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IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」向けに月額500円~の管理・通信サービス「node-eye」

 アットマークテクノは11日、同社の組込機器向けIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」に対応した運用管理・通信サービス「node-eye」を発表した。2016年1月にトライアル提供を開始し、同年春より一般向けに提供予定。価格はIoTゲートウェイの管理機能と、3Gモバイル通信サービスをセットとして、月額500円~(ゲートウェイを100台利用する場合)。

 「node-eye」は、同社の「Armadillo-IoT」に特化したサービスで、IoTシステム開発者が自前での設計開発やポーティングを行うことなく、センサーなどのIoT機器の継続的な管理環境を整備できる。

 node-eyeで提供予定のサービスは、デバイス管理サービス、データハブサービス、モバイルデータ通信サービスの3種類。デバイス管理サービスには死活監視、リソースモニタリング、リモートコンフィグ、リモートアップデートといった、機器を遠隔で管理するための一通りの機能を含み、2016年1月より順次トライアル提供される。

 データハブサービスはオプションとして同年5月より提供される機能で、各種クラウドアプリケーションとIoTゲートウェイの接続を橋渡しするサービス。モバイルデータサービスは同年1月よりトライアル提供が開始される。インターネットイニシアティブ(IIJ)のIoTゲートウェイ専用3G通信サービスを利用できる。同サービスはアップロード料金が割安な、センサーからクラウドへの片方向通信主体のIoT機器に適した料金設定となっている。

石井 徹