本日の一品

どこでも大きく店開き出来るトレータイプのC2「シーツー」ペンケース

 筆記具のバリエーションが昔とは比較にならないくらい増えた昨今、ペンケースのバリエーションも、愛蔵のたった一本だけを収納するケースから、デスクで使っている全ての筆記具とその関連道具を一気に収納して持ち出せるほどのキャパのあるペンケースまでさまざまある。

アイスの”ホームランバー”そっくりのデザインだ

 加えて最近では、ジッパーを開いた状態でそのままペンスタンドにもなるペンケースも登場してきている。ペンケースの選び方は人それぞれだが、数少ない筆記具でできるだけ軽量、コンパクトに済ませるタイプの人と、出先での柔軟な対応を極めるために、できる限り多くの筆記具を持ち歩きたいタイプの二種類がいそうだ。

 今回ご紹介する「シーツーペンケース」は後者の人のための限りなく理想に近いペンケースかもしれない。

底面は45mmの正方形で長さは185mmほど
ジッパー部分の余裕は収納時にはペンケースの持ち手にもなる

 ペンケースの内部の長方向は約185mmあり、普通の筆記具なら長さは充分だ。そして収納時(ジッパーを閉めた状態)では外形が一辺45mmほどのホームランバー形状となり移動時の携帯もきわめて簡単だ。

 ジッパー部分は開放時に大きなトレー状になるため、余裕を考えて長めに作られている。そしてジッパーを閉めた状態では、その余剰部分は持ち手となって、カバンの中に縦に入れたシーツーペンケースの取り出しを容易にしてくれる。

 ジッパーを開いた状態で、シーツーペンケースは、長さ185mmx幅85mmx深さ45mmの直方体のトレー状になる。トレー状態でさまざまな形状の筆記具を入れてみたがほぼ20本近くは入るサイズだった。

ジッパーを全開すると、めちゃくちゃでかいトレー状のペンケースとなる

 実際に利用する際に、筆記具ばかりを収納するのも不自然なので、筆者は、さまざまな長さ太さの種類の異なる筆記具13本に加え、コンパス兼シャープペンシル、棒状のUSBメモリー、木製の15cmの定規、折りたたみ式の1m定規の合計16アイテムを入れてみたが、まったく問題なくジッパーを閉めることもできた。

 シーツーペンケースのメリットは、大容量だけではない。幅広で深いトレー状の構造が幸いして、収納物の検索、探索が極めて容易だ。一番底に探している筆記具を見つけるのも簡単だ。そして目的の筆記具を指先でかき分けて取り出しても、他の筆記具があふれてトレーから外に落ちてしまうこともほとんどない。

これだけの筆記関連道具が入ってまだ少しの余裕があった……恐るべし!

 シーツーペンケースは、自宅で使ってるのと同じように、できるだけたくさんの筆記具を持ち歩き、出先でもどこでも大きく店開きして、確実に目的の筆記具を選び出して、ストレスなくスムーズに作業したい人向けのベストペンケースだろう。

製品名販売元購入価格
C2ペンケースコクヨ800円

ゼロ・ハリ