NEC、法人向けAndroidタブレット「LifeTouch」に静電タッチ版

　NECは、法人向けに提供しているAndroidタブレット端末「LifeTouch」で、静電容量方式のタッチパネルに対応したモデルを追加し、販売を開始した。

　「LifeTouch」は、7インチディスプレイを採用したAndroid 2.2搭載のタブレット端末。昨年11月より企業向けクラウド端末、あるいは業務用端末として販売されている。これまで提供されてきたモデルは、抵抗膜方式のタッチパネルだったが、6月30日からは静電容量方式のタッチパネルを採用したモデルも販売されることになった。

　静電容量方式のタッチパネルでは、画面をなぞって操作することができ、同社では地図や画像をピンチアウト/インで拡大縮小できたり、ドラッグやフリックといった操作ができるとして、高齢者や子供でも操作しやすいとしている。

　同社では7月7日より開催される展示会「国際電子出版EXPO」に、静電タッチパネル版のLifeTouchを出展する。また、静電タッチパネル版LifeTouchは、ケイ・オプティ混むの宅内サービス「eoスマートリンク」実現に向けた試験サービスで採用される。