本日の一品

ガンダム、スマホの支えに立つ!

モビルスーツがスマホを支える!「機動戦士ガンダム MSモビルスタンド」

 当欄で数回ほどスマホ向けのカプセルトイを紹介させていただいた。スマートパンツスマートキッスのようなユニークなものばかりだったが、今回紹介するのはキャラクターものだ。「ガシャポン」の商標をもつバンダイならではというべきか、「機動戦士ガンダム」がモチーフである。ただし、その内容はひとひねりしている。スマホを支えるモビルスーツである。

 「機動戦士ガンダム MSモビルスタンド」は、1回200円でランダムに出てくるカプセルトイだ。劇中に登場するモビルスーツと呼ばれる人型兵器のフィギュアに吸盤が付いており、吸盤でスマホを固定、フィギュアがそれを支えてくれるというものだ。フィギュアは小さめで、置き場所や吸盤の取り付け箇所によっては滑って外れてしまうこともある。フィギュアの種類によってはスマホは横向きにして吸盤を接着することを推奨しているものもあり、実用性はあまり高くない。

フィギュアに付いた吸盤をスマホに貼り付けることで支える仕組み

 しかし、それを補って余りあるのがフィギュアの造形だ。通常、キャラクターもののフィギュアであれば正面からきれいに見えるよう作るものだが、主役機のガンダムはこちらに背面を見せている。それどころか正面には吸盤があって、一部の造形が省略されてすらいる。普通に考えればおかしいのだが、ファンにとってはこれが膝を打つ出来なのだ。

ジャブローにてジムを撃破するシャア専用ズゴック、という名シーンを見事に再現

 作中、主人公の乗る強襲揚陸艦を撃破するため、敵が補給艦に爆薬を満載して突撃してくる、というシーンがある。主人公はガンダムに搭乗しこれを止めようとするのだが、このフィギュアは、吸盤の先のスマホを補給艦に見立て、抱きついて止めようとしている様子を再現しているのだ。その他にも、ファンにとっては一目見て分かる名シーンをうまく利用してフィギュア化している。

旧式なザクIに圧倒される、物語序盤の名シーンだ
「人々は自らの行為に恐怖した」という永井一郎氏のナレーションが思い浮かぶ
これを見た友人は、モノアイカメラの位置が上に行き過ぎてて変、という指摘をしていたが、全くおかしくない、これが正解だと力説してしまった
1/144プラモデルとのサイズ比較。かなりコンパクトだ

 ガンダムのキャラクターグッズであれば、ガンダムとシャア専用ザクというのが売れるための2大定番である。ガンダムはともかく、シャア専用ズゴックというチョイスをしたのは、売れることよりも、スタンドとしての機能とマッチしたシーンを選択したという事であり、その潔さは賞賛に値する。モビルスーツだけでなく、コロニー落としという名シーンまで入れてきたところには度肝を抜かれた。そしてカプセルトイの宿命ゆえ、全6種類のうち5種類までしか集めることができなかった。入手できなかった「俺を踏み台にした!?」も、屈指の名シーンなのでなんとか入手したい所存である。

製品名 販売元 購入価格
機動戦士ガンダム MSモビルスタンド バンダイ 1回200円

(ナカムラ)