ。

製品名製造元購入価格
Lightningコネクター搭載コンパクトワンセグチューナー「1S-IPM110」バッファロー8980円

朝倉尚