ドコモ、FOMA対応電子POP端末向けコンテンツ配信サービス


CTE-001

 NTTドコモは、ネットを介して遠隔からコンテンツの配信や専用端末の管理が可能なFOMA対応電子POPサービス「MobilePOPサービス」を6月28日より提供する。

 「MobilePOPサービス」は、パソコンなどから動画や静止画のコンテンツを配信サーバーに登録すると、FOMA網を通じて電子POP端末へ情報配信できるサービス。FOMAネットワークに対応したことで、スタンドアロン型の電子POP端末よりもCRMなどに活用しやすくなる。

 コンテンツや電子POP端末は、店舗のエリアや売り場属性に応じてグループ単位で管理できる。また、FeliCaリーダーライター搭載の電子POP端末向けに、コンテンツに応じたToruCa(トルカ)を配信したり、携帯サイトへの誘導なども行える。

 「MobilePOPサービス」の導入費用は、1台あたり月額980円。初期費用は無料だが、回線契約時に新規契約事務手数料3150円が必要。通信プランは定額データプランや従量データプランが利用できる。対応端末は、「MobilePOPサービス」専用端末となる「CTE-001」および「GALAXY Tab」となる。

 

(津田 啓夢)

2011/5/23 18:00