本日の一品

SNS時代の必須アイテム! “自撮り棒”がまもなく忘年会の主役に

 みなさん、今日もFacebookやInstagramに自分撮りの写真アップして、たくさんの「いいね!」を集めていますか? やっぱりSNSが普及してから写真のとり方が変わりましたよね。キレイな景色、おしゃれな洋服、美味しそうな料理……そういった対象だけを淡々と撮影してきた時代は大昔。いまは自分も一緒に写っちゃおう、というね。そういう雰囲気ありますよね。

 そこで最近、人気を集めているのが自分撮りに特化したアイテムです。なかでもスマートフォンを先端に取り付けられる長い棒状の製品、いわゆる“自撮り棒”(いろいろな呼び名がありますが便宜的にこう呼びます)がブレイクしつつあります。

その正体は「Bluetoothを搭載した棒」

 この自撮り棒、ただスマホをマウントできるだけの棒に見えますが、実は意外と高機能。なんとBluetoothを搭載し、手元でシャッターを切れるのです。好きなタイミングで撮影したり、あるいはパシャパシャと連写したり、もちろん動画の録画・停止だってできます。

自撮り棒のよくある使い方

 さっそく使ってみましょう。まずは本体をシャキーンと伸ばし、スマホとBluetoothで接続します。本体の電源をONにして、スマホのBluetooth設定画面を開きます。製品名が出てきますので、タップするとペアリング完了。とても簡単にできます。IT機器に詳しくない人でもすぐできるでしょう。

これが自撮り棒の本体。先端のスマホ用ホルダーが付いた、伸び縮みする棒です。さまざまな種類が出ていますが基本的にこのような形です
棒の底面に電源のON/OFFボタンと充電用のマイクロUSB端子

自分撮り棒、撮影のコツは?

 カメラを起動したら、インカメラに切り替え。棒の手で握る部分にシャッターボタンがついていますので、スマホの大画面で構図を確認しながらシャッターを押します。自分撮りに慣れていない方は、シャッターを押しっぱなしにすれば連写されますので、適当に動いてみるといいんじゃないかと思います。

スマホとペアリングした状態でこのボタンを押すとカメラのシャッターが切られる
たとえばこんな写真が撮れます。びっくり

 さて、ここまでは基本です。上の写真では棒が見えてしまっていますね。これではいけません、まるで素人です。できるだけ自然に見えるようにするためには、棒を隠しましょう。まるで第三者が撮影したかのように演出したいものです。さらにカメラ目線にならないように、たとえば友人と向き合って話したりするとより良くなります。

右下の男性が自撮り棒を持って撮影しています。自然すぎる!

意外としっかりした作り

 実際にこの棒を持ってみると、ふにゃふにゃしたところはなく、「がっしりしているな」という印象。棒自体にある程度重みがありますし、伸縮する部分もシャキシャキっと動きます。ネタ的な製品に見えますが、ハードウェアとして“しょぼさを感じない”ところが、実は驚きでした。価格が3000~4000円するだけあって、思ったよりも本格的な作りです。

可動部分もしっかり、キビキビ動きます

 縮めた状態はかなりコンパクトで持ち運びはしやすいです。女性のバッグ(もちろんモノによりますが)にも常に携帯できるようなサイズかと思います。ただ、伸ばしてスマホを装着するとそれなりに重みを感じます。片手で持つとずっしりときますので、腕力に自信のない方はしっかりと両手で持つのをオススメします。

ハロウィン、忘年会、そして結婚式の二次会に

 活躍の場は無限です。先日のハロウィンはもちろん、秋の頃に盛んになる結婚式の二次会など、いつもとは違った、自分たちを撮りたくなるシーンには欠かせないアイテムでしょう。ほかの誰かに撮影をお願いする必要がないという気安さは、とても快適。

 会社員ともなると忘年会や送別会などなんだかんだと活躍の場は月に1度やってきたりします。そんなとき、この自撮り棒がバッグからすっと出てきたら……。きっとあなたの評価が上がること間違いなし!?

製品名販売元購入価格
Bluetoothワイヤレスモノポッドホワイトナッツ3000~4000円

narumi