本日の一品

スマホの落下を防ぐ「オリバー君」の“抱擁力”にぞっこん

「オリバー君」

 男性であれば、胸ポケットからスマホがスルッ、ガシャーンみたいなアクシデントに遭遇している人は少なくないだろうと思う。あるいはトイレにポチャーンという大惨事に見舞われたこともあるだろう。なんとなく油断して、ちょっとでもかがんだりすると、胸ポケットにしまったスマホは容赦なく落下する。

 筆者も、玄関で靴をはこうとかがんだ瞬間にスマホを落下させたことは1度や2度ではない。そのたびに傷だらけにしてちょっと泣くのだ。トイレにポチャーンは今のところまだないけれど、そのうちやらかしてしまう可能性は大いにある。その前にみなさんにもぜひ試してほしいのが、今回紹介する「オリバー君」。絶妙なホールド力でスマホを保持し、取り出しやすさも損なわないアイデアグッズだ。

購入直後のオリバー君

 オリバー君の構造を簡単に説明すると、製品自体はケース状になったプラスチック製フレーム。これを胸ポケットに差し込んでおき、その中にスマホを挿入するようになっている。フレームの上部(オリバー君の肩と首あたり)に布が巻いてあって、さらにその布の中には薄い紙が重ねて挟み込まれている。

 薄い紙というのは、メモ書きに使う付箋と全く同じものに見えるのだが、メーカーに聞くところによると実は特注なのだとか。十分な量の付箋が付属しているので、使用しているスマホの厚さに応じて付箋を増やしたり、減らしたりしてフレームの挿入口の広さを変える。上手に付箋の枚数を調整すれば、スマホをフレームへ挿入した時にほどよくホールドされるようにできるわけ。

添付の説明書はちょっとわかりにくいかも。なので、ここで取り付け方法を詳しく解説しておきたい
オリバー君にスマホを入れてみて、緩さ・きつさを確認したらいったん布を取り外そう
これが付属の付箋
布にあらかじめちょっとだけ貼られている付箋に重ねていく。最初の確認時にきつかった時は逆に付箋を減らす方向に
いい感じに厚みを増やせたと思ったら再び布をフレームに取り付ける
スマホをオリバー君にセット
裏から見るとこんな感じ
逆さまにした時に外れず、スマホを取り出す時にきつすぎなければOK

 オリバー君のフレーム自体も幅64mm以下、厚さ10mm以下のスマホに対応するMサイズと、幅77mm以下、厚さ11mm以下に対応するLサイズの2種類をラインアップしている。ある程度スマホの大きさでオリバー君のサイズを決め、あとは付箋の枚数で調整していけばよい。

 ただ、このままだとかがんだりした時にフレームごと落下してしまう。そこで、付属の固定用クリップを使って、服の裏側からオリバー君のフレームの突起を服と一緒に挟み込む。これでフレームがスマホごとポケットから落っこちることはない。実際に逆立ちしてみたところでもスマホが落下したりせず、それでいてスマホを取り出す時に無駄に力を入れる必要もなし。服の裏に取り付けたクリップが肌に触れてひやっとするかなと思っていたけれど、全然気にならなかった。

服をおもむろに脱ぎ、胸ポケットにオリバー君を入れた状態で裏返しにする
付属のクリップ
これをフレーム裏側にある突起部分に合わせ、服を挟み込む形でパチンと取り付ける
服を元に戻すとこうなる。胸ポケットが小さいので、オリバー君が丸見えだ
スマホを入れてみた
ワイシャツにオリバー君を取り付けて、とりあえず逆立ちしてみたけれど、大丈夫

 使用する胸ポケットは、できればオリバー君がそれなりに隠れるくらいに深いものがいいかもしれない。スマホを取り出している時にオリバー君の体がすっかり見えている状態だと、なんだかちょっと恥ずかしい。それに、小さい胸ポケットだとスマホ挿入時にポケットに引っかかることもあって、あまりスタイリッシュな使い勝手にならない。

ポケットが小さいとこんな風に引っかかることがある。ワイシャツなどの大きめの胸ポケットで使った方がよさそうだ
端末の高さが少ない時、もしくはよりスマホを取り出しやすくしたい時は、かさ上げ用の付属スポンジを使おう

 でも、普段よく胸ポケットを活用している人にとっては、見た目や名前はともかく、お役立ち度はかなり高いのではないか。想像したくもない場所にスマホを落下させて大惨事を引き起こす前に、オリバー君の優しくて安心感のある“抱擁力”に頼ってみてはいかがだろう。

製品名 購入場所 購入価格
オリバーラボ オリバー君 オリバーラボ オンラインショップ 1500円

(日沼諭史)