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富士通、眠気を通知するウェアラブルセンサーを開発

運輸業向けに2月より販売

FEELythm本体とレシーバー

 富士通は、ドライバーの安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm」を2月より運輸業向けに販売すると発表した。3月より出荷される。

 FEELythmは、ドライバーの耳に装着したセンサーから取得した脈波情報などからドライバーの眠気状態を察知し、本人や運行管理者に通知できる。自動キャリブレーションや学習機能により、個人差による精度のばらつきを解消し、より正確に眠気を検知する仕組みも搭載されている。

 眠気を察知すると、ドライバー本人には音声または振動で通知するほか、スマートフォンの通信機能を活用することで運行管理システムと連携させることも可能。

 同社では、バス、トラック、タクシーなどの運輸業での需要を見込み、3年間で7万台の販売していく計画。

運行管理システムとの連携イメージ

湯野 康隆