【CEATEC JAPAN 2010】
ドコモ、ぬくもりを感じる「体温ハート」のコミュニケーション


体温ハート

 NTTドコモのブースでは、バイタル情報を使った体感型のコミュニケーションツール「体温ハート」の展示や、同社が2010年12月から開始する予定のLTEサービス「Xi」(クロッシィ)の展示などが行われている。

 「体温ハート」は、ハート型のデバイスを持つユーザー同士で、相手の温もりを感じ合うという新しいコミュニケーションの形も模索したツール。心拍データや端末を握る強さなどが取得可能で、このデータをBluetoothを介して携帯電話から相手の「体温ハート」に情報を送信する。相手の端末には、発光色や温度、鼓動などの表現で、遠くに離れた相手の心理状態などが確認できる。

 通話やメールといった直接的なコミュニケーションではなく、ふいに家族や恋人のことが気になったときや、一人で眠りに就くときなどに使える、存在を感じるコミュニケーションとして研究しているという。

 また「Xi」は、ブースで定期的に説明会を開く形で展開されている。ブースではLTEを使った動画デモなどが披露される。

 このほか、ブースでは、携帯電話を掃除してくれる「ケータイてんけん」サービスや、充電サービスなども用意されている。

説明Xi
ケータイてんけん充電コーナー

 



(津田 啓夢)

2010/10/6/ 16:40