【CEATEC JAPAN 2009】
KDDIのARアプリ「実空間透視ケータイ」はTwitter連携も検討
「実空間透視ケータイ」の概要 |
KDDIのブースでは、「au one ラボ」でベータ版として公開されているプラットフォーム「実空間透視ケータイ」が展示されている。提供されているアプリで利用できる使い方のほか、今後追加が検討されている、ほかのユーザーの情報表示やTwitterとの連携機能も紹介されている。
「実空間透視ケータイ」は、6軸センサーなどを利用し、携帯を向けて情報を探したりアクセスしたりできる「空間ブラウザ」プラットフォームとしてKDDIが展開している技術。アプリ「地球アルバム」(β版)では、旅行先などで写真を撮影し、帰宅してから撮影した場所の方角や距離を携帯の画面上で把握できるといった使い方ができ、個人で楽しむツールとして提供されている。
デモコーナーでは、写真や位置情報、コメントといった情報を公開できるバージョンが紹介されており、ほかのユーザーが撮影した写真やコメントを表示できるようになっていた。携帯のカメラを使って目の前の様子に重ね合わせることができるほか、ミニブログサービスのTwitterに投稿したり、位置情報付きのTwitterのコメントを表示できる機能も案内されている。
なお、ほかのユーザーに投稿する情報を公開する機能は10月末~11月に提供される予定。Twitter連携機能については、提供時期は未定とのことだった。
「地球アルバム」(β版)。今後公開予定の最新版ではカメラの映像に合わせて表示でき、ほかのユーザーが投稿した情報も表示可能 |
投稿の公開・非公開が選択可能になる予定 | 現在は提供時期未定のTwitter連携機能。リスト表示も可能だった |
(太田 亮三)
2009/10/7/ 11:05