【2013 INTERNATIONAL CES】

写真で見る「Xperia Z」

ソニーのブースでは、Xperiaが主役の1つだった

 ソニーのブースには、7日(現地時間)に発表されたソニーモバイルコミュニケーションズのフラッグシップ端末「Xperia Z」が展示されていた。単に端末が並べられているだけでなく、フルHDのディスプレイや、高性能なカメラ、高音質の音楽といったXperiaの特徴的な機能を試せる内容になっていたのが印象的だ。他の製品とXperiaが並列に並べられ、それらが連携することをアピールするコーナーも設けられていた。

 ここでは、日本で発売予定の「Xperia Z」の詳細を実機で確認していきたい。なお、日本版は仕様が異なる可能性があることにも注意したい。

 「Xperia Z」は、高精細な5インチ、フルHDディスプレイを搭載したスマートフォン。ドットの密度は443ppiと非常に高く、文字や写真などを美しく表示できる。秋冬モデルの「Xperia AX」や「Xperia VL」に続き、映像補正エンジンの「モバイルブラビアエンジン2」にも対応する。

スクウェアな印象になった「Xperia Z」。背面にもガラス素材が使用されている
左側面には卓上ホルダ用と思われる接点が、右側面にはメタルで質感の高いボタンが配置される。防水仕様を実現するためか、イヤホンジャックにもカバーがある
カラーバリエーションは、先に紹介したホワイトのほか、ブラックとパープルの3色となる
「モバイルブラビアエンジン2」で、映像を補正。非適用時と比べると、違いは一目瞭然だ
443ppiの精細さを確認できるよう、比較用のルーペまで置かれていた
カメラのセンサーは新開発の「Exmor RS for mobile」となり、動画撮影中の静止画保存にも対応

 1310万画素のカメラはCMOSセンサーが「Exmor RS for mobile」となり、HDRビデオ撮影などが可能になった。暗い場所での写りも、大きく改善されている。秋冬モデルと同様、自動で最適な設定を実現する「プレミアおまかせオート」も搭載しており、認識できるシーンも増えているという。動画撮影時に、静止画を保存する機能も加わっていた。音楽再生プレイヤーの「Walkmanアプリ」は、「クリアオーディオ+」に対応。原音を再現した、迫力あるサウンドを楽しめる。

「Xperia AX」や「Xperia VL」に続き、「プレミアまかせオート」も利用できる
暗所での写りを確認できるよう、「Xperia Z」がセッティングされていた
あえて暗い場所で撮った写真のサンプル。ノイズが非常に少なく、色味も正確だ
Walkmanアプリからは、「クリアオーディオ+」を設定できる

 CPUは、クアルコム製の「Snapdragon S4 Pro」にあたる「APQ8064」で1.5GHzのクアッドコア。ベースバンドチップはLTEに対応する「MDM9215M」となる。ROMは16GB、RAMは2GB、バッテリーは内蔵式で容量は2330mAh。従来のXperiaシリーズと比べ、機能の高さを追求した1台に仕上がっている。デザインも大きく印象を変え、スクウェアな形状で、素材は両面がガラスとなる。IP57/IP55の防水・防塵仕様でサイズは139×71×7.9mm、重量は146gとなる。OSには、Android 4.1を採用する。

 Xperiaの特徴でもあったユーザーインターフェイスにも、一部変更が加えられた。ホーム画面をロングタップすると、ホーム画面のサムネールが上部に、「ウィジェット」や「アプリ」などのメニューが下部に現れる。画面の追加や、ウィジェットの配置などを、より効率的に行えるスタイルで、ここが従来のXperiaとは大きく異なる部分だ。

内蔵ROMは16GBで、展示機では11GBほどの空き領域があった
ホームでメニューを表示した際の画面レイアウトが、大きく変更になった。どの画面を中心にするかの選択もできる
「Small Apps」は、過去のXperiaから継承する。デフォルトでは電卓などが利用でき、Google Playからのダウンロードも可能だ
アルバムやムービーといった、ソニー製品共通のUIを持つアプリも内蔵する

 このほか、ソニーのブースにはXperiaと連携可能なNFC搭載Bluetoothヘッドセットや、ワイヤレスで動画や画像を自動転送できるNASの「パーソナルコンテンツステーション(Personal Content Station)」なども置かれていた。「Xperia Z」や「Xperia ZL」にもNFCが搭載されており、これらの製品とはワンタッチで連携できる。

「Personal Content Station」や「Portable Wireless Server」といった、Xperiaと連携するNASのような製品も展示
イヤホンやテレビのリモコンにはNFCが搭載され、Xperiaとワンタッチで連動する

(石野 純也)