本日の一品

SIGGよりかっこいい醤油差しボトルで夏を乗り切る!

 本来きわめて大きいモノを極端に小さくしたり、その逆に本来はきわめて小さなモノなのにバカでかくして、違う用途で”大ウケ”の拍手喝采を獲得できたりするモノがある。

いつも行く上野のヤマシロヤで見かけて速攻買い

 前者の代表選手は、多くのフィギュアや鉄道模型、プラモデルなどだ。後者には、巨大な鉛筆などの文房具や腕時計をベースにした壁掛け時計などが思いつくが、前者に比べれば比較的少ないだろう。

 一昨年くらいに流行の第一波があったと記憶しているが、SNS世界の面白動画シェアと同じで、忘れた頃にまた誰かがシェアして再登場してくるおバカ&ウケ系ガジェットもけっこう多い。

 今回ご紹介する“醤油差しボトル”もその代表例だ。筆者も長年愛用しているが、夏になると特に見かける回数が増えるスイスメイドの水筒ブランドに「SIGGボトル」がある。最近では後発の競合製品に追いつかれ追い抜かれしている雰囲気もなくはないが、その伝統と実用性、クールなかっこよさゆえ、多くの企業などのノベルティにも採用されるなど、そのポジションは絶大だ。

今まで愛用してきたSIGGを今年こそ替えようと思った

 そんなSIGGボトルを家に置いてでも、この夏持ち歩きたい水筒ナンバーワンが、かつてはパック寿司やお弁当付属のミニ醤油が入っていた“醤油差し”をオマージュした「醤油差しボトル」なのだ。

 パック寿司の醤油もサカナの格好をした“ミニ醤油差し”から、単なる安物のビニール袋に入った醤油に変貌を遂げた今、ビッグサイズの「醤油差しボトル」の存在は、飲食市場の歴史を伝える語り部としてもきわめて貴重だと言えるだろう。

 容量は500ml。昔懐かしいお弁当のオマケの醤油差しの、なんと250個分だそうだ。本体にはストラップフックが付いていて、付属の専用ストラップで、昔懐かしい水筒のように肩から斜めがけ出来るのだ。

500mlペットボトルの中身が丸々入る

 内部に収納できるのは、基本的にお茶やコーヒーだ。コーラやサイダーなど炭酸系の清涼飲料は膨張するので適していない。健康志向の日本人は多くはきわめてクリアなウォーターを入れて持ち歩くのが定石だろう。もちろん不健康な筆者は、乳酸飲料系の甘くて冷たい系を満タンにしてこの夏を乗り切ろうと考えている。

炭酸系のコーラは入れてはいけません。膨張してコロンとこけてしまいます
バッグに入れるときもひとまずストラップは付けたまま。もちろん、ストラップでショルダー水筒にもなります
製品名販売元購入価格
醤油差しボトルエハラ830円

ゼロ・ハリ