本日の一品

Livescribeペン用のデジタル付箋紙がとっても便利!

3サイズ各2セットづつのキット販売が基本のデジタル付箋紙

 ちょうど今から2年ほど前に、当コーナーで「世界初! クラウド対応ボールペン”Livescribe sky WiFi Smartpen”」という大げさなタイトルで、生意気にも、来るべきクラウド時代のデジタルボールペンを紹介をさせて頂いた。

 そして、なんと2年経過した現在も、このデジタルペンは筆者の生産性向上を目指す最右翼道具として毎日第一線で活躍中だ。自分で言うのもおかしなことだが、おおよそスマホやタブレットは半年以上使った機種はほぼ皆無、デジタルカメラや腕時計、その他のガジェット類も、その9割近くは実用アイテムではなくコレクションの秘蔵品として残るか、オークションへ送り出すのが日常だ。

 そんな中で2年間もずっと第一線の道具として生き残っているLivescribe社のデジタルペンは私的には脅威の極みだ。

Livescribe社は専用紙と専用ペンによる便利なデジタルペンソリューションの老舗だ

 眼に見えないほど小さなドットが多数プレプリントされた専用紙から作られた専用ノートを使うことが絶対条件だが、先端にCCDカメラを取り付けたWi-Fi機能付き専用ペンで筆記内容を記録・管理する機能は地上のどのデジタルペンも勝てないだろう。昨今はクラウドサービスを併用することで便利さはますます加速してきている。

デジタルペンのペン先のすぐ下側では内蔵CCDカメラが動作して、常にペン先の位置を専用ノートとの接触点から割り出している。
専用ノートの表面を拡大鏡で大きくして見ると座標を表すドット模様が見える

 そんなLivescribe社のデジタルペンで使える付箋紙をWebショップで手に入れた。サイズが異なっても3種類の付箋紙の使い方は同じだ。最初に表紙の中央にある“TAP HERE"という部分を専用ペンでクリックすれば初期設定は終了だ。後は、ただ普通の付箋紙にメモを書くのと同じだ。

 書き終われば予め指定した箇所をデジタルペンのペン先でクリックすれば、その筆記内容はモバイルルーターやテザリング機能状態のスマホなどを経由して自動的にEvernoteのクラウドサービスに送られるという便利の究極だ。

スマホのテザリング機能を使って、デジタルペンのデータをEvernoteに送信
たしかにEvernoteにはアップロードされた
これでとっさのメモもデジタル付箋紙に描いておけば便利な備忘録になる

 このデジタルペンの唯一の不満点は、2年前からずっと計画にはあるようだが、Google Drive、Facebook、Dropboxへの自動アップロード機能だが、未だにそのコマンドエリアをクリックすると「Coming Soon!」と相変わらずな音声で答えることだ。

 筆者のLivescribeデジタルペンは、Sticky Notes付箋紙で活躍範囲がますます広がった。この分だと2年後もきっと使ってるかもしれない。その頃はEvernote以外のクラウドサービスにも対応していて欲しいものだ。

製品名製造元購入場所購入価格
Livescribeデジタルペン用 Sticky NotesLivescribeAmazon.co.jp1522円

ゼロ・ハリ