【2014 INTERNATIONAL CES】

タフネス“キャタピラー”ケータイの新機種

車輪が人の身長ほどあるナゾの重機もあるCAT Phoneのブース

 キャタピラーブランドの携帯電話シリーズ「CAT Phone」は、今回、屋外にブースを構え、キャタピラーの巨大な重機とともに、新製品「B100」の頑丈さをアピールするデモを行っていた。

B100

 B100は防水/防塵/耐衝撃性能を備えた新製品。欧州で150ユーロ(約2万1400円)程度で販売される。スマートフォンではなくフィーチャーフォンで、スマートフォンの「B15」のデザインを踏襲。IP67の防塵・防水性能とMIL SPEC 810Gの耐衝撃性能を備える。バッテリーは1150mAhで最長10時間の通話が可能。3メガピクセルのカメラを搭載する。

側面にはmicroUSB端子

 GSMだけでなく850MHz/AWS/1900MHzのW-CDMAの音声・データ通信もサポートするが、HSDPAは対応せず、データ通信速度は最大384kbpsとなっている。メールの送受信やGoogleマップ(Java版)の表示、Operaのモバイルブラウザ、GPS、Bluetooth、各種メディアファイルの再生、通話時のノイズキャンセリングといった機能も搭載している。

 CAT Phoneは今回、屋外にブースを構え、CAT Phoneシリーズの実機を水槽に投げ込んだり、砂塵の中に埋もれさせたり、素手では触れない温度になるまで電熱器に当てたりするなど、その堅牢性能を体験できる展示を行っていた。

水槽に投げ込むデモ。クッションなどもなく、耐衝撃性も試される。あと屋外なのでかなり冷たい
防塵のデモ。砂だらけにしても大丈夫だけどこのまま通話すると顔も砂だらけになりそう
耐高温のデモ。素手で触ろうとすると止められる。温度は不明だが、金属部品が多いので確かにキケン
こちらは既存モデルのB15。Androidスマートフォンで水に濡れていてもタッチ操作できるチューニングが施されている

白根 雅彦