【2012 International CES】
ノキアがLTE対応のWindows Phone「Lumia 900」を出品


 ノキアは、9日(現地時間)に発表されたLTE対応のWindows Phone「Lumia 900」を出品した。昨年のCESでは小規模な開発者向けブースしか出していなかったノキアだが、今年はWindows Phoneの投入に伴い、規模を拡大したようだ。ただし、Lumia 900はケースの中に飾られており、実機を触ることはできなかった。


ケースの中に飾られたLumia 900シアンのLumia 900。ビビッドなカラーが印象的だ

 Lumia 900はLTEに対応したWindows Phone 7.5のスマートフォンで、米国ではAT&Tから発売される。ディスプレイのサイズは4.3インチで、「ClearBlack AMOLED」と呼ばれる、有機ELを採用している。解像度は480×840。静電容量式のタッチパネルとなり、マルチタッチにも対応する。サイズは127.8×68.5×11.5mm(高×幅×厚)。重量は160gとなる。本体のカラーはブラックとシアンの2色。背面にはF値2.2のカールツァイスレンズを採用した、8メガピクセルのカメラを搭載している。

 UIはWindows Phone共通のもので、タイルを大胆に配した「メトロUI」となる。Facebookなどのソーシャルメディアと深く連携するのも同プラットフォームの特徴。米国では、同端末は、AT&Tの動画配信サービスや、CNNのアプリ、ESPNのスポーツ情報アプリなどに対応する。

質感の異なる同色を組み合わせたブラックLumia 900のスペック

 




(石野 純也)

2012/1/11 17:41