非利用企業のスマートフォン利用意向~インプレスR&D調査


 株式会社インプレスR&Dが2009年12月に発行した「スマートフォン利用動向調査報告書2010」によれば、法人契約で携帯電話やPHSを利用しているが、スマートフォンを利用していない法人のうち、今後スマートフォンを「利用する」「利用を検討している」「利用する可能性がある」とした法人はあわせて36.4%に上ることがわかった。

 ただし、「すでに利用することが決まっている」は0.1%、「具体的に利用を検討している」は3.7%と、具体的に導入を検討している法人はまだごく一部。現在は「今後利用する可能性がある(32.6%)」という段階に止まる法人が多い。

 業種別に見ると、具体的に検討している法人も含め、利用する可能性がある企業の比率は、「製造業」44.8%や「情報通信・IT関連サービス業」41.3%で高く、「公共団体」で14.0%と低い。

現在は未導入で、今後スマートフォンの「利用が決まっている」、または「具体的に利用を検討している」法人はごく一部に止まるが、「今後利用する可能性はある」とする企業は32.6%で、約3分の1に上る

 非導入企業が興味のあるスマートフォンでは、Androidを搭載した「HT-03A」が27.7%で、iPhone 3GSをおさえてトップとなった。次に「iPhone 3GS」と「BlackBerry Bold」がいずれも22.2%で並び、Windows Mobileを搭載した「T-01A」が16.4%で続く。個人市場に比べ、もともと法人やビジネスマン向けのBlackBerry Boldへの関心の高さが伺える結果となっている。

非利用企業が興味のあるスマートフォン。Androidへの期待が高いことが伺える

 調査は、PCユーザーを対象としたインターネット調査で、gooリサーチが保有するアンケートパネルを対象としてgooリサーチで実施。総務省による企業・事業所統計と、業種別・雇用者規模別・雇用者数構成比で整合するようサンプリングを行ない、2009年9月24日から29日までの6日間にわたって実施。1808の有効回答を得た。

 「スマートフォン利用動向調査報告書2010」はCD(PDF)版6万900円とCD(PDF)+冊子版7万1400円があり、インプレスR&Dの直販サイトで販売するほか、amazon.co.jpでもCD(PDF)+冊子版7万1400円が購入できる。


(工藤 ひろえ)

2010/1/12 06:00