本日の一品

iPhoneでワンランク上の撮影ができる「クリップ式偏光レンズ」

「クリップ式スマホ&タブレット用偏光レンズ」

 カメラが趣味で、特に風景撮影が好きな人に馴染みのある「サーキュラーPL(CPL)フィルタ」という偏光レンズ。このレンズを利用することで、青空をさらに青くする、水面の反射を軽減する、ガラスの映り込みを無くすといった効果があるため、風景撮影の必須アイテムとなっている。それと同じ機能を持ったスマートフォン向けアイテムを購入してみた。その名も「クリップ式スマホ&タブレット用偏光レンズ」。そのままである。

 使い方としては、最大10mmまでのスマートフォンやタブレットにクリップ状の本体で取り付け、カメラレンズの前に固定するというもの。ただそれだけである。

挟む力はそれほど強くないため不意の落下に注意したい
タブレットにも装着できるためカメラ付きデバイスであれば大半のものに対応できるだろう

 あとは風景撮影時にレンズ部をくるくる回しつつ、ディスプレイ上の変化を見て、良さげな状態で撮影だ。この「良さげ」というのがとてもアナログチックだが、事実そうなのである。この偏光レンズを回すことで刻々と被写体の様子が変わってくる。例えば不自然なほど青空を「より青く」撮影したい場合や、そうではない場合で回す量が変わってくる。その辺の感覚はデジタルでは味わえない。

 製品に目を向けよう。同梱されているのは、本体とレンズキャップ、それと持ち運び用ポーチである。基本的にはポーチに入れて持ち歩き、撮影する場面で取り出すというもの。

カメラレンズの指紋拭きにもなる専用ポーチ、レンズキャップが付属する

 取り付けは簡単。スマートフォンやタブレットにクリップ部を挟み込むだけだ。レンズ部はその場所が可動するため、よほど内側にカメラの付いたモデルではない限り利用できる。近くにあったNexus7(2013)にも装着できたほか、普段原稿執筆用に利用しているSurface 2にも装着できたため、機種は問わないだろう。

 しかしながら、単純にクリップで固定しているだけなので、ちょっと触れるだけで偏光レンズがずれてしまうことがあった。固定力はそれほど強くないため、思わぬ落下でレンズを破損してしまわないよう注意したい。

 ちなみに、一眼レフ用偏光レンズを良く利用する筆者としては、変化がやや“優しい”印象だ。デジカメ用フィルターレンズでは、最も強く効果を効かせると「青」というよりも「暗い青」となる青空も、本製品をスマホ利用では、「ちょっと青くなったかな」程度である。したがって、極端な変化が望めないのは仕方ないが「少し変化したな」という雰囲気を味わうのに良いオプションレンズだろう。

作例紹介(全てiPhone 5cで撮影)

(左=スマホ用CPLフィルターあり、右=通常撮影)左側の空のほうの青が強くなっており、全体的にメリハリが出ている
(左=スマホ用CPLフィルターあり、右=通常撮影)左の画は水面の反射がやや抑えられているが効果は薄いようだ
(左=スマホ用CPLフィルターあり、右=通常撮影)こちらは空がパッキリと濃い青に変化した。効果は調整できるため自身の好きな濃さで撮影しよう
(左=スマホ用CPLフィルターあり、右=通常撮影)効果がわかりにくいが左側の画は葉っぱの反射が少し抑えられ、鮮やかな緑になった
(左=スマホ用CPLフィルタあり、右=通常撮影)ガラスやアクリルへの映り込みがやや低減されている
あえて濃いめの青に調整すると、都会と空の対比が印象的な画になる
偏光効果をおおよそ半分に調整すると、ナチュラルな青空に
製品名 購入場所 購入価格
クリップ式スマホ&タブレット用偏光レンズ サンコーレアモノショップ 1580円

(布施繁樹)