本日の一品

激安なのに効果抜群!カメラスタビライザーで動画撮影の手ブレ解消

 GoProやソニーのアクションカムを、スポーツではなく日常で使う用途が増えてきているらしい。筆者もGoProを普段から使っているのだけれども、手持ちして歩いたりすると、カメラが軽いこともあってどうしても手ブレが目立つ。

 この問題を解決するカメラスタビライザーと呼ばれる製品が販売されているものの、いかんせん高価すぎる。2万円や3万円、モノによっては10万円前後もする。手ブレ軽減のために数万円以上出すのはどうなのか……。そんな時に見つけたのがSevenoakの「SK-W02」という製品。購入価格6500円という圧倒的な安さである。

カメラスタビライザー「SK-W02」

 Sevenoakは、カメラ関連のアクセサリーを多数製造している香港企業のようだ。スタビライザーについても幅広くラインアップしており、「SK-W02」は1kg以下のカメラに使えるタイプ。アクションカムやミラーレスカメラにちょうどいいクラスだろう。値段は安いけれど、ガッチリしたアルミ製で、作り自体にチープさはあまり感じられない。

カメラの位置を前後に調整可能
重りは180gが2個と280gが1個付属。ネジはカメラの三脚と同一の径・ピッチ
スタビライザーで最も重要になるジンバル部。ここが滑らかに動かないと意味がない
ちょっと動きが渋かったのでシリコンスプレーを吹いてみた

 スタビライザーの構造はわりと単純なものだ。ハンドルの連結部分に重心が集まるよう、上に載せるカメラと、下部に装着する重り(カウンターウエート)の釣り合いを取ることで、前後・左右・斜めへの揺れや回転がカメラに伝わらないようになっている。

 ただ、この釣り合いを取るための作業が難しい。GoProの場合、カメラ本体が軽すぎるので、付属の重り2つをGoProの真下に取り付け、カメラ位置とカウンターウェートの固定位置を微妙に調整した。突き詰めていくと、さらに細かい単位の重りやミリレベルでの位置調整が必要になってくる。持ち方や扱い方のコツをつかむのにも慣れがいるようだ。

何も考えずにセットした状態。これだと揺すった時に大きくふらついてしまう
試行錯誤の結果、重りを2個GoProの下に配置し、カウンターウェートは上の方に移動すると良さそうな雰囲気に

 とりあえず、ある程度いい感じにセットできたところで、試しに撮影してみた。GoPro 2台を左右に構え、1台はスタビライザーなしの直接手持ち、もう1台は「SK-W02」を使って撮影したものだ。

【カメラスタビライザーあり・なし時の比較映像】

 スタビライザーなしの場合は、一歩一歩踏み込むたびに特に上下の細かいブレが発生してしまう。映像をずっと見ていると、どうも目や脳が疲れる気がする。対して「SK-W02」を使った場合は、一歩ごとの細かいブレはほぼゼロ。ちょっぴりヌルヌル感のある見やすい映像になっている。

 デメリットとしては、その重さと、かさばる形状。「SK-W02」とカメラを合わせ、計1kg以上の重量を片手で持ち続けるのは、それなりの体力がいる。そして使わない時に手にぶら下げて持つにしても、どこかにしまっておくにしても、この形状は収まりが悪い。あと、カメラを常に水平方向に保つ構造なので、上下への視点移動の自由度が低いのが難点でもある。

 手持ち撮影するならスタビライザーは必須と思えるのだが、滑らかな映像を撮れるのと引き替えにアクションカムの手軽さが失われることについてどう考えるか、難しいところ。少なくとも腕力を鍛えた方がいいことは確かだ。

製品名 購入場所 価格
Sevenoak SK-W02 Amazon.co.jp 6500円

(日沼諭史)