本日の一品

元祖携帯ゲーム機「ゲームロボット」がパワーアップ!

 昔懐かしレトロなおもちゃ「ゲームロボット」が、現代にパワーアップして復活した! 80年代にあった未来志向の分厚いボディに、カラフルなボタンは、レトロで味がある。古いと思うのは大人の感覚で、子供たちにとっては魅力的な新しいガジェットだ。光るボタンを楽しむ感覚は、スマートフォンや携帯ゲーム機では味わえない。電源を入れると、見た目とは裏腹に、予想外にいい音に驚くことだろう。だから大人にとっても子供にとっても”最新のガジェット”として楽しめるだろう。

光る! 音が鳴る! 触ってかっこいい!

 改めて調べてみると、元祖は「ゲームロボット九」は1981年にハナヤマから発売開始。その名の通り、9つのゲームが楽しめるものだった。その後2005年に、ゲームを増やして復活した「ゲームロボット21」が同社から発売。さらに2013年にはゲームロボット25とゲームロボット50が発売された。日本おもちゃ大賞を受賞したことから、このおもちゃの存在を知り買ってみた次第。

 「ゲームロボット50」のゲームの多くが面白い! 無理やりアイディアひねり出して、ゲームを詰め込んだ感じではなく面白い! 具体的に言うと8割以上は面白い(全部面白いとは言わない)! ゲームロボット25を買っては面白さ半減確実なので、ゲームロボット50を買え! ってことですよ。

 多くのゲームに目標があって、達成具合によってゲーム終了時に鳴る音が変わるのだけれど、一番上のファンファーレ的音楽にたどり着くのは、大人の本気でもなかなか難しい。筆者自身5つのゲームでしか、まだこの音楽がきけてない。で、ご褒美の音楽聞きたさに、思わず何度も何度も繰り返して遊んでしまう。

 ではどのようなゲームがあるかというと、大きく「音感ゲーム」「記憶ゲーム」「判断力ゲーム」「推理力ゲーム」「瞬発力ゲーム」「計算力ゲーム」「運試しゲームがある」。例えば四則演算をしたり、連打をしたり、数字を推理したり、音の神経衰弱をしたり。LEDライトとボタンライトだけで、よくもまぁこれほどいろいろ面白いゲームができるものだなと思う。

 子どもがゲームのやりすぎで目を悪くなることを危惧する親御さんにも、画面を凝視することなく遊べる。小学生未満の子供でも遊べるゲームは多く、大人だけでなく子供にもお勧めの一品といえよう。

 ところで、ゲームロボット50には、51番目のゲームが入っている。一切説明がないけれど、これってどんな謎かけだろう。

製品名販売元購入価格
ゲームロボット50ハナヤマ2980円

山谷 剛史