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デジタルサイネージ向けにAndroid搭載の3G対応STB

専用アプリでコンテンツ切り替えもシームレスに

 デジタルクルーズは、3G通信に対応し、動画コンテンツの切り替えがスムーズにできるというAndroid搭載のデジタルサイネージ向けセットトップボックス「ボックス型STB」の販売を法人向けに開始した。「ボックス型STB」をはじめとした機器を一括管理できるサービスも別途提供されている。

 「ボックス型STB」は3Gのデータ通信と無線LAN、有線LANをサポート。3G通信はセットアップされた状態で出荷される。コンテンツの切り替えをスムーズに行えるという専用プレーヤーアプリを搭載する。ディスプレイとはHDMIケーブルで接続し、本体は電源接続で自動的に起動する。内蔵のボタン電池により、起動していなくても1カ月間は日付と時刻を保持できる。

「ボックス型STB」

 同社のデジタルサイネージ向けクラウドサービス「admint」と連携でき、ほかの機器を含めた一括管理やコンテンツ制作などが可能。縦置きのディスプレイにも対応する。

 「ボックス型STB」はAndroid 4.2.2を搭載。1.2GHz駆動のデュアルコアで、メモリは1GB、ストレージは8GB。無線LANはIEEE 802.11b/g/n。3Gは2.1GHz帯、800MHz帯をサポートする。動作保証範囲は0℃~40℃、湿度20%~80%。大きさは93×23×150mm。

太田 亮三