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土木工事の進捗管理をスマホアプリで、建設システムの「SiteBox」

 建設業向け施工管理ソフトウェアを手がける、株式会社建設システムは、土木工事を進める際に出来形(工事を終えた部分、施工済の部分)の写真を撮って、スマートフォンで管理できるアプリ「SiteBox」を発表した。4月より提供する。推奨端末として、NTTドコモのサムスン製Androidスマートフォン「GALAXY S5 ACTIVE」が案内されている。

 「SiteBox」は、土木工事の進捗状況をスマートフォンで管理できるアプリ。これまでは野外用のノート(野帳)やデジタルカメラで管理していたところ、「SiteBox」を使うことで、撮影した写真の整理や電子黒板への差し込み、出来形の設計値や実測値の入力、帳票の自動作成など、スマートフォン1台で管理できるようになる。

 利用料は1ライセンスで年間1万2960円(税込、以下同)。建設システム提供のデータ保管サービス「KSデータバンク」を利用する場合は10GBで、年間6480円。

 推奨端末のメーカーであるサムスン電子ジャパンでは、営業支援の実施・連携を強化する。

関口 聖