本日の一品

屋内で飛ばせる小さくてキュートなボール型ヘリ「FlyingBall」

 スマートフォンで操作できたり、飛行しながら撮影できるなど、近年のラジコンヘリ、というかドローンの進化は著しい。そんな中、高性能なラジコンとは一線を画すキュートなボール型ヘリ「FlyingBall」(フライングボール)を見つけた。

「FlyingBall」

 FlyingBallは、ボール状の物体にプロペラが付いたかわいらしい外観の屋内用フライングトイ。操作用のコントローラーは使わず、手のひらを本体の下にかざすだけで飛ばせるという簡単操作のラジコンだ

 届いたらさっそく付属の充電用USBケーブルを使って充電し、完了したところでFlyingBall本体の電源を入れる。手に持ってから専用リモコンの電源ボタンを押すと、豪快なプロペラ音とともに空中へ。勢いよく天井近くまで到達し、その後ゆるやかに落下してくる。

充電用USBケーブルと専用リモコンが付属
充電中はランプが点灯。満充電からの稼働時間は7~8分程度

 落ちてきたFlyingBallの下に手をかざすと再び浮き上がり、ある程度の高度に達するとまた落ちてくる。専用リモコンの電源ボタンをもう1度押すと停止だ。慣れてくると、手ではなく腕や肩をかざして飛ばす“ワザ”も編み出せる。さらにコツをつかむと足を使ってリフティングの要領で操れるようだが、足や膝までFlyingBallを引きつけるのはなかなか難しく、しばらく練習を重ねる必要がありそう。

手をかざして飛ばすのが基本だが……
足を使って飛ばすのはなかなか難しい

 小さいわりに力強く飛行するため、筆者宅の6畳の部屋や天井の低いワンルームのオフィスでは少し狭い感じがした。また、飛行中にはライトやエアコンといった部屋の障害物に反応し、あらぬ方向へ飛んだり、壁にぶつかって墜落してしまうこともまれにあった。できれば広くて障害物の少ない部屋で遊びたいところ。

 星、ハートなどの模様や顔のパーツの形をしたデコレーションステッカーも付属しているので、ただでさえかわいらしいボール型ヘリをさらに愛らしい姿に変身させられる。自分好みにデコレーションしたオリジナルヘリで遊ぶという楽しみ方できるわけだ。

種類が豊富なデコレーションステッカー
ヒゲ&メガネでデコレーションしてみた

 かなり小型で軽量ということもあり、風の影響を受けやすく屋外で遊ぶのには不向き。寒くて外に出るのはおっくう、でもちょっぴりアクティブに遊びたい、そんな冬の日にはもってこいの一品ではないだろうか。

製品名販売元購入価格
FlyingBallエレス2280円

佐藤 実