本日の一品

ちっちゃな立方体に“約8つ”の機能が詰まった「WonderCube」

 クラウドファンディングサービス「Indiegogo」にて、3月頃から出資を募集していた「WonderCube」。説明を読んでいるうちに興味が湧き、かつチェックした時にはすでに目標金額を達成していたので、えいやっと出資してみた。8月頃に出荷予定としていたが、製品改良などで延期、12月に入ってからやっと届いた。以前、別のクラウドファンディング発の製品(※関連記事)に手を出した時も発売が延期されたので、クラウドファンディングはそういうものなのかな、と思う。

「WonderCube」
気合いが入った出来の良い化粧箱
特典として専用のケースも付いてきた

 「WonderCube」は約1インチの立方体に、スマートフォンやパソコン向けの機能を8つ搭載する、とうたうガジェット。搭載する機能は、内蔵のmicroUSBケーブル(購入時にLightningも選択できる。MFi認証を取得しているかどうかは不明)を使ったスマートフォンの充電、パソコン・スマートフォン間でのデータのやり取り、緊急充電、microSDカードリーダー、外部メモリ(microSDカードを入れて使用)、スマートフォンスタンド、LEDライト。機能の分類を細分化しすぎている印象で、本当に8つとカウントしていいのかは疑問が残るが、とにかく小さなボディにいろいろな機能が詰め込まれている。

付属のキーホルダーを装着すれば、カバンなどに装着して持ち運べる
小さいうえに重量は実測16gと軽く、モバイル性は非常に高い

 まずはmicroUSBケーブルとして使ってみた。矢印アイコンが刻まれた場所をスライドしてmicroUSB端子と18mm程度の短いケーブルを引っ張り出し、ケーブルと対面に位置する箇所に折り込まれたUSB端子を引き出せば、利用可能な状態になる。

microUSB端子とUSB端子を引き出すとこうなる。変形ギミックはいじっているだけでも面白い
問題なくパソコンとスマートフォンを接続できた

 USB端子の裏側はmicroSDカードスロットとなっている。パソコンとつないでmicroSDカードリーダーとして使ったり、スマートフォンと接続して補助ストレージとして使えるのはなかなか便利。

USB端子がmicroSDカードスロットを兼ねている仕組みは今まで見たことがない。良いアイデアだと思う
microSDカードを認識させるには、スイッチをmicroSDカードアイコンが描かれた側に切り替える必要がある
外出先でスマートフォンのストレージが一杯になった時に使えそう

 スマートフォンスタンドとして使うには、キャップを外すと露出する粘着性のプレートを、スマートフォンの背面にくっつけるだけ。スマートフォン背面がカーブしていたり、重すぎると機能しないことがあるが、本格的なスタンドよりは持ち運びやすいというメリットがある。

盛り上がっているキャップ部分を外し、スマートフォンスタンドとして使う準備をしよ
ZenFone 2だと縦向きでは重すぎて支えきれず、横向きでしか利用できなかった

 microUSB端子を引き出してからカバーをつまんで持ち上げると、見慣れないプラグが見える。このプラグは9V電池用で、セットすればスマートフォンの緊急充電が可能に。9V電池を使う機会はあまりないかもしれないが、コンビニでも売っているので入手はしやすい。

microUSB端子を引き出したうえで、カバーをぐいっと引っ張り上げるとプラグが見える
9V電池をセットし、先述のスイッチを電池アイコン側に切り替えれば準備OK

 1つ1つの機能を利用するには本体を変形させる必要があるので使いにくさは否めないが、常備しておけばいざという時に役立つ。筆者は普段からリュックに取り付けておき、緊急事態に備えておくことにした。割高感はあるが、アイデアの光る面白い一品だ。

ボタンを押すとLEDライトがほのかに青く点灯。光は弱いので、使用する場面は選びそう
製品名 販売元 購入価格
WonderCube Indiegogo 49ドル(プレオーダー価格)

(藤縄優佑)