フロアモップのお笑い系「カエルのフロアモップ」

都市部に住んでいると、時々空気の入れ替えをやってるだけでも部屋の床は小さな塵や埃で一杯になる。まして自宅にワンコやネコなどの多毛動物と一緒に暮らしていると、床掃除のサイクルは2倍以上必要だと感じる。

鮮やかなグリーンのカエルモップ。床掃除が間違いなく楽しくなる！？

　そんな環境で暮らす、お掃除の必要性を感じている読者諸兄に、楽しく部屋掃除を手助けしてくれるアイテムである「アニマル・フロアモップ」をご紹介したい。

カエルの手は細かな部分のお掃除に威力を発揮する場合がある

　アニマル・フロアモップには、ウサギ（ピンク）、イヌ（グレー）、カエル（グリーン）、ネコ（ブラック）、クマ（ブラウン）の全部で5種類5色のカラフルな動物モップが発売されている。筆者の購入したのは鮮やかなグリーンのカエル。

　いずれも伸縮自在の2段式アームが取り付けられ、使わない時や身近をお掃除する時は多少コンパクトにできるフロアモップだ。伸縮幅は縮めた状態で50cm、最も伸ばすと全長が75cmだ。残念ながら身長170cm前後の筆者がフローリングの床を掃除するには、最長の75cmでも短かすぎるため、多少腰を曲げないと難しい。

　一方、高い場所にある塵や埃を払ったり吸着したりするには適度な長さに調整可能だ。動物をアレンジしたモップ部分はポリエステル製のマイクロファイバーで、小さな埃を気持ちよく吸着してくれる。

ときどき背面（お腹部分）をチェックして埃の吸着状態をチェックする

床掃除は170cm以上の身長があれば前かがみ姿勢になってしまう

目線より上のお掃除は伸縮自在のアームを調整して自在だ

　アニマル・フロアモップをしばらく使って、吸着性能が弱くなってきたと感じたら、先端のモップ部分のベルクロテープをベリベリと剥がしてモップだけを洗濯可能だ。洗濯機に放り込んで洗うより手洗いがおすすめだ。

　動物を散歩させているように床掃除ができるので、かわいらしくて子供にも人気だろう。自宅に遊び好きのネコやワンコがいれば、きっとモップにじゃれてくるだろう。お掃除としての意味があるかどうかは別にして、動物好きにはなかなか楽しいお掃除タイムになるかもしれない。

モップ部分に埃がついてお掃除性能が落ちたら外して洗濯

うちのワンコは、最初遊びすぎて、今はカエルを見ても興味なしです

　アニマル・フロアモップの床に接する面積はそれほど広くはないので、真面目な床掃除に使うとするなら、ちょっと心もとないと思うユーザーもいるだろう。動物モップの部分を利用したお掃除スリッパが商品バリエーションにあれば、接地面積が3倍になってより実用的だろう。今後の商品企画に期待したいところだ。