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KDDI研究所、リアルタイム映像に手書き文字を重ねて遠隔指示する技術

 KDDI研究所は、AR(Augmented Reality、拡張現実)画像をリアルタイムの映像に重ねて表示できる遠隔作業支援システムを開発した。12月1日から「VistaFinder Mx」のオプション機能として提供される。対応環境はiOS 6/7/8のiPhone、iPadと、Windows 7/8のパソコン。

 価格は、VistaFinder MxのiPhoneおよびiPad用、PC用がそれぞれ1本ずつ含まれる基本システムが19万円〜。AR機能の追加オプション(iPad/iPhoneの2台目用)が10万円〜となる。

 VistaFinder Mxは、高速・軽量でマーカー不要なARエンジンを搭載している、KDDI研究所が開発した遠隔作業支援システム。iPhoneやiPadのカメラで撮影中の映像にAR指示画像を追加し、その後カメラを動かしても指示画像が被写体に追従する。遠隔から手書きにより指示した文字や矢印などが追従することで、作業ミスを削減することができるというもの。

【AR機能を追加した「VistaFinder Mx」】

 同社によれば、こうしたリアルタイムの映像にAR画像を重ねて表示する遠隔作業支援システムの商用化は世界初という。 また高速・軽量化を実現したことで、AR専用サーバーが不要となり、特別なシステム構築なしで、端末とソフトウェアのみで利用できるという。同システムは、11月20日〜21日に東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2014」で展示されるとのこと。

(川崎 絵美)