【2015 International CES】

ファーウェイ、「iPhone 6 Plus」対抗の「Honor 6 Plus」を展示

 CESに合わせた新商品の発表はなかったファーウェイだが、2014年12月に発表された「Honor 6 Plus」を、大規模な展示会では初めて出展していた。同モデルはその名からも分かるとおり、アップルのiPhone 6 Plusを意識しており、ニューヨークのタイムズスクウェアに出した「Not Just Bigger」というキャッチコピーも話題を集めた。これは、アップルがiPhone 6 Plus向けにつけた「Bigger than bigger」を皮肉ったもの。現在は中国で販売されている。

AscendシリーズやHonorシリーズを出展したファーウェイ

 Ascendシリーズを主力にすえるファーウェイだが、中国では「Honor」というブランドも展開。販路をWebに絞り、コストを削減して端末の価格を低く設定している。外観がシンプルなのもHonorシリーズの特徴。ファーウェイとは別ブランドということで、端末には会社名やおなじみの華をモチーフにしたロゴも刻印されていない。

5.5インチディスプレイを採用した、ハイエンドモデルの「Honor 6 Plus」
ファーウェイの別ブランドという扱いで、背面には社名や会社のロゴが一切刻印されていない

 Honor 6 Plusの最大の特徴は、背面に搭載されたデュアルカメラ。それぞれ800万画素となり、これによって後からフォーカスの位置を変更することができる。インカメラも800万画素で、セルフィー(自分撮り)ニーズにも応えた1台になっている。

背面に2つのカメラを搭載
撮った写真のフォーカスを、後から変更することができる

 比較的安価なHornorシリーズだが、このモデルはカメラ以外のスペックも高い。ディスプレイはジャパンディスプレイ製の5.5インチ、フルHD(1080×1920ドット)で、ハイシリコン製のオクタコアCPU「Krin 925」(1.8GHz駆動)を採用する。メモリ(RAM)は3GB、バッテリーは3600mAhとハイエンドと言って申し分ないスペックだ。画面サイズは異なるが、日本でSIMフリーモデルとして販売中の「Ascend Mate 7」に性能は近い。CPUやメモリ、画面解像度などは共通している。

側面には2つのSIMカードスロットがある。ただし、1つはmicroSDスロットとnanoSIMカードのスロットを兼用したもの。横置きでnanoSIMを、縦置きでmicroSDカードを挿せる仕様だ

 発表されたばかりの端末で、米国での展開も検討されていることから、来場者の多くはこのコーナーに集まっていた。また、ファーウェイはHonor 6 Plusのほかにも、発売中のモデルを多数出展。ブースには、日本で発売中の「Ascend Mate 7」や「Ascend P7」に加え、Ascend P7にサファイアガラスを採用したバージョンや、スポンサーを務めるアーセナルとのコラボモデルも展示していた。

日本でも発売中の6インチモデル「Ascend Mate 7」
スリムなミッドレンジモデルの「Ascend P7」も展示。この機種も、SIMフリーモデルとして日本で発売中
アーセナルとコラボしたバージョンも出展
「Ascend P7」サファイアガラスを採用版も用意
背面はガラスを採用した通常の「Ascend P7」とは異なり、セラミックとなる

(石野 純也)