KCCS、6月よりMVNE事業に参入


 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、MVNOの立ち上げ、運用をサポートするMVNE事業を2010年6月から開始すると発表した。

 同社では、au網やウィルコム網を活用したMVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業を展開しているが、そのノウハウを生かし、データ通信サービスを提供するMVNOの立ち上げや運用をサポートするMVNE(Mobile Virtual Network Enabler)事業を開始することにした。

 当初は、UQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAX網を活用した支援サービスが提供される。将来的には、3G網やNGNを含めた固定通信網なども活用していく。

 KCCSでは、同社が提供する認証システムなどを利用することで、閉域接続やプライベートIPアドレスの割り当てなどが行えるため、付加価値の高いサービス提供が可能になるとしている。

(湯野 康隆)

2010/1/22 06:00