【CEATEC JAPAN 2009】
KDDI、iida最新ラインナップを展示


 KDDIのブースでは、iidaの最新モデルとしてPLY、PRISMOIDの2つの新端末のデモ展示を行なっている。また、両端末と合わせて発表された周辺機器などもケース内で展示され、にぎやかな印象となっている。

  KDDIでは過去にデザイン・コンセプトモデルの展示を行ったこともあるが、今回はiidaの最新モデルを大々的に紹介している。PLY、発売前のPRISMOIDともに実機に触れられるほか、PLYの木製スタンド「PLYWOOD TRAY」、PRISMOIDの和風テイストのケース「SIWA・紙和 携帯電話ケース」もケース内に展示されている。コンセプトモックとしては、動作はしていないものの「Polaris」がケース内で紹介されており、映像で概要が紹介されている。

 新進気鋭のデザイナーが参加するiidaの周辺機器のラインナップでは、ユニークな充電器などさまざまなアイテムをケース内にずらりと並べており、ブースを訪れた人がそのコンセプトなどを質問する様子も見られた。

発売されている「PLY」PLYと同じデザイナーによる木製のスタンド「PLYWOOD TRAY」
PRISMOIDは12月発売予定PRISMOIDと同じ深澤直人氏がデザインする「SIWA・紙和 携帯電話ケース」
PRISMOIDは側面にサブディスプレイを搭載手にした印象はコンパクトだ
コンセプトモックの「Polaris」ケース内で動作はしないものの、作り込まれた細部を確認できる
iidaの周辺機器として新たにラインナップされた製品群

 

 また、「WIN×WiMAX」としてCDMA 1X WINとWiMAXに対応したデータ通信端末も展示されている。9月30日に発表されたばかりの製品で、12月に発売される予定。こちらはパソコンに装着した様子も紹介されているが、動作はしておらず、装着イメージのみにとどまっていた。

 現行ラインナップでは、夏モデルとして発表された端末が紹介されており、「SOLAR PHONE SH002」を光で充電したり、「Mobile Hi-Vison CAM Wooo」で撮影した動画をハイビジョンテレビに出力したりといった、端末の特徴的な機能のデモを交えて紹介されている。

 サービス面では、LISMOをはじめ、EZブック、au Smart Sports、体組成計との連携といった取り組みが紹介されており、それぞれ紹介パネルとともに端末を交えたデモでその概要を知ることができる。

CDMA 1X WINとWiMAXの両方に対応したデータ通信端末。定額制対応端末が「DATA01」と「DATA02」、従量制が「DATA03」と「DATA04」ノートパソコンに装着した様子
現行モデルとして夏モデルのbiblioやSportioなどを展示SOLAR PHONE SH002は充電のデモも
こちらはLISMOの動画サービスau Smart Sportsは体組成計などとも連携できる

 



(太田 亮三)

2009/10/6/ 16:26