NTTアイティ、Androidタブレットで教室単位のICT化を促進


 NTTアイティは、学校向けのICT化支援ツールとして、パソコンとAndroidタブレットを組み合わせた「サイバー先生」を6月15日に発売する。学校などの教育機関向けで、ソフトウェアのみで構成される。パッケージの価格は1学校あたり98万円(税別)。

 今回発売される「サイバー先生」は、教師用パソコンと、生徒用Anadroidタブレットからなる、教室単位などの小規模なシステム向けのICT化促進ツール。教師のパソコンに表示している内容を生徒のタブレットに一斉に表示させる機能のほか、教師用パソコンで生徒のタブレットの表示内容を一覧表示する機能、生徒がタブレットに手書きで入力した文字などを教師のパソコンで取得する機能などを備えている。利用の中心はWebブラウザで、WindowsパソコンとAndroidタブレット、無線LAN環境が別途必要になる。

 同社では、通常の教室でICTを活用した授業が行え、パソコン教室への移動が必要ないとしているほか、ICT教育を複数の教室で同時に行えるメリットがあるとしている。


 

(太田 亮三)

2012/6/11 16:14