パナソニック、Androidと携帯に対応したコンテンツ制作ツール


 パナソニック システムネットワークスは、Android端末および携帯電話に対応した業務用のコンテンツオーサーリングツールを7月11日よりライセンス提供する。

 「モバイルコンテンツオーサリングツール」は、同社がこれまで「MediaArtist」シリーズとして提供してきた携帯電話向けのコンテンツ制作ソフトの最新版。NTTドコモ向け、KDDI向け、ソフトバンクモバイル向け、イー・モバイル向けに加えて、Android端末もサポートされることで、フィーチャーフォン向けのコンテンツと、スマートフォン向けコンテンツが一度の操作で作成できる。また、著作権保護技術としては、マイクロソフトの「PlayReady」を搭載する。

 パナソニック システムネットワークスでは、コンテンツプロバイダーや制作プロダクション、音楽レーベルといった楽曲配信サービス向けにライセンス提供を開始する。今回のツールは、音楽のオーサリング機能とCDジャケットの編集機能などが搭載されている。Web用の映像制作機能などを今後開発を検討していく。なお、ツールの導入費用は各社が採用する仕様によって異なる。

 

(津田 啓夢)

2011/6/1 16:57